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テーマ:中学生ママの日記(17698)
カテゴリ:子育て/家族/夫婦なんかのこと
PTA副会長をしている息子の中学校で、これは広島県限定なのかそれとも全国的になのか、11月初旬が「学校へ行こう週間」に指定されていて、その関係で学校を挙げてのPTC活動が実施された。娘が通った数年前と、息子が入学した去年はそんな行事が行われていた記憶すらない不真面目な親。今年とて、仕事は山積み。会社にいればせねばならぬことは尽きないが、半日のことではあるし、何より、副会長をしているのだ。サボるわけには行かない。 PTC活動に先立って、日本を美しくする会に関わっていらっしゃるある方が講演をされた。掃除が如何に有益なものであるかと言う話。かのタケシ師匠(北野タケシ氏)も、あるTV番組で、ここまで来れたのは掃除を続けてきたからじゃないかと言う気がしていると語ったそうだから、掃除を実行すると言うことには、何か魔力?!があるのかもしれない。 DVDを観たが、中学校くらいの子供が裸足でトイレ掃除をしている。しかも素手で!考えられない世界だ。そして、インタビューは幾らか脚色してはあるのだろうが、いわゆる日本の若者らしからぬことを言う。何か、信仰的なものさえ感じる。 講演とDVDが終わり、各クラスの教室に分かれて掃除場所の分担を伝える。我が子は新館二階の男子トイレ。・・・男子トイレぇ~~~、なんて言ってられない。指定の場所へ行くと、担任の先生が率先してまず、裸足に。え゛~~~! 我が家のトイレさえ極めて合理的な手早い掃除を、極めて低い頻度でしか実行しない私が、学校のトイレを裸足で素手で、掃除するですってぇ~~~!でも…、でも、息子たちが見ている。生徒は三人。小便器が2つ、大便器が1つ。丁度3人にそれぞれマイ便器があてがわれている。そんなわけで便器は中学生が、その他のところを保護者がと言う分担で掃除を始めた。 最初はこわごわと言うか、一定の距離を保って、当たり障りの無い掃除をしていたが、先生からもうるさく言われ、親からも言われるうちに彼らは観念したのか、前向きに便器を磨き始めた子供たち。 私たちが中学校に通った頃のトイレに比べ、水洗になってはいるし、日々の掃除も行き届いており、使い方も節操があるのか、比にならないほどクリーンではあると思った。けれど、目を凝らしてみれば、まだまだ磨くべきところはあった。蛍光灯をはずして掃除をしていると、あれはメディアの人だったか、 「日本を美しくする会」へ参加されている方があるのですか? と仰った。なんでも、日本を美しくする会では、トイレの掃除はまず蛍光灯から始めるのだそうだ。 私たちはたまたま、蛍光灯が黒ずんでいて、その汚れを拭き取るため、今まさに身長がぐんぐんと伸びている男の子たちがその身体能力を惜しみなく発揮して天井に手を伸ばし、蛍光灯を取り外したり付けたりする姿にうっとりとしたかったから、蛍光灯の掃除に至っただけだった。 数日前から急に気温が下がったところなので、素足が水に濡れるのはいやだな・・・とか、寒くなったから素手に洗剤が触れると荒れちゃうなぁ…とか思ったけれど、やりだしてみると、掃除をする方が一生懸命になってしまって、それに、真冬ほどの冷たさもなくて、1時間20分はあっという間に過ぎ去り、余すところなく掃除しつくしたと言う感じだった。 あんな場面で、息子には先に立って率先して掃除をするような人物であって欲しいと思うけれど、理想と現実には多少のずれがあり、それでも、最終的には、彼も両手にスポンジを持って便器を磨き、マイ便器をピカピカにするという実績を残した。帰宅して感想を聞くと 「やっぱ、綺麗になると気持ちいいよ。」 と素直。さて、これから、まかり間違っても家の便器を磨くなんて期待できないだろうけれど、公の場所であるところの学校で、自分よりみんなのために、せっせと掃除に勤しんだらいいんじゃないの?と思う母でありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月03日 20時45分10秒
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