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カテゴリ:ヒーリング系とか
昨日は今まで生きてきた中でも5本の指に入るぐらい、ワクワクする体験をしてきました。その名もソウルボイスヒーリング!
最近、歌いたい欲が高まっていた私。家で一人で歌うのも、一人カラオケも、楽しいんだけど物足りない。ボイストレーニングもちょっと違うし、もっとこう、タマシイの・・・なんて思いながら検索していて、辿り着いたのが亜矢子さんのサイトでした。こ、これはまさに求めていた通りの・・・!ということで、即申し込み。ウキウキしすぎて鼻血が出ちゃう。 ほんわか優しい雰囲気の亜矢子さんに、お会いしてすぐさま気を許しつつ、カラオケBOXへゴー。セッションはカラオケBOXで行われます。事前にフラワーエッセンスの申し込みもしていたので、まずはOリングで「合うエッセンス」探し。 今までいろんなエッセンスを使ったけど、Oリングで選んでもらうのは初めて。「マウントフジ」(これは普通に売ってるやつですね)「日本の植物」「セドナの岩」(この2つは亜矢子さんお手製)の3つのカテゴリから合うものをチェックしたところ・・・日本の植物は指がサクサクと反応して、あっと言う間にブレンド完成。セドナのは反応イマイチだったのでボツ、マウントフジはそれなりに反応したので、そっちも一本ブレンドしてもらいました。 ブレンドしてもらった各エッセンスの解説を読むと「恐れ入りました!」というぐらい、まさに今の自分に必要なメッセージばかり。Oリングで選んでこの結果、にちょっと身震い。かなり効果が期待できそうですぞ! さて、エッセンス選びでぺちゃくちゃ喋りすぎて時間が押してしまいつつ、ここからが本番のボイスヒーリング。前半は亜矢子さんの声で癒される番。私は亜矢子さんに背を向けて座り、背後で亜矢子さんはドラムを叩きつつ歌を・・・ ああ~あ~ああ~ 声でか!!!あまりの衝撃にビクゥ!となり、2センチぐらいソファから浮く私。予想はしてたけど、予想を遙かに超えたでっかい声に全身縮み上がりました。人間ってこんなに大きい声出るんだ・・・。おしっこちびるかと思った。飛び出しそうな心臓をなだめつつ、ぎゃーと叫んで逃げ出したい気持ちも抑えつつ耳を傾ける。あまりのでっかい声に鼓膜はびりびりと震え、頭蓋骨がビビビビビと振動。想像していたような透き通ったマイルドな声ではなく、高いにもかかわらず、激しく力強く野太い声だった。 事前に「誰が歌ってるの?みたいな声が出ると思うけど、こういうの慣れてるみたいだから大丈夫ですよね」なんて言われていた。うんうん、そういうの大丈夫~アヤシイの大歓迎~なんて思ってたけど、これがまた予想を大きく裏切る「誰!?」度。さっきまでの亜矢子さんはどこに・・・?振り向きたいけど、振り向いたらこの世のものでない光景が見えてしまいそうで、ビビリの私は振り向けず。平和な昼間のカラオケBOXが、もはや異次元空間になっている。ドアの向こうから微かに聞こえる誰かの下手っぴな歌声が、かろうじて現実に繋ぎ止めてくれる感じ。怖い。怖い怖い。私はとにかく怖かった。 その怖さは、まだ見たことのない魂の深淵を覗き込むような、宇宙の闇に一人取り残されたような、今まで経験したことのない種類のもの。私の魂は剥き出しになって、丸裸になって、もはや全くの無防備。想像していた「癒し」とはだいぶ種類が違うみたいだった。どちらかというと、かなり厳しい部類の癒し・・・。 突然、それまでの高い声から、今度は地底から響くような低い声に変わる。突然の変化に、また縮み上がる私。もうね、低いって言っても普通の脳みそで想像がつくような低さじゃないですよ。夜中に突然この声が聞こえたら、どなたさまも漏れなく失禁だと思う。もはや全く、さっきまでの軽やかな亜矢子さんの気配はない。私の後ろにいるのは誰・・・!? ビビっていても仕方ないので、なにくそーと気合で、その声に体を任せてみる。あちこち動かしたくなって、揺れてみたり、ねじってみたり。