便秘症をすっきりしたい「原因編」
たかが便秘と侮る無かれ人間の腸内には、天文学的な数の善玉菌と悪玉菌がバランスをと保ちながら存在しています。ところが便秘になるとバランスが崩れて悪玉菌が優勢になります。悪玉菌は、腸内にたまった便を腐敗させ、その結果、有毒ガスが発生します。この有毒ガスはガンを引き起こすほか血流に乗って全身に回り、頭痛、めまい、肌荒れなどを起こしたり、免疫力を低下させて感染症を起こしたりします。悪玉菌は腸内にとどまらず、全身に悪い影響を及ぼすというわけです。便秘を解消し、腸内の菌のバランスを保ちましょう。あなたの便秘の原因は?★偏食油分や脂肪分のとりすぎは悪玉菌を増加させる。肉類は良く食べるが野菜は余り食べない・・・といった偏食を続けると、便秘になる。★朝食をとらない朝、胃が空になっているときに食事を取ると、反射的に腸が刺激され便をおくりだす。朝食を抜くと、胃腸が動かず、便が出にくくなる。★腹筋が弱い運動不足の人や、痩せている人、高齢者は、腹筋が弱くなっているので、便を押し出すための腹圧も足りない。そのため、スムーズに排便できず便秘になりやすい。★排便を我慢しがちトイレに行きたいのに、忙しいからと我慢してしまうのは禁物。我慢する癖を付けると便を送り出す働きが弱まってしまい便が出にくくなってしまう。★ダイエット極端に食事量を減らせば、当然便の量も減ってしまう。便が出ないと悪玉菌が優勢になってしまうので、便秘を招くような不健康なダイエットはしない。★市販の便秘薬をよく飲む便秘を解消するために、市販の便秘薬に頼っていると、自力で便を出す力が失われてしまう。便秘薬は、医師の指導のもとで合うものを適量処方してもらうといい。★ストレスを感じやすい睡眠不足や疲労、仕事や人間関係などによるストレスは、大腸の働きにも悪影響を与える。腸内細菌のバランスが崩れ、便秘や下痢を起こす。