[子育て/家族/夫婦なんかのこと] カテゴリの記事

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• 第８９回全国高校サッカー選手権大会　広島県予選　組み合わせ　決まる

  　去る１８日(日)　予選トーナメントの抽選会がありました。って、｢私｣じゃなく、高校２年の息子が所属するサッカー部の出る大会。タイトルにあるように、第８９回全国高校サッカー選手権大会　広島県予選。高校野球で言う、夏の甲子園大会のようなものです。　システムとしては、1)参加校を8等分した8組のトーナメントから上位2チームがベスト162)4チームずつ4個の2次リーグを組み、各リーグの上位2チームがベスト83)決勝トーナメント1回戦でベスト4が決定。2回戦でベスト2が決定。そして、決勝戦で全国大会進出校が決定　と言う具合です。　去年は予選トーナメントを勝ち抜き、２次リーグへ駒を進める事が出来ました。ただ、悲しかったのは、２年生が修学旅行から帰った翌日が２次リーグ初戦と言う状況。どこの学校も似たり寄ったりではあるのでしょうが、じっくりと準備をしておけば、勝利もあったかも･･･と言う対戦相手に、ほとんどぼこぼこ。悲しかったぁ～～。でも、それは言い訳。どんな状況でも、ベストな状況で戦うのが大事。　今年の緒戦の対戦相手は、呉青山高等学校。中高一貫の私立校らしい。去年は、武田高校に３－１で緒戦敗退だったらしい。　話は変わりますが、呉って、結構高校が多いような･････。よく聞くのは進学校の呉三津田高校。他には呉高専とか、呉港高校とか、まぁ、ここ府中とは比にならない規模の街だからだろうけれど、結構教育熱が熱い街なのかも････。　と言うわけで、大会は８月下旬から開催。９月１０月１１月と、３ヶ月を使って行われる。　　　　　戸手高校サッカー部～～～　　　　　目指せベスト８！！！

  2010年07月21日

• うつすような大雨

  　早朝、僅かに開けた窓の隙間から、まるで、エアコンの音のようにザァザァと大きな音が。テレビを観ながら休める私のお布団は、W杯決勝を観ようと陣取った息子に奪われてしまい、私は息子の部屋の息子のお布団で目覚めた。　外はうつす様な大雨。先々週、午後6時半時点で雨が余りにひどく、急遽木工教室を延期したが、ひょっとして今日も？ラッキィ～～！！と思ったが、甘かった。　大雨洪水注意報で、ひょっとして休校？とにんまりしながら出て行った息子は、結局、番まで授業を受けて帰宅。　今日の教訓　人生そんなに甘くない！

  2010年07月12日

• 久しぶりにページを開くと・・・

  　会社の会計年度が変わり、心機一転、ご無沙汰していた管理ページを開くと、恐ろしいほどのトラックバック。出会い系を初め、風俗系の自由気ままなものばかり。トラックバックを一つつけたら幾らかの収入になるのでしょうか？としても、もう少し、世の為、人の為になるようなトラックバックを付けたら良いのに･････。　あさって7月3日(土)は、庄原市民会館でNHKのど自慢の予選会。11時30分受付開始。ステージが始まるのが･･････よく覚えていない。葉書を忘れたら歌わせてもらえないので、それだけは持参しなくてはと思っていますが･･････。　歌手本人が歌っているCDか、カセットを持参しておかなくてはなりませんが、私は全く暢気で用意していませんでした。すると、興味なさそうにしていた父さんが｢あれ、準備したんか?｣。意外に優しいじゃあ～りませんか？。衣装の事と言い、知らん顔して結構気に掛けてくれています。他には何一つとりえのない父さんですが、そんなところにだまされた私です。

  2010年07月01日

• １８歳は難しい

  　結局、一つ年下の彼とは決別した模様。すごくおとなしい子で、｢愛されている実感｣を感じられなかったんだそうな。どちらかと言うと刺激的なことを求めるようで・・・・・・。まぁ、私も若かりし頃には、そうだったのかな。今はもう年をとって、余計な？！刺激は要らないと思っているし、安定が一番だと思っているから、娘のあぶなっかさしさが怖い気さえする今日この頃。　社会体育でビーチバレーをやっているが、その仲間は殆どが社会人。しかも男性。娘は２２時頃まである練習の後、彼らと一緒に、と言うか、送迎をしてもらっている関係で、どこかに行くと言う彼らに送って帰ってくれといいにくいからなのか、仲間のアパートへみんなで押しかけたりして、午前様で帰宅してくる。考えられないことである。連絡でも入れてならまだしも、何も言わずにそんな事なので、家族は心配するからとたしなめると、マジで反発するのだから、どうしようもない。　親元にいるこの時期でこれだから、４月から一人暮らしを始めたら一体どうなるんだろう？と思うけれど、逆に、目の届かないところでなら、自己責任でどうにでもやってくれと思ったりもする。目の届くところでこの状況は、親としてもだまっちゃぁいられないし。お前をこんな娘に育てた覚えはないよ！！　これは子をもつ親なら一度は口にする言葉だけれど(って本当?)、まさに私の心情そのもの。小さい頃から親が仕事仕事で寂しかった反動かな・・・と考えてもみるが・・・・。　この子は、このまま不良に成り下がってしまうのか?そんな不安でいっぱい。はぅ・・・。

  2008年03月16日

• 口が硬いぞ！

  　どうやら数ヶ月前からお付き合いをしている女の子がいるらしいのだが、私や夫の携帯電話でメールしていたりして、結構バレバレなのに、口が硬い。本人の口から、何か聞き出そうとするのだが、絶対に落ちない。　火曜日には挨拶運動で、学校の校門で生徒たちをお出迎えした。携帯の画像の女の子が自転車で登校してきたので、「おはよう！MINIMIちゃん！」と声を掛けた。その前だったか、後だったか、息子にも元気な挨拶を送った。　帰宅して｢今日、MINAMIちゃん、見たよ。なかなか可愛い子だねぇ。｣と言ったが、ノーリアクション、をい！！口が硬い。　ちょっと前には、娘は、元カレからどうのこうの文句をつけられたなどと、そんな事まで話すのに、息子と娘ではこうも違うのか！あまりの口の硬さに、逆に｢遊びなの？｣と心配してしまう。いやいや、彼はそんなヤツじゃない。男の子って、こんなに口が硬いの？

  2007年11月29日

• 高校3年　難しい年頃ですなぁ～

  　この前の日曜日、希望する専門学校の入試を受けて気持ちが一段落したのか、晃子は少し風邪気味。　昨日、今日、ばぁちゃんが地元の老人会の旅行で不在のため留守で、火曜日お昼前の生協の受け取りを、学校を休んで晃子がやってくれればと言う目論みもあり、｢きつけりゃ休め～～｣と連呼してみたが、なんでも、月曜日、学年集会があり学年全体に遅刻、欠席が目立つと指摘され、クラスに帰って黒板に｢無遅刻無欠席を誓います｣と書いてしまった手前、休め無いわぁ～～、と言いながら出かけて行った。　帰ってきた晃子は極めて元気が無い。どうも、クラスの中で友達関係が思わしくないようだ。数日前、体育の授業の時の事を話してくれたが、友達が｢････｣と思う気持ちも理解できるな、と言う実態が聞き取れた。　彼女は、セルフコントロールが出来なくなる時がある。気持ちの浮き沈みが激しいのだ。穏やかに言えば｢喜怒哀楽が激しい｣。お天気屋なのだ。その事に本人も充分気づいている。それでも、やはりセルフコントロールが利かなくなるとどうにもならないようだ。ま、それが性格と言うか、持ち前ってヤツかもしれないが。　でも、このことは彼女の今後の人生において大きな鍵を握る要素だ。ここを改善できるか、甘んじてしまうか。親としては、どうしてあげることが彼女を良い方に導くことになるのだろうかと、悩んではみるが、こちらも答えは出ない。

