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カテゴリ:摂食障害・たべること
24歳かそこらの時
ホメオパシーでモルヒネのレメディを処方されて 数日であっさり過食が止まった。 あんなに苦しんだ過食嘔吐、解放されて嬉しいはずなのに いやもちろん嬉しいのだけど 何か腑に落ちないような「こんなもんなの?」という気持ちが拭えなかった。 思ったほどの高揚感がなかった。 今にして思えば、私はずっと過食が治ることだけを夢見て生きていた。 過食という「問題」が消えた時、そこには何も残っていなかった。 あの、過食が止まっていた1年間 あれは「止まっていた」だけで、決して克服したわけではなかったんだ、と今は思う。 モルヒネのレメディが食べることへの恐怖感をほとんど取り除いてくれたけど 摂食障害を起こしていた根本原因は、そこではなかったんだよねー。 だから子供を産んでストレスに耐えられなくなった時、再発した。 止まった時も何で止まったのか、 「レメディで止まった」としか言いようがなかったし 再発した時も、どうしたらまた止められるのか見当もつかなかった。 そして再び暗闇をさまよう日々・・・という感じ。 それにしても特に眞手を産んでからのあの暗闇っぷりは壮絶だったけど! 「あ、私・・・今ヒトとして底辺のところにいる」と思ったもんなー。 今、やっと、 摂食障害を引き起こしていた自分の心の癖、考え方の癖、生き方の癖 をしっかり把握して、今度こそ克服したと言えるんじゃないかなー と思ってます。 今回、症状が出なくなってからもしばらく、不安はあったのね。 食べることに関して。 やっぱり微妙な恐怖感は拭えないし、葛藤もあったりしたし。 でも、何だかそういうのも消えちゃいました。 そんな不安の正体も、しっかり見破ったって感じ。 さよなら過食症!もういらなーい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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