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カテゴリ:ありがとう
昨日、私が「選べる」ことについてブログに書いていた頃、
おともらちの宇宙人が、似たような(でももっと具体的な)記事を書いてました。 もしかしたら誰かの役に立つかもしれないから、リンクしとくね。 DVについての話です。 ちなみに、私はまさに、宇宙人の話に出てくるところの「子供」。 子供時代、私がママを守らなきゃ!と必死でいい子していた一人です。 自分の子供の部分は、置いてけぼりになって、今も泣き叫んでる。 本当は何も心配せず甘えたかった、でもそんな気持ちに気づく隙もないまま、 押し込めて押し込めて子供時代は終わっちゃった。 今でも時々、調子が悪くなると 「どうして私を甘えさせてくれなかったの!」って 親への怒りが火を噴くことがあるよ。 でも親を責めてもしょうがない。もう終わったことだから。 そうじゃなくて、もう今は、どうやって自分で自分のケアをするか、なんだな。 過去の傷は消えないし、消さなくてもいいんだな、多分。 ただ、「今」の私に愛を注いであげることしか、大人の私たちにはできない。 そうすることで、ちっちゃい自分の傷口は、消えなくてもカサブタになっていくんだろうね。 子供時代から続いてる、自分の感情を抑える根強い癖を、まず認める。 なるべく早い段階で、素直な自分の気持ちに気づくことを練習する。 10代の頃の私は、まさに「愛して愛して愛して愛して!」と 泥沼の依存劇を繰り広げたよ。 もう、薬を飲んではぶっ倒れたり、大暴れして血を噴いてみたり。 最初の恋愛は、そんな感じで、お互いに尋常じゃなく依存し合う関係だった。 ただただ二人とも「愛して!見捨てないで!」それだけのつながり。 これじゃいけない、と決死の覚悟でその恋を断ち切って、 次に出会ったのは、私を愛してくれない人だった。 これはもう、すぐに「違う」と思って、早々に切り上げた。 その次に出会ったのが、例のボーリョク彼氏ね。 これも結局「選べる」の神様が降りてきて、終止符を打った。 で、今度は今の夫に出会って。 最初の頃はやっぱりすごく依存した。 私の心を全てあげるから、あなたも全て開いて見せてちょうだいって。 でも、夫の心の壁はすごく固かった。 そのうち苦しい依存の気持ちが消えて、私はすごく楽になった。 私はもう大丈夫になった、大人になれたんだってその時は思ったの。 でも違った、それは自分でも気づかないぐらい巧妙に 自分の心を麻痺させただけだったのね。 世間に多い、仲良しでもないけど大きな問題も抱えていない夫婦。 お互い別に愛もないけど、まあこんなもんかと妥協して生きてる二人。 そういう段階に達しただけ。 今ようやく、私が練習してるのは、限りなく素直になること。 寂しい時は寂しいよって素直に甘えたり、 疲れたら疲れたよって横になったり。 いっぱいハグして充電したり。 自分のケアを相手に丸投げするんじゃなく、しっかり自分を愛しながら なおかつ相手にして欲しいことは、素直にかわいく(笑)表現する。 難しいんだよー。ほんとに難しい。 全開の依存とか、無関心を装った麻痺とかじゃなく、適度な中道を選ぶのって、 すんごく練習を必要とすること。 泣き喚いてる子供のケアを怠ったまま大人になっちゃったんだもの。 だいたい、自分が寂しいことにまず気づけなくなってるのよねー。 で、溜め込んで溜め込んでしまってから、爆発しがち。 子供にキレまくってみたり。 夫を敵視したり、見下したり。 そうなる前に、こまめなハグ。 「あたしってかわいい?あたしってすごい?あたしってえらい?」 とかむちゃくちゃなこと言いながら、バカみたいにハグを求めに行くのよ。 相手だってキレられるよりは、こんなしょうもない甘えの方が気分いいはずさ。 ちなみに、上に書いた、私が辿ってきた恋愛遍歴は、むちゃくちゃ典型的みたい。 依存→自立(を装った麻痺)と来て、やっと本当に自分を愛するということを学び始める。 そして、自分を愛せるようにならないと、他人を本当になんか愛せない。 あ、依存の段階抜きでいきなり自立(を装った麻痺)の人も多いみたいね。 クールな恋愛ばっかり、相手に心の隙を見せない人。 みんな大なり小なり、ちっちゃい子供の自分を、どっかに置いてきちゃってるからね。 私はちょっと置いてきた率が高めの方かな、ぐらいよ、多分。 そもそも完璧な親なんてどこにもいないんだもの。 みんなどこか大人になれないまま、精一杯「親」をやってるんだもんね。 そんなこんなで・・・ 最近の私、やっぱりこまめなハグを忘れてました。思いっきり。 ちょっと機会を逃すと、すぐ心はガチガチに固まって 「ハグ~?何それとんでもない。かっこわる~!私に下手に出ろって言うの?ふん!」 ってなっちゃうのよ~。 もうね、そうなる隙を自分に与えない。 ちょっとでも心が頑なになりそうになったら、すかさずハグ! 相手の体の、存在のあったかさで、自分のネガを溶かしてもらう。 もちろん夫が目の前にいない時は、おひさまの光だっていいさ。 あったかいもので自分を満たす方法は、多ければ多いほどイイ。 そしていつでも夫に「ありがとうね」って言える気持ちでいること。 自分に、夫に、愛を惜しまないこと。 そこからしか、世界を平和になんてきっとできない。 家族は自分のちっちゃい宇宙なのです。 今日もがんばるぞー。ハグを(笑) そして今はまだ素直になれないけど、 いつかは自分の親に、育ててくれてありがとうって 笑顔で言える自分になりたいなー。 寝る前にイメトレはしてるんだけどね(笑) 私の頑なな心、まだまだしぶといぞー。 そして宇宙人の記事の話に戻るけど。 素直にハグとかそういう次元じゃなく、自分を殴ったり、いじめたりする人と一緒にいる人へ。 その関係をどうこうしようと頑張らなくても、 自分を責めたり考え込んだりしなくても、ただ単純に逃げていいんだよ! 本当に、無理しないでね。 宇宙に一人しかいない自分を、大事に大事にしてね。 いつでも自分が笑顔でいられる道を選んでね。 大丈夫だから!応援してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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