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お墓で New! mamadocterさん

2008.08.21
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昨日ご紹介しました


ダイエットやめたらヤセちゃった

実は「好きなものを好きなだけ食べることで摂食障害から脱出」
という内容の本は、これが初めてではないのです。
随分と昔から持っているコチラ↓


食べ過ぎることの意味

も、まさしく同じような内容。
(あ、同じ著者の「食べすぎてしまう女たち」もオススメ。
楽天ブックスでは品切れみたいで、表示できませんが・・・)

こちらの本のジェニーン・ロスさんは、吐かない過食症の経験者。
ダイエットと過食を長年繰り返した挙句に
「本当に食べたいものを食べたいだけ食べる!」と腹をくくり、
「あんたそんなに太ってるのに正気?」と
友人たちから白い目で見られつつ、自分の気分に忠実に
こってりブラウニーなんとかスペシャル、とかを食べる日々を過ごします。

レストランに入っても「まさに今食べたいもの」がなかったら
妥協せず他の店に移動。
とにかく今まで恐怖し避けてきた「太るもの」を恐れることをやめ
本当に「今、食べたいもの」を食べることで回復していったわけです。
確か最初は少し太るんだけど、いつの間にやら標準体型になり
今ではすっかりキレイなお姉さん、という感じなのでした。

が、この本は私の「心の友」になりつつ(とにかく心理描写がリアルなのです!!)
実際の回復の助けにはならなかった・・・何故か?

まず、このジェニーンさんが吐かない過食である点。
吐かない過食の人は「食べてもOKなもの」を選んで過食する傾向があるらしいのです。
つまり、過食しつつもどこか我慢している状態。

それに対して私は吐く過食。
吐けるからいいや、と何でも好きなものを食べ放題している。
そんな私にとって「好きなものを食べても大丈夫」と言われても
「ん、既に食べてるし・・・」という感じでもあったし
元々吐かない過食だった彼女に比べ
私には「吐くことをやめる」という点に大きな恐怖感があり
その点については何の励ましも得られなかったこと。

あと、ジェニーンさんは回復しつつも
どこかやっぱり現代栄養学の知識を信じている部分がある感じなんですな。
エネルギー収支などダイエットの常識のウソ、という部分には踏み込んでいない。

なのでこの本を読む限り
「好きなものを食べることで結果的に少食に落ち着き、痩せたんだな」
という感想を持ってしまう。
つまり「食べる量が多いと太る」という思い込み(常識)までは壊してくれない。

その点で、昨日の「ダイエットやめたら・・・」の方は画期的でした。
人間の体は、質・量ともに食事を減らすと必ず太るようにできていること。
そこを明かしてくれたのがとっても大きい!
(あ、こっちの著者さんも吐かないタイプの人、そこは同じなんですけどね・・・)

実は私、モモを育てながら疑問に思っていたのです。
基本的にぽっちゃり体型の彼女、
太る時期と痩せる時期を交互に繰り返して成長してるのですが
なぜかたくさん食べる時期は痩せている!
そして少食な時期は太っている・・・。

これってどういうことなわけー?
人体の謎・・・
たくさん食べる時期はタテに伸びる方にエネルギー使ってるのかしら?
なーんて思ってたけど、この本読んで謎が解けた感じです。

とりあえず「吐かずにいる」ことにどこか恐怖感がぬぐえず
実は大した過食でもないくせに(食べる量はほとんど普通)
特に夕飯となると吐かないと不安になってしまう私・・・

島での「強制吐かないライフ」もいつしか不安に押し潰されたわけだけど
この本を読んで「本当の本当に大丈夫なんだ」という確信を深めました。

私は実際、1年間過食が治っていたこともあるわけだし
体感としては「好きなものを好きなだけ食べても別に太らない」
ということを知っているくせに、どうもそれを信じてあげられなかった。
「本当はやっぱり、食べ過ぎたら太るんじゃないの?」
とどこか常識の方を信じようとしていた。

この本がそこらへんのカラクリを詳細に説明してくれたおかげで
やっと自分の体感を、確信に変えることができました。
皆さん、体感としては知ってると思うけど「カロリー収支」って絶対ウソだよね!!

私の体感としては・・・
激しい運動をして何キロカロリー消費しようと、
それが全然楽しくなかったら、エネルギーは消費されない。
単に「疲れる」だけ。

ところが大して激しい運動じゃなくても、
それどころか座りっぱなしで頭しか使わなくても
「本当にやりたいことを楽しんでやっている」時
その人のエネルギーはぐるんぐるんと気持ちよく循環する。

このブログでも何度か書いた
「行動の内容に良し悪しは別にない、本人が楽しいかどうかだけが問題」
という話なわけですが、そこを太る痩せると絡めて考えたことはなかったなぁ・・・
でもそこがはっきりと結びついたのです、あの本で。

そうかー、やりたいことやって
楽しく暮らしてれば痩せるんだー。
そして同じように食べたいものを食べて
楽しく暮らしてれば痩せるんだー!

「我慢」はエネルギーを滞らせる。
それこそが肥満なり病気なりを生み出していく。

私の過食は、さっき書いたように大した量でなく
単に私が信じる「これぐらいならOK」の基準を
質量ともに多少上回っていただけであり、
さらに吐くと言っても食後数時間を経過した時点・・・
つまりほとんど消化してしまった後。

完全に「気分だけの問題」
ただ単に「吐いたから大丈夫」という謎の暗示を自分にかけたいだけ、
だったことは自分でも薄々分かってたのだけど・・・

島での生活で、いつもと同じように好きなだけ食べ
(つまり今までの自称「過食」と同じ食べ方)
なおかつ吐かず、に暮らしていても
私の体重は全くビクとも変動しなかったのでした。

今までだって、吐く前提の時は好きなように食べていた・・・
吐かない時は少しだけ遠慮がちに食べていた・・・

その遠慮をやめ、吐くのもやめればいい、
それで大丈夫なんだー!

ひゃっほう!もう何だって好きなもの食べちゃうぞー!
と盛り上がった今日、
作るのめんどくさかったのでデパ地下で揚げ物やお惣菜数点を買い
ごはんと味噌汁だけ作って夕飯。
「さあ好きなだけお食べよ自分」と張り切って食べたものの
むしろいつもより少ないぐらいの量で「もういいっす」状態でした。

セーブしなきゃ、という意識こそが
私にちょっぴり多めに食べさせていた模様。

いやはやー。
何だか私、もう大丈夫な気がしますよー。
とか言い切らない方がいいかしらね?





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最終更新日  2008.08.22 02:13:59
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