  2007年11月14日

• 耕平　生徒会役員に立候補？？！！

  　学区に｢大日学園｣と言う障害者施設がある。子供たちの通う小、中学校はこの学園との交流を通して、障害者とのふれあいを経験し、人間として成長する。大人は理屈で見下ろしてはダメだとか、差別的に捉えてはいけないと考える。子供たちはまっすぐに行動に納得がいかなければ｢何故？｣と尋ね、納得出来た段階で彼らと関わっていく。　11日は、この大日学園の学園祭だった。毎年、小中学校のPTA役員をはじめ、希望する子供たちがその露店などの運営にボランティアで参加する。娘にしても息子にしても、祖す言った活動に決して積極的でないのは親の教育の至らなさであろうと思われるが、黒字の出ない自営業を営む関係で、休日と言えばものづくりに注力してしまう現実が彼らにそれを強いたのかもしれない。　ところが、今年の学園祭は違っていた。前日になって息子の耕平が「明日学園祭にボランティアで行くよ。｣と言う。聞けば、現生徒会役員と、選挙を控えた生徒会役員立候補者がお手伝いに行くことになっているのだという。ほぉ～～～。ある意味、びっくり。何でも、一緒にサッカー部をやっているＲ君からのお誘いで立候補したのだと言う。　経緯はどうであれ、何か、人のために自分の時間を費やそうと言う心がけには大いに賛同する。今後の彼の人生において、決してマイナスにはならないはず。母としては、感激。

  2007年11月12日

• 中学校で全校でのPTC

  　PTA副会長をしている息子の中学校で、これは広島県限定なのかそれとも全国的になのか、11月初旬が｢学校へ行こう週間｣に指定されていて、その関係で学校を挙げてのPTC活動が実施された。娘が通った数年前と、息子が入学した去年はそんな行事が行われていた記憶すらない不真面目な親。今年とて、仕事は山積み。会社にいればせねばならぬことは尽きないが、半日のことではあるし、何より、副会長をしているのだ。サボるわけには行かない。　PTC活動に先立って、日本を美しくする会に関わっていらっしゃるある方が講演をされた。掃除が如何に有益なものであるかと言う話。かのタケシ師匠(北野タケシ氏)も、あるTV番組で、ここまで来れたのは掃除を続けてきたからじゃないかと言う気がしていると語ったそうだから、掃除を実行すると言うことには、何か魔力？！があるのかもしれない。　ＤＶＤを観たが、中学校くらいの子供が裸足でトイレ掃除をしている。しかも素手で！考えられない世界だ。そして、インタビューは幾らか脚色してはあるのだろうが、いわゆる日本の若者らしからぬことを言う。何か、信仰的なものさえ感じる。　講演とDVDが終わり、各クラスの教室に分かれて掃除場所の分担を伝える。我が子は新館二階の男子トイレ。・・・男子トイレぇ～～～、なんて言ってられない。指定の場所へ行くと、担任の先生が率先してまず、裸足に。え゛～～～！　我が家のトイレさえ極めて合理的な手早い掃除を、極めて低い頻度でしか実行しない私が、学校のトイレを裸足で素手で、掃除するですってぇ～～～！でも…、でも、息子たちが見ている。生徒は三人。小便器が2つ、大便器が1つ。丁度3人にそれぞれマイ便器があてがわれている。そんなわけで便器は中学生が、その他のところを保護者がと言う分担で掃除を始めた。　最初はこわごわと言うか、一定の距離を保って、当たり障りの無い掃除をしていたが、先生からもうるさく言われ、親からも言われるうちに彼らは観念したのか、前向きに便器を磨き始めた子供たち。　私たちが中学校に通った頃のトイレに比べ、水洗になってはいるし、日々の掃除も行き届いており、使い方も節操があるのか、比にならないほどクリーンではあると思った。けれど、目を凝らしてみれば、まだまだ磨くべきところはあった。蛍光灯をはずして掃除をしていると、あれはメディアの人だったか、｢日本を美しくする会」へ参加されている方があるのですか？と仰った。なんでも、日本を美しくする会では、トイレの掃除はまず蛍光灯から始めるのだそうだ。　私たちはたまたま、蛍光灯が黒ずんでいて、その汚れを拭き取るため、今まさに身長がぐんぐんと伸びている男の子たちがその身体能力を惜しみなく発揮して天井に手を伸ばし、蛍光灯を取り外したり付けたりする姿にうっとりとしたかったから、蛍光灯の掃除に至っただけだった。　数日前から急に気温が下がったところなので、素足が水に濡れるのはいやだな・・・とか、寒くなったから素手に洗剤が触れると荒れちゃうなぁ…とか思ったけれど、やりだしてみると、掃除をする方が一生懸命になってしまって、それに、真冬ほどの冷たさもなくて、1時間20分はあっという間に過ぎ去り、余すところなく掃除しつくしたと言う感じだった。　あんな場面で、息子には先に立って率先して掃除をするような人物であって欲しいと思うけれど、理想と現実には多少のずれがあり、それでも、最終的には、彼も両手にスポンジを持って便器を磨き、マイ便器をピカピカにするという実績を残した。帰宅して感想を聞くと｢やっぱ、綺麗になると気持ちいいよ。｣と素直。さて、これから、まかり間違っても家の便器を磨くなんて期待できないだろうけれど、公の場所であるところの学校で、自分よりみんなのために、せっせと掃除に勤しんだらいいんじゃないの？と思う母でありました。

  2007年11月03日

• 娘の口から結婚と言う言葉が・・・・

  　今日は案外なことがあった。朝、彼氏と下校するため、邪魔になる自転車を自宅に置いて、親に通勤がてらの送迎をしてもらっている心安い近所の友達の通学に便乗して行った娘から、｢メール、読んだ？｣と仕事場に電話があったのは８時前。私の実家が学校から近いので、何かと便利良くそこを使うのだが(とんでもないヤツ！！)、今、そこにいると言う。私は仕事で、ほぼ毎日、実家には立ち寄るが、それは娘を迎えに行くためではなく、今日は仕事の便は無いよと言うと、｢でも、もうバス、無いもん！｣……あ、あんたねぇ～～！　で、結局、無理やりに仕事の便を作り実家へ。そそくさと用事を済ませ帰りの車の中で娘がぽつりと言う。　どんなにやりたい仕事があっても、女の場合は結婚して赤ちゃんを産むとなると、そう長くは仕事は出来ないよね・・・・。　娘の口から｢結婚｣と言う言葉。嬉しくて、嬉しくて・・・・・。　家庭と仕事の両立。男は仕事、女は家庭。それは古い考え方だけれども、私は女と生れたからには、我が子を育てることに時間を費やすことを惜しいと思わない。ただ、それぞれに事情があるし、昔とは時代が違うから、悩みは尽きないけど・・・・・。その時時で、最良の選択を☆

  2007年11月01日

• 専門学校　入試事情

  　４年制大学も考えていたが、結局製菓の専門学校へ上がることを決めた娘。高校は進学校で、どう贔屓目に見ても専門学校への進学に協力的とは言えない現状だけれど、とりあえず先週末、調査書を頂き、昨日、受験料を払って、今日、願書を書留で発送した。　広島市内なので明後日、１１月２日の締め切りには間に合うだろうと普通便で発送。もし、遅れたりしたら訴訟もんだ！でも、ひょっとして、広島市がテロの標的となってパニクったりしたら、どうにもなら無いだろうな・・・・・・。　広島には製菓の専門コースのある学校が私の知る範囲で３校ある。今回願書を出したのが、酔心調理専門学校。製菓コースはつい最近解説されたが、調理師学校としての実績と、何より魅力的なのが昼食が調理師コースの学生が作った食事で賄えると言うこと。これ、大きいです。だって食費が３分の２ですむってことでしょ！　試験は１１日。１０月初旬の１次試験で定員４０人中３６人の応募があったらしい。全員が合格したとして、残り席僅か４。不安・・・。　もしアウトだったら、府中町にある広島製菓専門学校。ここの体験入学に１０月２０日に行った娘は、結構魅力的だったと言っていた。ただ、義姉家に下宿させてもらうとなると通学距離は酔心と比べうんと長くなるのが困る。寮も有るけど、寮費も半端じゃないし・・・・・。　仕事である料理屋さんから注文を頂き、ちょっとお話を伺ったが、やはり、食べ物関係の仕事は結構、いや、かなりきついので、しっかりとふんどしの紐を締めて掛からなくては、十中八九、挫折すると言われた。確かに、その道を断念する人は少なくないようだ。　泣いても笑っても一度きりの人生だから、出来れば順風満帆に行ってくれればと思うけれど、一度も躓くことの無い人生なんて有りえないし、立ったら、どんなに躓いても自分の力で、或いは、周りに支えられて、立ち上がる力を身に付けてほしいと願う。　がんばれ！！お母さんはいつも応援してるよ！

