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カテゴリ:ヒーリング系とか
さてさて、おととい受けたステキヒーリングの2回目、
今回からインナーチャイルドセラピーというやつに入りました。 初回は誘導瞑想でハイヤーセルフと話したりしたんだけど 今回はインナーチャイルドに会いに行くの巻。 今後シリーズものとして、気が済むまで続ける予定です。 というか、ある時点で必ず「卒業だな」という時が来るらしい。 さて、以下、今回の誘導瞑想の内容、スペシャル簡略版。 はじめに「体の中の、チャイルドに会いに行く」ところを想像すると 私の場合、胃のあたりから細い白い内臓っぽい道をくねくね通る感じに。 ふかふかで、粘膜っぽくて、でも真っ白で明るいトンネル。 そこを通って鍾乳洞のようなスペースに着くと・・・ 私を待っていたのは、セミでした。 床も壁も天井も真っ白な、ふかふか内臓鍾乳洞。 その床の一部が盛り上がって、椅子というか玉座のようになっていて そこにエラそうに鎮座するセミ。 セミは羽をぶぶぶぶ震わせながらじっと座っている。 こ、これ、インナーチャイルド・・・? 普通にリアルに気持ち悪いですけど・・・? でも一応、声をかけて反応を見る。 するとセミ「背中がー、かゆいんだよねー」 すごいダミ声。超やる気ない感じ。 しかしこれはチャイルドの策略だと判断。 こいつは、ふざけてる。私をからかっている。 その実、こんな気持ち悪い姿でも受け入れてくれるか、本当はドキドキしてるはず。 そしてきっと素直に「触って」って言えなくて「背中かいー」とか言ってるんだな。 気持ち悪いけど、セミの背中を掻いてやる。 セミ、「あ゛ー」とかいって気持ちよさそう。 するとそのうち、セミの表面がつるつる滑らかになって プラスチックでできた、なだらかなセミ型のカタマリのようになった。 何じゃろこれ、と途方に暮れつつそれを手に抱えていると それはだんだん透明になって、何だかまるで巨大なグズベリーのような 透き通る緑色の、ぷにょぷにょした風船のような形になった。 中にはたくさんの血管が張り巡らされ、 真ん中には心臓がドクドク言っていて、 何かこうイクラのような魚卵系の、生命を感じさせる物体。 私はちょうど寝パイをする時のような格好になって (実際ベッドの上で体を横向きにして) 胸のところにそのプヨプヨを抱えて、かわいがってみた。 しばらくそうしていると、プヨプヨから4本の手足が生えて・・・ 出てきたのはなんと・・・ ポニョー! えーと、映画を観た人は分かると思いますが 魚のポニョじゃなくて、手足が生えた方のポニョです。 ポニョの絵は難しいので勘弁してください。 で、ポニョが生まれた(?)瞬間、なんと私は泣いていた。 何と言えばいいんだろう、うまく説明できないけど。 あの映画を観た時、なんで私があんなにだくだく泣いてしまったか、 全てが腑に落ちた感じ。 映画を観た時、ああ何だかハヤオちゃんはすごい境地に来てしまった、 という感じがしたのだけど・・・ あの映画は私にとって、世界の、人間の、生命の全肯定だった。 そしてポニョは私の中にもいる、たぶん誰の中にもいる、 ただ「好きか嫌いか」「こうしたいから、こうする」だけで動いている 生命そのものの子供だった。 善も悪もない、ただ生きていることが楽しい、 そういう単純な生命のエネルギー。 街を沈めてしまうほどの荒っぽい力も持っていたりするけど そこにも善悪はなくて、あの映画はやっぱり「全肯定」な感じなんだよねー。 で、フジモトは対極の、全てを計算して悲観して、ごにょごにょめんどくさい これまた誰の中にもいるであろう「大人」・・・ いや、「中にいる」じゃないな。 表面に出てるのは、大部分フジモトだ、みんな。 誘導瞑想で、私の中の「ポニョ」が出てきた。 それは単なる象徴で、私に分かりやすいようにポニョの姿で出てきただけで 本当はただのエネルギーなんだろう。 私の中の、奔放で自分勝手で、でもかわいらしい生命のエネルギー。 ポニョがあんまり全開の笑顔で笑うので、 私はもう泣けて泣けて仕方なかった。 ポーンと手足を生やして、はじけるように生まれてきたのも泣ける。 帰り道、時々ポニョを意識しながら帰った。 ポニョはおんぶをせがんで、背中で眠ってしまったりした。 いつか私自身と、このポニョが統合されて 私がまるごと生命力に溢れて暮らせる日が来るんだろうか。 それがこのセラピーを「卒業」する時なのかな。 ひとつ言えるのは、 私はこの、自分自身のポニョと対峙することすらできていないのに そりゃーリアルポニョな人たち(モモ&眞手)の面倒見るなんて 100年早いよなーということ。 まだまだそっちまで手が回りませんよ。ごめんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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