下から上へと、エネルギーが立ちのぼってくる感じ。ふと、背中に亜矢子さんの手が置かれた。それだけでとても安心する。ああ、ちゃんといるんだ、亜矢子さん。見えない何かが歌ってるわけじゃないんだ・・・!(そんなに怖いなら振り向けばいいのにね、怖すぎて振り向けなかったよ) どれぐらい続いたんだろう、その異次元トランス空間がふと途切れ、亜矢子さんが私の前に現れる。ああ、よかった!いたよ、亜矢子さん!もはや放心状態の私。 「ネイティブアメリカンの過去生があるのかな」と亜矢子さん。おお、あると思います、子供の頃からネイティブアメリカンには惹かれまくりだもの。「ネイティブアメリカンの長老みたいな感じの人が来てました。というか、来てます」・・・さっきの野太い声は、その人の声? ビビリすぎてキンキンに冷たくなった私の両手を、亜矢子さんがそっと持って目を閉じた。どうやらそのネイティブアメリカンの人が、イタコ状態で喋るらしい。「何か言葉を言うと思うけど、言葉よりエネルギーを味わってくださいね」ふむふむ、と待っていると「ん~。んん~~~。ぐえっ、げふげふ、こふっ」お、おじいちゃん、しっかり!!「ゴボッ・・・○△※$Ш・・・命の・・・#ж□を授ける・・・」おじいちゃん、声小さくて聞こえませんでした。肉体を使うのが久しぶりすぎたのかしら。(後で聞いたら、命の礎って言ってたみたい)でも何だかあったかくて、かわいい雰囲気だったよ。こういうチャネリング的なものを目の前で見るのは初めてで、しばしボーゼン。 しばらくじっとしていると、亜矢子さんがまた途切れ途切れに語りだす。「お花畑で、福々しい顔の日本人の女の子、2~3歳ぐらいの子が遊んでるのが見えます」どうやらそれも私の過去生らしい。「そばにいるのは、観音様みたいな、やさしーい雰囲気のお母さん。女の子は何の心配もない幸せの中にいる感じ」ふむふむ。全く身に覚えはありませんな。と思いつつ、なんとなくその光景を思い浮かべる。「ある時、えーと・・・お母さんが・・・すごく悪い感じの男の人たちに捕らわれて、暴行されて・・・」殺された?殺されちゃったの?どきどき。「・・・亡くなったみたいです」うわーんやっぱり。でも全然身に覚えはないですな。と思いつつ、しばらくそのまま手を握られながらじっとしていた。 すると突然、体の奥底から「また会えるのかな」という言葉(感情?)と同時に、ぶわっと涙が噴き出してきた。びっくりした。全く覚えもなく、淡々と思い浮かべていたはずの過去のその福々しい私が、瞬間、今の私につながったような感覚だった。 その女の子とお母さんのシーンに覚えはない。でも、私には子供の頃から何度となく脳裏に浮かぶ光景がある。このブログにも何度か書いたけど、私は母親で、幼い子供を猛獣に食い殺されて亡くすのだった。いつも思い浮かぶたび気が狂いそうになり、必死で封じ込めようとする記憶。どう考えても過去生だろうな、とは思っていた。そのシーンと、例の女の子のシーンが「また会えるのかな」の言葉で一つにつながった。 それは、愛する人を突然むごい形で目の前から奪われ、感情が全て凍りつくような極限の苦しみに悶えた私の、それでも微かにつながっている光のような言葉だった。今生ではさよならだけど、またどこかで会えるよね、という希望。 私は昔から、テレビなどの凄惨な事件のニュースを直視することができない。「子供ができたら、子供関係のニュースに胸が痛むようになった」という人は多いけど、私は子供を産むずっと前からだった。残された人の引き裂かれるような痛みに共鳴してしまって、とても正気を保っていられないのだ。だから基本的にニュースは見ないで生きております・・・。 でもその考えられないような痛み、声を限りに泣き叫びたいような、感情を全て殺してしまいたいような極限の悲しみの向こう側に、微かな希望があるのを感じた。辛くても苦しくても、人生は一回じゃない。魂は死なない。望めばいつだってまた会うことができる。できるよね?という気持ち。多分その過去の2人の私は、そこだけに望みを託して何とか生き抜いたんだろう。