  2007年10月31日

• 晃子　体験入学へ

  　専門学校への進学を一時、躊躇して4年代を検討したけれど、ここに来て、結局、製菓の専門学校へ進むことを決意した晃子は、20日(土)広島製菓専門学校の体験入学へ赴いた。　広島には夫の姉が居て気に掛けてくれるので何かと安心で、最初から広島がいいと思っていたが、晃子曰く、｢誰も知っている人の居ない町へ行って見たい。｣との事だったので、必要以上には勧めることをしないで居た。　ここに来て広島を選択したのは、あくまで自主的な動機であり、それは何なのかは定かでないが、お義姉さんの近くで暮らしてくれるというのは、とても安心で、親としては願ったりかなったり。後は、入学許可が下りてくれるのを待つのみ。あっ！その前に願書を出して試験を受けなくてはならなかった。　体験入学は充実していたようで、さらに、東京へ行っている義姉家の次女の残した衣装を物色させてもらい、持ち帰ってきた。　高速バスで往復したのだが、行きの待ち時間で、義姉家へささやかなお土産を買ったらしい。この無精な親の子としては、なんと良くできたことだろう！！上出来、上出来！親がこうしろああしろと言うまでも無く行動してくれたことに本当に成長を感じ、ありがたく思った。　そして、義姉家からは、和栗の渋皮煮(煮崩れ分)が一瓶。既製品どころじゃなく美味しくて、海老で鯛を釣るとはまさにこのことであると感じるのである。って、子供がちゃんとやっているのに、親がこの心がけじゃダメだね！

  2007年10月21日

• 晃子　転院を決意

  　1月末の事故で、頭を打っていたので救急車で運び込まれたのが平成の大合併で隣のＦ市になった町のＴ病院だった。ここは脳外科が良くて、頭を打っていたりするとここに運び込まれることが多い。　お蔭で頭には従前の異常以外に！！？？何もなかったので、骨折の治療をこちらで継続してきたが、ギブスも取れたのを期に、冷たい親は一人での通院を言い渡し、不便極まりないのを痛感したのと、大きな病院なので診療時間が午前中と限られていて、週日にはいけないのとで、晃子はここに来て転院を決意した。　転院先は、長らくのお付き合いのあるＮ外科医院。ここの先生、お年を召して角がおとれになった？？！！と言う人もあるが、はっきりとモノをおっしゃる先生で、診察を受けに言って｢風邪を引いたようなんです。｣なんて言うと、｢それは私が診断します。｣とばっさり。実家の私の祖母は、机から転落して腰を圧迫骨折した時、ここに入院したが、結局先生と喧嘩したような形で、退去したと言うのが一つ話だった。　でも、見立てはとても良くて、経験もおありになるので、私たち夫婦は信頼している。と言うのも、かつて、ここで、夫が盲腸の手術のため、麻酔を済ませていよいよ執刀と言う場面で痛みがとれ力の抜けたお腹を触診したＮ先生が、お腹のしこりに気がつき、それこそ、Ｔ病院の先生を呼んで検討した結果、憩室炎と判り、手術を免れたという逸話があるからだ。　あの時は、私はてっきり｢癌｣を宣告されるものと思い、一人、打ちひしがれ、｢もっと優しくしておけばよかった･･･｣と悔やみ、悲しみ、一年先の未亡人となった自分を哀れみ、恐らく、結婚以来、最も優しく夫に接したのだが、そうでないと判ると、態度は一変。｢おい、パンツ持ってきてくれや。｣｢裏返してもう一日履いといてよ。｣と言った具合で、夫は天国と地獄を垣間見たのであった。　それは良いが、そういうことで晃子は転院することにした。以上、終わり。

  2006年04月25日

• クラブ活動の何たるか！？

  　午前中、本当ならクラブがあったのに、耕平は友達とゲームに夢中になって、結局クラブへは行かなかった。夕べ、８時までの英語の塾へ行く時、学校のすぐ前の友達の家に自転車を置かせて貰い、帰りにそこから自転車で帰れと言ったのに、走ってくるからいいと言った。にも拘らず、学校までの自転車のない道のりがクラブへの参加意欲を削いだようだ。｢クラブはちょっと億劫だから今日は休もう、なんてものだなんて、父さんも母さんも、思ってないよ。みんなのやる気にも関わるから、以後、絶対にずる休み、しちゃだめだよ。｣　久々の雷。雷落とすなら、もっとほかに題材はあるだろうが、なんと言っても、熱血夫婦。勉強よりクラブなんて思っているので、ついつい、力が入ってしまう。　小学校の時には、雨が降ろうが、槍が降ろうが、週３回の練習を休んだことのなかった耕平が、中学校に入ると途端にこれか、とちょっと悲しかった。今後の耕平を見つめたい。　因みに、この前、授業中、居眠りしていて先生に注意されたと言う話題には、ここまで熱くならなかった私。本当にこれでいいの？と自問する毎日･･････。

  2006年04月22日

• 中学初の参観日

  　先日、小学校のＰ会長をやっと免除になった父さん。これで何にさえぎられることなく仕事に没頭できると喜んでいるところへ、中学の参観日へ行ってとは言えず、今日は私がいく気になっていた。勿論、仕事が消化できる云々は別問題で。　何日か前に担任の先生からPTAの学級委員に選ばれたという電話があったらしい。小学校からのつながりでPTAの副会長をと言われたのを固辞したというのに、何たることのサンタルチア。って古いねぇ～～。　入学式の学級開きがまずかった。担任の先生の話が面白くて、私が爆笑した時、娘の関係で私の面が割れているので、｢○○さん、笑い過ぎ。｣と指摘され、名前が知れてしまったのだ。隣にいた友達が｢絶対学級委員だよ。｣と言ったが、間違いではなかった。トホホ。　そんなわけで、クラス懇談の司会は免れないかな、と思っていた矢先、父さんが言った。｢お前、忙しそうだから、俺行ってやろうか？｣・・・えっ？えぇ～～～～？？？　父さん、結構育児参加意欲あり。なかなかよろしい！！　そういうわけで、今日の参観日は父さんが参観。耕平の勇姿は見たかったけど、父さんの育児参加意欲を削ってはまずいと決断したのでありました。　父さんが仕事に戻ったのは５時半過ぎ。学級委員の決め方にいちゃもんをつけてきたって言ってた。PTA会長をしてからと言うもの、結構言いたい放題言うようになった父さん。嫌われちゃだめだよね。勿論、学校におべっか使う必要もないけどね。言い方があるでしょう。言葉が唐突だから、誤解されやすい。フォローも大変なんだからね。

  2006年04月20日

• 新聞に載っていたコト

  　夫が妻を完全に無視する。暴言を吐く。そういった現実は起こっているようだ。そして、それを受けた側は、まず、自分の至らなさをその原因として、辛い毎日を過ごす。　うちの夫は、言葉がきつい。並大抵ではない。今年で結婚二十年。ここまで来ると悟りが開け、おおよその言動は流せるようになったが、道のりは長かった。思い起こせば新婚当初、何気ないやり取りの中で蹴られることがあった。夫に言わせれば、それは一つのコミュニケーションとしての行動だったようだが、蹴られる方はたまったもんじゃない。訴え、訴え続け、気がついたら蹴られることはなくなっていた。　そうこうするうち、私が仕事を覚え、自分の考えを言うようになると、ライバル意識からなのか、私の意見や発言を悉く蔑ろにされるようになった。判らないこと、例えば、何か探し物の在り処を尋ねても答えてくれない。判らないとも言わない。段取りを相談しても無反応。昨日は、パソコンで作ったチラシを｢これ、どうかしら？｣と見せて手渡すと、視線を向けることさえせずにポイとテーブルの上に投げてしまう。　私の仕事上の不備を指摘する言葉は、ものすごくエネルギッシュで攻撃的。言葉を返すことなんて出来ないような勢いだ。でも、それは私が至らないから仕方ないと、はいはいと聴くしかない。　疲れたりすると、こういう人間関係がものすごく重くなる。夫もきっと、精神的に追い詰められて、仕方なくそんな行動に出てしまうのだろうが、もう少し大人になってくれても善いような気がする。　新聞の記事を読んで、その記事に出ていた事例よりは幾らかましだと思いつつ、夫に尋ねた。｢無視したりひどいことを言ったりするのって、わざとやってるの？される私はとっても惨めなんだけど。｣　私に用事を頼もうとしていた夫は、口ごもって言葉がない。朝、娘を送って行く時、娘もある同級生が、いつ挨拶をしても完全に無視するから、友達として裏切られた気持ちなの、なんて言ってたので、その事を告げると、｢そいつ(男の子なので)は、何か特別の気持ちを持っているに違いない。｣なんて言った。そんな態度取るんなら、特別の気持ちなんて持って欲しくもないね！！　私なんか、モラルハラスメントなんて言うほどものもじゃないかとは思うけど、言葉一つで人間関係が滑らかになるのなら、出来れば、そうしたいものだと思う。誰かにはひどいことを言い、誰かには謙って話す。謙って話すことは決して否定されるべきことじゃないけど、相手を見下ろしての言動は表面上のその人の人間性をものすごく下げるんじゃないかなと思う。本質はどうなのか、それは神様しか判らない。

