【南仏】鷹ノ巣村エズ
シャガール美術館を1時間程で見終わり、いよいよ今回の旅行のハイライトの村エズ(Eze)。 いや、ハイライトは私が勝手に思っているだけ。 旦那のハイライトはポン・デュ・ガール。子供のハイライトはモナコの自動車博物館だと思う(^^;)。 大体今回の旅行は、スキーのはずだったのに雪ナシで行き場を失い、「もういいや。家でのんびりしようよ。」 という私の意見は聞こえないふりをして、ローマ遺跡を見たい旦那が勝手に計画したのでした。仕方ないのでガイドブックを見て、自分の好みの観光地もねじ込んだのですが、それがこのエズ(笑)。 さてさて、ニースから海岸沿いの美しい道を15分ほど。 海に面した岩山の上にエズの姿が見えてきます。 エズは南仏に多い、山の上にあって城壁に囲まれた村・・・いわゆる「鷹ノ巣村」の中でも最も有名なもの。なんといっても海に面した鷹ノ巣村はここだけ。旧市街は海抜427mの岩山の村で、16世紀そのままの保存状態も良く、とても素敵なところです。(日当たりが良く暖かなエズ。後ろのピンクはブーゲンビリア。) 村内はの道は細く入り組み、坂と階段でできていて迷路状。 車は勿論入れません。 エズも他の鷹ノ巣村も、すっかり観光地化していますが、村内のお店はアートショップも多く、あくまで雰囲気を壊さないように営業しているし、街路灯や壁面を這う植物の手入れも行き届いています。 オフシーズンだったので観光客もそこそこで全ての道を通って歩いて雰囲気を楽しめたのですが、夏場は道が狭いだけにここが人でごった返すとか(^=^;)。 エズ鷹ノ巣村内にはChateau de la Chevre d’Or と Chateau Eza 二つの4つ星高級ホテルがあります(どっちも新婚旅行にもってこいの感じ)。 シャトー・ドゥ・ラ・シェヴル・ドールの方は、村の家を買取り豪華ホテルに改装したもの。行ったときには屋外カフェはシーズンオフで改装中でしたがホテル自体は営業しているようでした。 シャトー・エザの方は元スゥエーデン皇太子の別荘。冬季でもレストランのテラス席営業。日当たりがいいのでテラスもあまり寒くないですが、大きな窓から地中海を見渡せる室内席もあります。このレストランで、素晴らしい景色を見ながらお食事できれば最高・・・ですが、子連れでカフェとしてのみの利用も可です。(シャトーエザのテラス。逆光じゃなかったらもっと綺麗なのに~!) 鷹ノ巣村頂上には熱帯植物園があり、入場4ユーロしますが、眺めは最高です。 お天気も良く、ポカポカあたたかくて、冬とは思えません。 とても恵まれたエズ観光でした。 お昼は鷹ノ巣村内は高いので、下まで降りてきて麓でイタメシを頂きました。お店の名前失念。白いヤギ?そんな感じの名前だったような・・・・? 家族経営で小学生のお子さんもお店のお手伝いをしていました。パスタがちゃんとアルデンテで美味しかったです。●インフォメーションエズ(Eze)への行き方ニースからはバスBeausoleil(モナコ方面)行きの112番。鷹ノ巣村入り口に着く。鉄道だとEzu sur Mer駅から鷹ノ巣村までニーチェの道という名の山道を徒歩1時間以上(^^;)。バスかタクシー利用をオススメ。麓に観光案内所と有料駐車場有。なお、水着姿での観光(をする人がいるらしい)は禁止。