感情はほとんど死んでしまったとしても。 もしかして、過去にそういう悲しい別れをしてきた「お母さん」や「我が子」と、今生では既に再会してるかもしれないね。鈍い私には誰が誰なのか分からないけど。これから出会う可能性だってあるし。 そんなこんなで、今度はいよいよ私も声を出していく番。亜矢子さんのリードに従って、腹の底から声を出してみる。出したい高さで、出したいままに。これがねー、不思議と、亜矢子さんのとんでもない大きさの声につられて、とんでもない声出ちゃうのよね。首に響かせたり、頭に響かせたり。凝っていた部分が、声のエネルギーでスコーンと抜けていくような気持ちよさ。この部分については、多くを語るまい。とにかく楽しかった、気持ちよかった!時間を30分延長して、最後にはアメージンググレースを(歌詞抜きで)歌って終了。 大声を出しまくったらお腹がすいたので、亜矢子さんと一緒に駅のパスタ屋さんでランチ。(米制限中だからパスタ屋さんがあってよかった)いやー、声出した後の食事はうまい!久々にあんなに食べ物をおいしいと感じたなー。ほんとはいつもこんなだったらいいんだろうなー。 亜矢子さんとお別れした後、カラオケBOXで2時間歌って帰りました。ほんとは全然歌い足りなかったんだけど、夕飯の支度もあるしね。驚いたことに、ポップスの発声がイマイチうまくできなくなってて、いろいろ歌ってみた結果、気持ちよく声が出たのは「もののけ姫」と「アヴェマリア」(シューベルトの方)でした。情念系ポップスが得意だった私はどこへ。地声でギリギリ絞り出すのが好きだった私はどこへ。だって滑らかに朗々と声が出ちゃうんだもの、なんかこれはクラシックの感じだわ・・・。しかしアヴェマリアなんか、結婚式BGMの分類で、画面に歌詞すら出なかったわよ。歌詞わかんないから「ア~ヴェマリ~~~ア、あ~あああああああ~」で歌ったわよ。朗々と。 エネルギー振り絞って、散々泳いだ後のような心地よい疲れ。でも気持ちはここ数年ほんとになかったぐらい、高揚していて。電車を降りて家に向かう道のり、「また会えるのかな」の言葉がまた胸にこみ上げてきて、周りに人がいないのを確認しつつ泣きました。 何だか私の根底にいつもある、世界中の人を呪い殺してしまいたいような強烈な怒り、直視したら死んでしまいそうな強い恐怖と悲しみは、過去生から来ているのかもな、と少し思った。子供の頃は母を失うのが怖くて、寝る前にいつも「ママが死んだらどうしよう」と思っては震えていた。10代になると彼氏に激しく依存して片時も離れられなくなり、たまにどうしようもない事情で離れて携帯がつながらなくなろうものなら、発狂。お医者さんには、不安神経症と言われてました。 あの恐怖は、極限の恐怖だった。言葉ではとても表現できない、魂が崩壊してしまうのではないかというぐらいの。愛する人を失う恐怖。取り残されたら生きていけない、お願いだから置いていかないで、という気持ち。20代になって、その気持ちは消えたように見えた。でもそれは消えたんじゃなくて、抑圧してしまっただけだと最近になって気付いたばかり。この数年、確かに私は魂がヒリヒリするような恐怖を味わっていない。でも同時に、幸せを味わう感性も失っている。麻痺してるんだ。 怖くて向き合えなくて、封じ込めてしまった感情。でもその向こうには、実は希望もあるよ、ということが見えてきました。「また会えるかな」の言葉を思い出すだけで、今はだくだく泣けてきます。ブレンドしてもらったエッセンス飲みつつ、少しずつこの感情を解放していけたらいいな。 そうそう、先日書いた「子供の頃やりたかったことを実現しつつある」の話、ますます方向性が定かになってきました。もう既に話が長すぎなので、この件はまた今度。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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