  2006年04月13日

• 耕平　なかなかよろしい！

  　今朝も晃子を学校へ。昨日と同じように雨。昨日の教訓を生かすべく、今日は距離は長くなるが山越えのルートを選択。掛かった時間は大差なかったようだけど、とりあえず「渋滞」に巻き込まれること無く走ることが出来たのでよしとしよう。　耕平は、ものすごい風と横殴りの雨にも拘らず、仲良しの拓ちゃんとカッパを着て自転車登校。なかなか独立心が有ってよろしい。小学校の時は、すぐに｢送って｣なんて言ってたけど、中学になると偉い偉い！　昨日は雨で楽しみにしていたサッカーは出来なかったようで、代わりに、校舎内を走りまくる脚力トレーニングや筋トレをやったみたいだ。そのせいか今朝は足が痛いだの腰がどうだのと言っていた。一緒にやった拓ちゃんも、同じみたい。せいぜい鍛えてマッチョになっておくれ。でも、マッチョになると胸毛が生えるかな。ま、生えたって構わないけど。って何の話？｢やっぱ、中学の部活って楽しい！！｣と改めて言葉にする耕平が、本当に愛おしい。って、またまた親ばか全開　さっき、晃子からお迎えコールがあって、｢今、だめなら待つよ。｣と調子がいい。実家へ言って待ってて、と言うと、本当にルンルンで｢ＯＫ～～～｣どうやら、実家は自転車通の彼氏が帰る方向が一緒なので、二人並んでボチボチイコかってとこでしょうな。コノヤロォ～～。なんちゃって。

  2006年04月11日

• 昨日も今日も耕平ネタ？！

  　金曜日に入学式を終え、今日は晴れて通常登校初日。ところが昨日の天気予報通り、雨。暢気な母は、娘の中学時代の実績に基づき、カッパなんて着る訳ない！と高をくくっていたが、そこは真面目な息子のこと、さらに六月から施行される新道路交通法に関して学級開きで言及を受け、傘を差して自転車には乗れないと、半べそ。　そこへ持ってきて、娘は七時半までに学校へ行き、朝錬に参加するという。こちらも、私の不手際で自転車がまだない上、骨折の跡に振動が応えるため、新車が届くまでは送迎と言う約束を交わしてしまった都合上、送っていかねばならない。　耕平には、娘を送った後、迎えに帰るから、準備して待っているよう言って家を出た。もたもたするうち、家を出たのが七時半前後。通勤時間でなければ、渋滞も無く寄り道無しでなら２０分あまりで往復できる道のりだが、悲しいかな、通勤時間にジャストミ～～～～ト！！！！　家に帰りついたのが８時回っていたので、耕平は半べそ。大人になったと思うが、特有の状況に置かれた時、涙が滲むのですな、彼は。それが案外、他の人なら｢何で？？｣と思うような状況。なんでもないようなことで涙が出たりする。　以前は、父さんにちょっとおちょくられただけで、涙が出ていたが、最近はそれはなくなった。でも、この前は、私が約束した時間に帰らなかったと言って泣いた。思いを踏みにじられた気がすると涙が出るのですかね。　先週、４日分ほど日記が遅れたけれど、今日、やっと追いついた。良かった。日記の記入率が１００％でないと、どうも落ち着かなくてね。

  2006年04月10日

• ったく、誰に似たのやら・・・

  　晃子の骨折が一応完治したのと、耕平の中学入学、父さんのＰＴＡ会長卒業という三つのお祝いをかねて、久々、ほんっとに久々の外食。我が家は本当に外食をしない一家。　町へ向けて、三郎丸町の隣が篠根町。その隣が父石(ちいし)町。その町の国道沿いにある｢セーヌ｣と言う喫茶店が義母のお気に入り。席は３０席弱。こじんまりとした、でも、営業年数の長い店である。出資者の義母はこの店に行きたいといった。私もやぶさかではなかった。ところが、耕平はドリンクバーのある店(具体的に言うとバーミヤン)がいいと言った。ドリンクバーの飲み物を飲みながら、ドリアを食べたいと言った。でも、バーミヤンにはドリアは無い。でも、中華希望者が他に二名いたので、多数決でバーミヤンに決定。義母はちょっと憤慨。でも仕方ない。　耕平は２２０円のドリンクバーを頼んで、小さな声で尋ねた。｢でも、こんなことしてたら赤字よな。｣　すると父も母もあっさりと答えた。｢いやいや、三十杯くらい飲まなきゃ、頼んだ人は元がとれないよ。　その言葉を聴いて奮起した耕平は、餃子３人前とライスセットを食べながら、飲むわ、飲むわ。しかも、スプライトとカルピスとか、グレープジュースとコーラとか、やたらにブレンドして注いで来る。　みんな食べ終わって店を出ようとすると、耕平。｢ちょっと、トイレ行ってくるわ。｣　おいおい、いきなりかよ！！　他の者は車に乗って、店から出るドアの前に車を横付け。出てくるまでかなり時間が掛かったので、間違いなく・・・・・・・。　一体誰に似たのやら。中学生になってちょいと大人になったかと思いきや、まだまだ可愛い耕平です。

  2006年04月09日

• お花見のことで・・・

  　耕平に明日の行動予定を訊いた。母：明日のご予定は？耕平：無言・・・母：部活？耕平：いや。母：釣り？耕平：いや。母：花見？耕平：うん。母：あぁ、お花見行くんだ。わかった。　義母が義姉(実娘)に声を掛けて、はるばる広島からやって来てくれる。実の親子とはそういうものなのか、その話を聴いた夫が言ったのはきつい言葉。｢あんたが言ったら無理してでもこんといけんと思うんだから、あんたは一人、タクシーで行きなさいや。｣　それはないでしょ。なら、｢俺が連れて行っちゃる。｣とかどうとか、なんとでも言えるでしょうが、実の母というものは、気兼ねがないからなのか、思いも寄らない発言に私は口アングリ。　そんなやり取りがあって、実現しようとしている花見に、なんと義母の最愛の耕平がどうこうするというのだ。私自身ちょっとびっくり。でも確かに彼はそう言った。　早速義母に言うと、義姉に電話をして参加人員が増えたよ、と伝えた。　ところが、時差があって、今は９日昼過ぎだが、今朝確かめると、｢行かない。｣と言う。昨日の返事は全くの生返事で、話し自体、彼の頭には届いていなかったようだ。　これが義母の逆鱗に触れた。義母にしてみると、母が行かないから僕も行かないと言っていると思えたらしい。｢何一つあんたの世話もしないのに、そんなにお母さんが善いのかね！！！？？？｣　・・・そうなんだ。何一つ世話しないんだ。そういわれりゃ、そうだなぁ。返す言葉も無い。｢いや、昨日の話しは、私が勝手に聞き違えたらしいです。昨日から、今日、一緒に遊ぶ約束はしてたようですから。｣　怒りの収まらない様子の義母を、何とかなだめた。　８日夕方、おもちゃ箱のマットを縫ってくれている叔母のうちで受け取り、外注先へ走った。その帰りに、とっても安いスーパーへ寄って買い物をしたが、私にしては珍しく、花見のおやつを仕入れてきた。そして、今朝は、炊飯ジャーに一杯のご飯を見て、お花見弁当を作ることにした。最初はおにぎりだけ、と思っていたが、とりあえず冷蔵庫にあるものを見ると、数品おかずが出来そうだったので、急遽、お弁当を作ることに。　冷凍ヤングインゲンの和え物。チンゲン菜の炒め物。冷凍のコロッケ。チーズのシューマイピー包み揚げ。あとは、スナックエンドウと枝豆。極めて簡単なお弁当だけど、義母はとても喜んでくれた様子。　お花見に関して、ひどい一言を吐いた夫も、結局、同行することに。耕平不在の寂しさを紛らわすべく、愛娘晃子が同行。私と耕平がお留守番となった。　義姉一家は、夫婦と長女。三人＋三人で六人。７人乗りのワンボックスには丁度好い人数じゃないかな、と、一人納得。義姉は｢仕事のしすぎは体に毒よ。｣と誘ってくれたが、無理強いやいやみは決してない。ありがたいことだとつくづく思う。義兄も、｢忙しいのに、すみませんね。｣と言うと、｢いやぁ、丁度仕事が切れちゃって、退屈してたんだよ。｣と言って下さった。　残った耕平を連れて、まだ買いきれてない中学用品の買出しにも行ける。体操服とお下がりの学ランをネーム入れに出しているのだが、これも受け取りに行かなくちゃ・・・・・。

