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カテゴリ:遊ぶ
27日に奈良へ行きました。正倉院展の招待券を頂いたからです。
「駐車場はありませんので、お車でのご来場はお避けください」と書いてあったのに、車で行きました。ショータンは、飛行機に乗るとき以外、電車バスでは何処へも行かないのです。 道路は、京都へ行くよりはずーっと空いていました。近鉄かJRの奈良駅の駐車場に置いて、バスで博物館前まで行けばいいと思っていました。 JRの駅の前はすーっと通り過ぎました。近鉄の駅前には駐車場がありませんでした。 大勢の人たちが、博物館の方に向かってぞろぞろと歩いていました。昔住んでいたら、よく歩いた道です。優雅な日本建築だった県庁は、似ても似つかぬ建物になっていました。“P”のマークはそこここにありましたが、どこも満車でした。県庁の駐車場がましだというのに、通り過ぎました。大仏殿の駐車場もパス。公園の駐車場は「500メートル先」と書いてありました。 「500メートルも歩くか?」 行ってみました。「満車」。 でも駐車係りのおじさんは、「入って並んでろ」と合図しました。「いくらですか?」 「1000円です」 入ったけど、「やっぱりやめとこ。1000円も払ろて500メートルも歩けるか」とUターンしました。博物館の周りを広く1周して、「お前降りて行っといで。」 ショータンは例によって、帰る気です。奈良公園ではぐれたら絶対に会えないと昔から言います。 「とにかく、昼食べよか」 簡単に言うけど、この辺りに食堂はありません。大きな建物の中か、裏の通りに行かないと。さっき通った文化会館の駐車場の『満車』表示がフラッシュしているのが見えました。掛かりのおじさんが出て来て、看板を横へどけました。 「行けますか?」 おじさんは、地下駐車場の入り口を指してなにか言いました。私には聞こえなかったけど、ショータンは地下へ降りました。「1000円札以外は使えません」と書いてありました。何処でも1000円なのでしょう。 クルマを置いて外へ出て、文化会館の玄関から入って食堂へ行きました。お客は5人しかいませんでした。 私はカツカレー、ショータンはホットケーキとホットコーヒーを頼みました。 予想通り不味いカツカレーでした。どうしたらこんなまずいものが作れるのか、判りません。ホットケーキも……色を見れば判ります。12時を10分過ぎていました。見回すと、テーブルは全部ふさがっていました。ここの食事が美味くなることは、もう絶対にありません。 外へ出て、道路を渡って地下道を通り、博物館目指しました。 博物館の玄関は閉まっていて、裏へ回ると、小学生が大勢並んでいる所がありました。「仏像展」と書いてありました。 「正倉院展の方は、もう行かれました?」 「いいえ」 「では、ここの券残しておきますから、帰りにまたここを通ってください」 仏像展の券は千切ればいいのに、言っていることがよく解りません。 --------続く-------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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