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お墓で New! mamadocterさん

2008.07.10
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カテゴリ:うたうこと
声の世界を探求するのが面白くてたまらない。
まさに水を得た魚、という感じで日々もりもり楽しい。

毎日「声の時間」を作っていると、
日によってどうしても「魂の声」が出ないことがある、ことに気付く。

そういえば先日、山でのイベントの時もそうだった。
前半は全くグダグダで、半数の人が帰ってしまった後半、
やっと火がついたのだった。

だんだん分かってきた。
声は体がゆるんでいる時、
そのゆるんだ体の隅々に共鳴して、ぶわわわーんと広がるのだ。

声がうまく響くということは、
イコール全身のエネルギーの循環がうまく行っている、ということでもある。

声が響けば、魂が輝く。
どっちが先でもいいけど、声をきっかけに魂を輝かすことができたら、ステキじゃないだろか。

「人は親を選んで生まれてくる」という説を私は信じてきたけど、
具体的にどんな理由で私は私の親を選んだんでしょうね、と言うと
今までは「ん~よく分かんない」という感じだった。
が、声を出す喜びに出会って、一つ大きな納得が生まれた。

私の父はものすごく神経質で、とにかく子供の声やうるさい物音が大嫌い。
それは今でもそうだけど、アル中だった当時は、特にひどかった。
そんな環境で、私は息を潜め声を潜め、体もガチガチに緊張させて
とにかく父の地雷に触れないようにそーっとそーっと暮らしていた。
体にしみこんだ緊張は、実家を出てもなかなか抜けるものではなかった。

今にして思えば・・・あの環境があったからこそ、
こうして魂の声をそのまま出せる喜びが、5倍10倍に感じられるんじゃないだろうか。

もし私がとっても自由な家に生まれて
子供の頃から思いのままにワーワーキャーキャー声を出し
ドタバタ暴れて大はしゃぎ・・・できていたら、
それはそれで幸せだっただろうけど
今こんなに「声を出すことが幸せ」とは実感できなかっただろう。

闇がなければ光を認識できないように。
私はいったん自分の魂の声を抑圧し、封印することで
こうして二十数年後、魂の声との「劇的な再会」をする人生を計画したんだな・・・
なんて思う。

そう思うと、あの父が
わざわざ私のためにそんな環境を作ってくれたありがた~い人、
のように思えてくるから不思議です。
いや、どっちみち近年は何故だか父のこと、大好きになってきてたんだけどね。

今まで「生んで育ててくれてありがとね」程度の認識だった親に
具体的に感謝できる項目ができると、
我が子への感覚にも変化が出てくる。

あちこち病んでいて、何だか子供に多々悪影響を与えてしまいそうな自分
を今まで「こんな母ちゃんですまんのー」と思っていたが、
それもまあ、悪影響は悪影響でよろしいじゃないか、という感じに。

今までは「気にしてもしょうがないから開き直ろうぜ」という形で
無理やり開き直り、罪悪感をねじ伏せていたのだけど、
そうじゃなくて、そうじゃなくて。

私が「悪影響」と思っていることこそが
もしかして子供にとって、自分の人生に必要な要素として
わざわざ選んできてくれた部分かもしれないじゃん?って。

あー、そうしたら、そうしたら。
ほんとにほんとに自然体でいいんじゃん。私。ねえ?

ああ、何だかここらへんの心境の細かいニュアンスは
とても言葉では説明できない気がするので
このへんで説明は終わりにしまする・・・。

で、話が大幅にそれたのだけど、そんなこんなで
「魂の声」は体がゆるんでいる時に出る、ということを
深~く実感した私の前に、こんな本が現れました。
じゃーん。



人生と運命を変える声の育て方。
ぐっと来るタイトルじゃないですか~!
パラパラッとめくり「ふんがっ!」と叫び、すぐさま購入。

だってね、まさにその「体をゆるめることで声を響かせる」テクニックが
これでもかこれでもかと書いてあったのですよー。

そして帰宅し、鼻息荒く読み、すぐさまこの著者の主催するスクール
ブレイヴォーパラ(何度言っても舌噛みそう)
に体験レッスンの申し込みを!

そんでもって、今日行ってきたのでした。
んもー、んもー、充実なんてもんじゃない時間を過ごしてきました。
もったいないから内容は書かない。
何だかもう、めくるめく展開にマジで楽しくて倒れそうですよー。





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最終更新日  2008.07.10 23:29:18
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