  2006年04月08日

• 晃子　新学期始まる

  　晃子は今日から新学期。無事進級できたようで、７組だそうだ。二学年から理系と文系にクラスが分かれる。だから、彼とはどうあがいても同じクラスにはなれないということ。楽しみが一つ減ると嘆いていたが、仕方ない。(きゃぁ～～言っちゃった、言っちゃった！！)　久々の自転車登校。行きはよいよい帰りはなんとか。五時過ぎにお迎えコールが掛かってきた。判っていれば、町へ出たついでに学校へ寄って積んで帰ったのに、今、帰ったというところへ迎えに来いと来るものだから、つい｢行けないから何とかして帰ってよ。｣なんて、イケズを言ってしまった。その後父さんに訊くと｢まぁ、迎えに行っちゃれや。｣そう言って自分はサッカーかよ！！父親と言うものは、娘に甘い！甘ぁ～～～いっ！！！甘過ぎぃ～～る！とぼやく鬼母であった。　父さんにそう言われ、しぶしぶ車を出し迎えに出掛けると、学校とここの丁度中間くらいを、仲良しのアヤちゃんと一緒に自転車をこいでいた。帰りは僅かだが上りなので、一層きついのだろう。ペダルを踏み込むのではなく、自転車そのものの振動が、骨折跡に響くという。もう少し送迎が必要カナと思う。　自転車もまだ用意できてないので、とりあえずは自転車が届くまでは送迎だな・・・・・・。父さん曰く、｢痛いのなら、送迎してやれよ、お前が。｣・・・・かよ・・・・。　夜、工場で夜なべ仕事をしていると、午後１０時少し前、たくさんある窓ガラスが、急にガタガタと音を立てた。誰かが窓の外からいたずらをしているの？と思ったが、どうやら地震と言う線が強そう。地震っていやだ。いつまでもずっと揺れている様な感覚が体に残るから。　すぐにＴＶをつけたが、地震情報は出なかった。家に帰って家族に訊くと、家族は誰もその振動を感じなかったらしいし、字幕も出なかったようだ。よほど鈍感、と呟く私。　明日は入学式。準備？義母が紺色のスーツを貸してくれるという。こんな時、おしゃれなお姑さんはありがたい。尤も、嫁もおしゃれだと逆に確執の素だが、我が家でその心配は無い。　絵文字とか、色文字の昨日がグレードアップされたようだが、控えめな私はまだその使用に及んでいない。

  2006年04月06日

• 長期休暇のお昼ゴハン

  　最後の冬休みまでは、子供たちがお休みの日には、お昼ゴハンの弁当を持って家に帰っていた。義母に任せるのも幾らか遠慮だし、親子のコミュニケーションの場であるべきだという考えも有った。　この春休みは、家に帰ったのは２度位。すっかり義母に任せてしまっている。甘えてるよね････。　ただ、高二、中一という年齢を考えると、冷蔵庫に中を探して、何か見繕って食べても良いぞ！と言う感覚もある。三才児にそれは無理だが、17歳と13歳だ。まんざら出来なくはないだろう。でも、昨日の日記にも書いたが｢主体性｣の問題。晃子はお菓子は作るが、おかずにはなかなか手を染めない。数日前、炒め物を仕掛けておき、お昼にはフライパンで火を通し味付けをして食べるように言っておいたら、電話が掛かってきて、中華風にしてとろみを付けて食べたいと言う。そこで、中華味の素の在り処と、水溶き片栗粉の作り方！！？？を伝授した。でも、分量がかなりデタラメで、妙にかったりしたとクレームっていた。　やらせれば出来るが、ゼロからはしんどいと言うところかしら。一人暮らしをすれば、しっかりと身に付くかな････。

  2006年04月03日

• 熊本では・・・

  　昨日、熊本へ向けて旅立った姪っ子とその母である実妹。アパートに着いたはいいが、待てど暮らせど、３０日に出した荷物が届かないと、嘆きのメールが入ってきた。３１日午後４時過ぎ。荷物が受け取れないので、アパートを空けて買い物にも出られず、取り敢えず、姪っ子一人が近くのスーパーへ行って、トイレットペーパ-のみ、購入してきたとは傑作だった。　何も無いところからのスタート。真っ白なキャンバスに、どんな絵を彼女は描いていくのか。私たちの時代は平和で、デタラメな生活もやらかしていたが、命をとられるような事件はあまり耳にしなかった。今は、そんな甘いことを言ってはいられない。昨日も、福岡ＲＫＢ毎日放送の記者が、二人組みで高校生を暴行したとして逮捕された。また、｢出会い系サイト｣がらみの事件。　だから、姪っ子には、どんなに寂しくても、絶対に出会い系サイトにだけは繋ぐなときつくたしなめておいた。けれど、その言葉を守るも、その言葉に背くも、本人次第。それが｢大人｣と言うものかもしれない。　良識ある大人であることは、一定の枠に嵌ることなのかと、ものすごく反感を感じた時代も有ったが、ここに来て思うのは、その枠の中でも、結構自由はあると言う事だ。当時は、枠に嵌ることはすなわち、全ての自由を放棄することのように感じたものだった。これぞ当に｢年輪｣？？！！亀の甲より年の功とはよく言ったものだ。　これから４年。ひょっとして、生涯のパートナーとの出会いもあるかもしれない期間。有意義に　　過ごして欲しいと　　　　　　　叔母心・・・・・・

  2006年04月01日

• 沙央里　旅立つ

  　熊本県立大学への進学が決まった姪っ子の沙央里が、今日、母である実妹と共に、この町を熊本に向けクロネコに託す荷物を一箱残し旅立った。　夕べ、その荷物のことで話した時、思わず涙声になってしまった私。一緒に暮らしてない姪っ子でこれだと、実子ならどうなるんだろう？今から不安。二年後のその日に向け、今から、リハビリを始めなきゃ・・・。

