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カテゴリ:国とか社会に対する考え(報道を受けて)
日曜日の午後のひと時、我が家では、たかじんの「そこまで言って委員会」で盛り上がる。
今日は、時の人 元防衛省事務次官(だったかな)守屋さんのことで物議をかもした。 名前は既に追憶の彼方となったが、やはり防衛省官僚で居られる方が出演された。ぶっちゃけの話を披露下さったが、そこから見えてきたものは、住む世界が違い立つ位置が違えば、何をどう説明しても理解されることは決してないと言うこと。 立つ位置の違いがこうまで思考回路を違わせてしまうのか・・・・・・。彼曰く、防衛省が石油を買う時に商社を通すことは、何一つ問題になる要素は無いと言う。なぜなら、防衛省そのものが存在意義を憲法で認められておらず、それでも国として立ち上げている組織だから、そこに配分される金を何にどう使おうと、文句を言われる筋合いなど無いと言うのだ。 絶望と言うか、それを通り越して、むしろ、日々、電波に乗り届いてくる国会などでの議論を滑稽であるとさえ思えるほどの悟りが開けた。 血税を無駄遣いしないよう、やれ1円からの領収書をつけるだのなんだのと法律を作るが、作る方はそう言う法律が出来ると「損」をする方ばかり。そうする必要性を感じてはいないのだから、どうして、正直に自分の首を絞めるような法律をる苦労はずが無いじゃありませんか。多くの国民のために自分の首を絞めるような国会議員ばかりだったら、現在のこの日本は存在するはずが無いですよ。 自分可愛いものが旗を振る国だから、その下にいる者達も同じように自分可愛いだけの考えに走る。これは仕方の無いことです。言ってみれば、ある家庭の親が非常識ならば、その家の子も非常識に育つ。余りの当然といえば当然の理論ですね。今頃こんなことに気づく私は、苦笑するしかないです。 ところで昨夜、中国の小学校(3年生)で学級委員を選ぶ選挙を追った番組が某国営局で放送された。二人の男の子と一人の女の子。三つ巴の戦い。 一人は今まで何年か学級委員長をしてきた男の子。一人はちょっと泣き虫だけど、正義感が強く、独裁者よろしく振舞う今までの委員長にクラスを任せられないと立候補した男の子(成成)。女の子は・・・・・。 演説は勿論、ディベートまがいのことまでやっていた。親の力の入れようが違う。って、何と違うかと言えば「我が家」と違うわけで、親が演説の原稿を書いて練習を聞く。そしてアドバイスとする。熱心と言えば熱心だがどうなんだろう・・・・・・。 最後の演説会で成成が、今までの委員長は何かといえば暴力に訴え、それが独裁者たる所以だと説き、多くの賛同の拍手を得た。この時点では、今までの委員長は分が悪かったが、最後の最後に皆にささやかなプレゼントを配った。 投票の結果は、確か、成成が八票、女の子が五票、そして今までの委員長が二十五票と言う大差だった。 だけど、あれって選挙違反じゃないの?先生、何も言わなかったけど、ものを配るって選挙違反でしょう。モノで釣るなんて卑怯!最悪!!!成成は大泣き。女の子もいつまでも泣いていた。もし、私が先生なら、選挙違反を取って二位の成成を当選とするだろう。 韓国からは、いじめ撲滅運動の番組。いじめを目撃したら先生に報告する。すると最高5点までが服装違反や遅刻などで減点された点数にうべ合わされると言う仕組み。マイナスが少なく、さらに報告で点数を稼いで30点になると皆の前で表彰されるのだそうだ。 まず、何がいじめなのかを子供たちに教えると言う。それはとても大事なことかもしれない。大人の目から見れば、それがいじめであることは一目瞭然だが、物を知らない子供に自分がやっていることがいじめだと理解できるとばかりは言えないと思う。借りに判っていても、改めて何がいじめですと伝えることは本当に必要な気がする。 一人娘を四年間のいじめの末自殺で失った両親が泣いていた。でも、4年間もひどい状態が続いていながら、どうして気づいて上げられなかったのだろうか。私にはその方が大いなる疑問だった。 韓国でこのようにいじめ撲滅運動に火を点けたのは、やはり我が子がいじめを受けそれに対してきちんとした対応を得られなかった一人の母親の市役所の掲示板への書き込みだったと言う。 さっきの税金の無駄遣いなどの問題でも同じだが、やはりそれを問題として取り上げるのは、「被害者」なのである。しかし、それに結論を出すのが多くの場合加害者サイドであるので、いつも良い結論、正しい結論に導かれるとは限らないと言うのが、本当に悲しい現実だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月28日 21時50分29秒
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