  2006年03月31日

• 悲しいことが起きてしまった

  　午前中、中学校のサッカー部の練習へ行った耕平は、サッカー部の先輩と一緒に、お昼から、釣りに行くと言う。貰ったお祝いで釣りグッズを買うというので、高価なものはだめと、１０００円限定とした。　出掛けに事務所へ寄った耕平に、残高不足で落ちなかった携帯の料金をコンビニで払って、と１万５千何がしの金額に対して、１万６千円渡した。くれぐれも落とさないようにね、と念を押して、釣りグッズ用の１０００円も持たせて送り出した。　１０分か２０分経ったころ、耕平が戻ってきた、涙ぐんでいる。怪我をしたのか？置いてきぼりを食ったのか？何を訊いても返事をしない。しばらくして重い口を開いたが、その口から信じられない言葉が。｢携帯のお金、落とした。｣がぁ～～～～～～んっっっ！！！「ど、何処で？？｣って判ってりゃ拾って来るわな。　先輩の家に寄って、みんなと合流し、｢今、ポケットに1万円以上あるんで。｣と話しながら走り、一番近いコンビニについて、ポケットから出そうとするとなかったと言う。え゛～～～～　捜査開始。通った道を通った通りに車を走らせた。ほんの一部、車でいけないところがあったが、他はよくよく見ながら捜査した。無かった。お金も困るが、振込用紙が無くなったら、再発行でまた時間が掛かる。そうなると晃子は暴れるだろう。耕平は殺されるかもしれない。隔離だ、隔離。実家へ里子に出そうか・・・・・・。　1時間以上、捜査を続けたが、見つからない。諦めるか。私は電話も入ったりして、仕事に戻った。耕平は再度、自転車に乗って捜査に出掛けた。　３０分ほどして帰ってきた耕平は表情が明るい。｢見つかったで。全部じゃないけどな。｣　そう言って差し出したのは、振込用紙と千円札二枚だった。　捜査できなかった、車の入れない小道にあったらしい。風が強いので、飛ばされたのだろう。結構あちこちに散っていたと言う。　現場に急行。道の脇の畑のような草の生えたところに1000円札が一枚落ちていた。３０００円奪還。その畑のすぐ下を水路が流れている。恐らく風に吹かれてその水路に落ち、流されたのだろう。耕平は水路沿いに歩いていく。その後ろを私が歩く。しばらく進んだところにトンネルがあって、その前に格子が掛かっている。耕平が｢あった、あった！！｣と喜声！？を上げた。千円札が一枚、流れる水の底に沈んでいた。手を伸ばして届くか届かないかと言う位の場所だが、耕平が根性で拾い上げた。4,000円奪還。　結局、残りの1万2千円は見つからずじまい。仕方ない。五千円札と千円札各二枚の計一万二千円。ついて行く様だけど、怪我をしたと思えば安いもの、と思うしかない。　晃子の交通事故。耕平の落し物。これで今年の不運を全て使い果たしたってことならいいんだけどね。それとも、二度あることは三度ある

  2006年03月29日

• 同級生　お泊りに来る

  　三和町と言う町がある。中国山地の少し入ったところ。そこから毎日バスで片道1時間掛けて通学してくる晃子の同級生が、今日はお泊りに来た。なかなか清楚な人物。頭は理数系。数学が好きなんだそうだ。通学環境がそんなことだから、塾には通っていないらしいが、ちゃんと高校数学についていっているらしい。信じられん！！　因みに、私は中学までの数学は大好きで、定期試験では９０点を下回ったことはなかったし、模擬試験でも偏差値もまぁまぁのところだった。ところが、高校に入った途端、あれは確か、入学してほんの数時間目の数学の時間のことだった。いきなり指名されたが、全く別世界。頓珍漢とさえもいえないような答えを出した記憶がある。黒板に書いてあるのが何語なのか？？？春休みを挟んで、僅かの期間で、ああも違った側面を私に見せた数学が、私は憎い。　そんな訳で、久々に仕事を早く切り上げて帰宅。夕食にウデを振るったと言うわけ。ばあちゃん、友達が来るとこうなのなら、毎日来ればいいと思ったかな。

  2006年03月27日

• 父さんは海へ魚釣りに母さんは・・・

  　今日は実家のお寺の護寺会総会。毎年、この時期には、総会と言うものが目白押し。　お寺の総会は、この一年間の行事のことや、会計のことなど、まぁ、いわゆる、お約束どおりの内容。会員の何分の幾らかを超えていなければ、成立しないと言うので、身内は強制連行される。と言っても、それほどまで言われなくとも、ちゃんと出席するつもりではあるが、何より、昼食のお弁当が魅力！その後は恒例ビンゴゲーム大会。お年寄りが多いけれど、これが、結構盛り上がる。かなり頓珍漢なじいちゃん、ばあちゃんもいて、それがまた盛り上がるのだ。　一方、我が家からは本来なら父さんと私、二人の出席を予定していたが、春めいてくると何かのムシがうずうずするのか、父さんは、どうしても耕平を連れて海へ釣り糸を垂れに行くと言う。首に縄を付けてお寺へ連れて行くわけにも行かないので、しぶしぶ了承。ばあちゃんは、今の家に引っ越す前に済んでいた「あさひまちのいえ」の片付けを、耕平と一緒にしようと思っていたのに、とんだ計算違いで、ものすごくぶつぶつ言いながら、一人で、お片付けをすることに。海へ言った二人は、２時頃には帰ってお片付けを手伝うなんてイイコト言ってたけど、何が、何が！！帰ってきたのは４時前。疲れた二人はすぐに熟睡。まぁ、そんなものでしょうがね。　そんな訳で、父さんの代わりに晃子が出席してくれ、一応円満に収まった。午後４時からクラスの打ち上げと言うことで友達の家に送った。帰るコールがあったのは午後１０時前。全く、良く出来た娘です、ハイ。　ギブスも取れたので、お見舞いのお返しを、と思うのだが、日々の暮らしに追われて日延べばかり。だから、母親失格って言われるんだろうなぁ。トホホ

  2006年03月26日

• ギブス　とれる

  　悲願のギブスからの開放。晃子は診察室のベッドの上で泣いた。そして、ありがとう、ありがとうと絶叫。我が子ながら、全く判り易い子だ。　シップを処方しておきますと言われたが、いつものように、診察台帳を受付のボックスに入れて、さっさと帰ってしまった。気が付いたのは、夜、お風呂から出た晃子が｢シップを貼ってよ。｣と言った時。遅すぎる！！お母さん　あのシップ　一体どうなったんでしょうね　東京の取引先から、急ぎの出荷依頼があったので、病院から少し延ばして外注の品物を取りに行った。晃子はバレー部の３年生の追い出し会へ行くため、学校へ直行することにしていたが、全く間抜けな話。ギブスが取れることをあれほど切望していたにも拘らず、ギブスが取れたときのシフトを全くしいてなかった。だから、ギブスがはずれた左足には、ソックスもなければ靴もない状態。惨め・・・・。結局、一度家に帰って、ギブスの下にたまった｢垢｣を落とし、身支度をして出直すことにした。　一方、中学へ上がって使うステーショナリーを買ってくれと病院へ付いてきた耕平は、午後、父さんと鯉釣りをするための餌を釣具屋さんで買いたいという。釣具屋さんは町にある。一度家に帰る事になった晃子の事で頭が一杯の私は、山越えをルートでの帰宅を決定。走り出した途端、それでは釣具屋に寄れぬ事に気付いて進路変更。なるほど、進路と言うものは替え易くしておかなくてはならないものなのだ。　さて、そんな中、私は、同級生の兄がやっている喫茶店での弦楽四重奏のコンサートへ、高校時代のオーケストラの同級生四人で行くことにしていた。去年の七月にもあったが、本懐を遂げられなかった。実はその四重奏団のリーダーは、これも中学、高校時代の同級生で、かつてＲＣＣでアナウンサーをしていた｢ズケ｣の旦那様。中島美香や松任谷由美、福山雅治、山崎まさよしなどなど、たくさんのアーティストのバックを務めるツワモノらしい。桐朋音楽大学出身。生まれは山口県だそうだが、是非、彼のバイオリンの音を聴かねばと思っていたところに、地元の同級生が声を掛けてくれ、さらに二日ほど前には、ズケも電話してくれた。　で、垢を落とした晃子を積んで高校へ行き、追い出し会食をするお好み焼きやさんまで回り、その後、その喫茶店｢白銀｣へ。コンサートは一時から。晃子は追い出し会が終わり次第、中学の同級生が集まっているファミレスへ送れなどと言う。　演奏中、何度か、ケータイが鳴ったが、どうにも出来ず、演奏の合間のおしゃべりの時、トイレに立って、実家で待つようにと連絡を取った。それから約３０分後、コンサートは終わり実家へ。あれこれ用事を済ませて晃子を運び、また工場へ戻って仕事。　めまぐるしい一日だったけど、久しぶりの生ストリングスの音は心に響き、癒され、慰められた。やっぱり、ジャンルを問わず、音楽と言うものは素晴らしい。そして、プロのすごさ！！さすが！と言う言葉がぴったり。ズケの旦那様は気さくな人で、彼女が押し倒したのか、押し倒されたのか知らないが、マァ、間違いのない人生を歩んでいるなと感じた。小六の一人娘は、銀縁のめがねをかけていて、バイオリンはかなりの凄腕らしい。蛙の子は蛙とはよく言ったものだ。ただ、その道に進ませるのはマネーがねぇ・・・、とはズケの弁。確かに。先立つものは････ですよ。

  2006年03月25日

• 一番困るのは・・・

  　一番困るのは口を利いてくれなくなること　何を訊いても返事は無し　何を言っても判ったの一言もなし　だから　私も何も言わない　言わなくちゃいけないと判っていることも　言ったってどうにもならないからと諦めてしまう　プライベートのことはそれでもいい　でも　仕事のことはそれじゃ絶対にいけない　会社に迷惑をかける結果につながるから　でも　でも　でも　わかっていてもどうにも出来ないから　諦めるしかない　一番困るのは　口を利いてくれなくなること　今　何をしているのか　これから　何をしようとしているのか　それでも　私が選んだ人だから誰のせいでもなく　甘んじてそれを受け止め　諦め　許していくだけ

  2006年03月24日

• 卒業式

  　小学校の卒業式でした。♪仰げば尊し♪を歌いました。国歌も歌いました。子供たちは元気な声で歌いました。私も歌いました。　一子から足掛け１０年、この小学校と付き合ってきました。我が子が学校に上がるまでは、自分が通った小学校に我が子が通わないのは、ちょっと寂しい気がしていました。でも、我が子が通い始めると、そこが一番になるのですね。愛着が湧いてくる。私が通った小学校は、すり鉢状の町の外れのちょっとした高台にありました。結構な高低差を上り下りするので、足が強くなったような気がします。我が子たちが通った小学校は、川っ縁の平野にあって、登下校路の難所は、約５０ｍ程の大きなカーブに添って国道の歩道を行かなくてはならないところでしょうか。冬には路面が凍結して、あれでも、スリップした車が、子供たちの列に突っ込んで来ると言う惨事も起きかねない事がずっと気掛かりでした。　元気で卒業できたことを心から感謝します。卒業生の歌　スマップの｢オレンジ｣はちょっと声が小さくて物足りなかったけれど、彼らなりに精一杯歌ったのだからよしとしよう。　在校生に見送られて校門のロータリーのところで、記念撮影。男子１３人、女子１８人が、妙に一線を隔しているのが印象的。結構恥ずかしがりなのかなぁ････。　さぁ、４月には学ランを着て中学生。ほっぺのニキビがちょいと本格的になってきたこの頃です。宿題のない春休みをどう過ごそうかと手持ち無沙汰気味。仲良しの拓ちゃんとキャッチボールをするなんて言ってますが。

  2006年03月23日

• 明日は耕平の卒業式

  　感慨無量。６年間、よく頑張りました。雨の日も、風の日も、一日も休まなかった。昼間、留守になる家庭なので、家で一人いるのはつまらないって事もあるだろうが、少々の熱なら、出掛けて行った。　このところ、目に見えて背が高くなり、大人の会談を着々と上っているようだ。寝くじを言う辺りはまだまだ子供だけれど、頼もしく思えるようになった。　明日に備え、私は散髪をして来た。私が行くのは美容院ではなく散髪屋。実家のお寺の檀家さんちで、毛剃りをしてもらえるのが嬉しい。３５００円也。今日は散髪の後、晃子がそこへ行こうとしていて事故に遭ったという、治療院へも行った。久しぶりだった。気持ちよかった。その後、スーパーで６枚切りの食パン、その他を買って、おいたちを持って実家へ寄った。　明日にはこの雨が上がってくれるといいな。

  2006年03月22日

• お彼岸の中日　お寺参り

  　実家のお寺でお彼岸の法要が営まれた。毎年、春と秋、お彼岸には法要がある。実家は日蓮宗のお寺。嫁ぎ先は南無大師遍照金剛と唱える･･･ド忘れ。三つ子の魂百までとはよく言ったもので、何が起きようと｢南無妙法蓮華経｣と唱える日蓮宗を忘れることはないだろうが、始まって二十年近くも経ったというのに、嫁ぎ先の宗派を忘れるなんて。本山は高野山。弘法大師が宗祖で、といったことは思い出すのに、あぁ、宗派の名前が出て来ない。　それは良いとして、来る２３日は耕平の卒業式なので、昼間で私たち夫婦が抜け、さらに、２２日午後から、工場長が息子さんのことでお休みなので２３日はきっぱりと休もうと決めた。しかし、仕事の量は変わらないので、休む代わりに今日、仕事をしたのだが、父さんは午後は耕平のサッカークラブのお別れ会で出掛けて行った。夕方、それが済んで卒業式に向け、散髪に行くというので資金を渡し、６時半から実家のお寺でお彼岸の法要があると言うと、散髪が済んだらお寺へ参ると言ってくれた。　お寺の娘を貰った都合上、仕方ないと思ってのことかもしれないが、かつては、私がお寺へ参るというのも余り機嫌がよくなかった。そのことを思うと、なんだかとっても嬉しくなった。｢遅刻せんように来いよ。｣と言って散髪へ出かけた父さん。わかった！と言いつつ、買い物をしたりしていて、結局３０分遅れて７時にお寺へ着いた。父さんは、真面目に本堂に正座し、お経に付き合っていた。　実家を立ててもらえるって言うのは、嬉しいし、本当にありがたい。ありがとうね、父さん

  2006年03月21日

• 晃子　情緒不安定

  　全く、困ったものである。恋する乙女は情緒不安定。周りは腫れ物に触るごとく、びくびくしている。　夕べは、１０時過ぎ、松葉杖で階段を下りてくる音。キッチンに入ってきたのを見ると泣いている。　ぶつぶつ文句を言いながら、テーブルを叩く。いやいやいや、参った。参りました。経緯を尋ねてもシカトされるだけ。訊いちゃいけねぇ、訊いちゃいけねぇ。そんな野暮なことは訊くもんじゃねぇって言っても、つい訊きたくなるのが世の常人の常。で、速攻、怒られてりゃ世話ないわな。何でそんなことで、親が子供に怒られるのよ！！　あれよあれという間に、二月ももう２０日。現場、現場と言ってりゃ、事務所は荒れ放題。ったく、どうにかならんものかね。　２３日は耕平の卒業式。そろそろ、ＰＴＡ会長さんのご挨拶を考えなくてはねぇ･･･。

  2006年03月20日

• 午後は一家(除く晃子)で、ちょいとお出掛け

  　中学への入学祝に釣竿を買えと言っていた耕平が、ここに来てサッカーシューズが壊れて(なんと底がもげた！？)、祝はサッカーシューズに変更になった。同じお勉強以外のもので、趣味的な要素があるのだけど、釣竿よりサッカーシューズの方が抵抗がないのは何故？　丁度私も、おいたちに入れるビーズの葉っぱ用の緑が無くなっていたので、手芸屋さんへも延ばせるので、昼食を食べてから、クラスメートの家で、お別れのクッキーをクラスのみんなに作ると言う晃子をその家へ送り、義母、夫、耕平、私の四人でお墓参り。その後、隣のF市へ足を延ばしてお買い物としゃれ込んだ。本当に久しぶり。このところ、食物以外の買い物をとんとしていなかった。あ、でも、先週の土曜、晃子を病院へ連れて行って、外注さんへ出来たもの取りに行くまでの時間つぶしに、スーパーで、ブラと晃子の洋服を買ったな。マァいいか。　耕平が、お店へ向かう道すがら、ひたすら訴えるのは、｢せかさんとってね。｣　兎に角、迷う方で、なかなか決まらない。おおよそ、皆さんはどの位でお決めになるのか知らないが、10分もすれば｢早くしてよ！｣となってしまう。それが彼には苦痛らしい。でも、待つ方だって苦痛なのよね。　道順の関係で、スポーツ屋さんの前に手芸屋さんへ行った。お店には私が一人入り、緑のビーズと赤のリリアンを買ってすぐに出て来る事になっていたが、品揃えがいい店なので、緑だけでも何色もあり、ついつい時間が掛かってしまった。すると、｢せかさないでね！｣といった耕平が物色をする私の背後に立ち｢父さんのタバコのお金ちょうだい。｣と呟いた。｢せかしに来たんじゃないの？｣と言うと、｢とんでもない！！｣あんたは偉い！！　スポーツ店では、案の定、1時間以上粘った。結局、父さんの進めるウンバラだかなんだか、6千何がしのシューズに決めた。本人は、4千円くらいのサービス品とボールをと思っていたのだが、父さんに押し切られ不本意な結果に。帰りの車の中で、眠いのとあいまって機嫌が悪い悪い！！ファーストフードショップケロちゃんで、焼きそばを買ってあげるとちょっと持ち直して、その後寝た。寝くじだったのか？？因みに、まもなく、中学生になります。　ＷＢＣ準決勝。見事日本は勝利をおさめましたな。愛国心と言うものかどうかは不詳ですが、やはり国の代表が勝つと嬉しい！！めでたい！

  2006年03月19日

• 時々　言葉にしてみる

  　あれこれと考えて工夫することが好きで、思い立ったら行動する私。その代わり、その後始末や、続きと言うこととなると、からきしだ。　父さんは、特にひらめきと言うものはないようだが、これと決めると遂行し、後始末もちゃんとできる。予定を立てると、結構その通りに物事を進めることができる人。予定を立てても５分経ったら、違う路線へ進み始める私とは、人種が違う。　そんなことを考えると、神様、よく考えてるなぁ、と思う。割れ鍋に綴じ蓋って言うのは例えが違うかな。結構、いいコンビだと思う。　恋人と友達って、何処が違うんだろう、と尋ねると、さぁね～、と気のない返事。｢じゃぁ、私は父さんの何？｣と詰問すると、｢パートナーだよ。｣あぁ、ナルホド。　冬が舞い戻ってきて、今日は猛吹雪が吹き荒れた。朝、いつも晃子を乗っけて行って下さるアヤちゃんのお父さんは、今日は発熱でダウン。私がアヤちゃんと晃子を学校へ積んで行った。　金曜日に、来週からギブス無しだよ！と豪語して帰っていた晃子は、どんな顔をして教室に入ったのか？何はともあれ、さらに二週間、ギブス生活は続くのである。

  2006年03月13日

• 戦い済んで日が暮れて

  　今日も一日が過ぎて行った。大事件は起きないまま。それが何より。　父さんは午前中、仕事をした。１０時前、耕平の制服を買ってくれるという義母と耕平を積んで町へ出るため、工場を空けた。帰ってきたのは１時前。父さんは午後、仕事をする気はなかった。　洗濯機の仕上げが残っていた。塗装までは父さんが済ませてくれていたが、細かい部品を取り付け、艶出しを掛け、中に入れる分別箱を仕上げて入れ、梱包する作業。結構掛かって午後６時現在、ステーションまで持っていくところ。荷物をステーションに持ち込んで、その足で晃子と耕平を連れて町に出る。間もなくやってくるホワイトデーのための買出し。午前中で済まなかった。晃子に頼まれた文具も買えなかったので、それも買ってくる。　晃子はギブスの延長宣告をやっと受け入れることが出来た模様。

  2006年03月12日

• ちょっと会社を離れると

  　今日はなんだか、てんやわんやの一日だった。　３月に通販誌に掲載されることになっていたにも拘らず、ギフトショーがらみの注文に躍起になっていて、すっかり追憶の彼方だった。掲載された商品を６個、今日発送できないかと言われたのが昨日のこと。そうやすやすと作れる商品ではないし、いつもなら、作り掛かりが幾つかあるところだが、ギフトショーがらみの注文に当てて、大蔵ざらえ、在庫一掃したところ。材料を刻むところからなので、もう大変！　あっという間に一日が過ぎたが、仕事に来てくれている叔父さんの奥さん、すなわち、私の血のかかった叔母ちゃんだが、その人が今回急いでいる商品のマットを縫製してくれている。夕べ遅くから｢５枚、縫ってもらえないかな。｣と言おうと電話すると、おじちゃんが電話に出た。　会社で｢急な注文は難しいぞ。｣なんて話をして分かれたばかりだったので、なんだか切り出しにくかったが、言わないわけには行かない。伝えておこうと返事を貰った。　その後現場に入り、せっせと物作り。午前様になる一歩手前で現場をしまって事務所に戻ると、携帯の着信ありが点灯している。おじちゃんからだった。でも、時間を考えるともう掛けられようはずがない。そのまま帰宅して今朝、電話した。縫製の細かいことについてだった。午前中に縫っておくからと叔母ちゃんが言った。乗りかかった船とは言え、本当によくしてくれるので、足を向けてなんか寝られない！　マットの土台を仕上げて、それを持って縫製したものを受け取りにおばちゃんの家へ行き、そこから、マットを仕上げてくれる業者さんへいきなり走ることになっていたが、時間的な予定はお昼小口だった。ところが、実際に土台が仕上がったのは午後５時前。それから、おばちゃんへ持っていくもの、業者さんへ持っていくものなどを準備していると５時半近くなった。　おばちゃんの家へ着き、受け取ってしばし立ち話。久しぶりに叔母ちゃんと面と向かって、落ち着いて話をした。電話では話すけれど、なかなかこういう機械には恵まれなかった。　その後、来た道を半分引き返し、業者さんの近くのDEODEOで業者さんと品物の受け渡しのため落ち合った。　渡して帰路を急いでいると、携帯がなった。父さんだった。取引先から電話があったことや、耕平のサッカーの帰りを近所の友達のママに頼んだことなどを告げた。父さんは自分の携帯から掛けてきた。事務所の電話には、私の携帯の番号が登録されておらず、父さんの携帯頼みなのだ。　かつて、ＡＴＭで入金を頼んだら、ＡＴＭの前に立って｢入金したいのと同じ額のお金が出てきたぞ！｣と慌てふためいて電話してきたあの時の父さんは、もう過去に人だ。今や、携帯を自由に操る現代人。と言いたいが、現実は伏せておこう。基本的に、機械と言うものを嫌う人はいるのだ。

  2006年03月09日

• 耕平の恋のタイプ？！

  　｢好きな人には、積極的に話しかけていく人と、好きな人には話しかけられなくなってしまう人とあるでしょう。僕の場合は、後の方。タイミングとかが掴めなくて、どうも話し掛けられんのんよな・・・。｣　夕べ、お風呂に入りながら、耕平が語った。そうか、そうか。耕平も恋をするお年頃だ。そうなると、その話しかけられない相手って誰なのか、聞きたいのが親と言うもの。｢で、誰？｣｢言うわけないじゃん。｣｢母さんじゃな。だってこの頃、耕平、母さんに話しかけようとしてはやめたりするじゃん。｣｢ぷぷぷ。ウン、そうじゃな。｣　一体、どんな彼女をゲットするのか。男は強くあって、彼女を守ってあげなさいよ、なんて、今の時代じゃ通用しないのかな。

  2006年03月08日

• あぁ、久々に耕平の悪い癖が・・・

  　我が子を褒めるのは親ばかなようで気が引けるが、うちの耕平、男の子の割りに優しかったりする。それから、要らないことを言わない。一言が余計で、人を怒らせる人物って、ちょくちょく居るけど、耕平は結構、言葉の役割を理解している。語彙は少ないし、勘違いも多いけど、余計な一言を言わない。逆に、言わなきゃいけないことなのに、癇に障っちゃいけないと考えて、言うのを控えたりする。　そんな愛息の耕平だけど、たった一つ、どうにもこうにも戴けない癖がある。癖と言うか、なんと言うか、小学校高学年になって、釣りを始めて以来のことなのだが、欲しい釣り道具を見つけると、朝から晩までひっきりなしに私の後を付いて周り、｢買って、買って、買って｣と連呼する。昼間、学校へ行っている間は安泰だが、今日なんか、帰りかけに工場へ寄って、顔を見るなり｢釣具屋へはいつ行くの？｣とこうだ。　確か昨日だったか、いきなり電話が掛かり、何でそうなるのか判らないが、｢中学入学祝に釣竿、一本、買ってくれる？｣と言う。土曜日の昼から、久しぶりに中学に上がったサッカー部の先輩たちと釣り行脚に出掛け、犬や猫の盛りでも無かろうが、どうにもこうにも、道具が欲しくなったようだ。　一番欲しいのは、１万数千円する竿だと言う。｢それは、社会にでて、お給料を貰い始めてから、自分で買いなさいね。｣と一刀両断。それ以上話すと、墓穴を掘ってしまうので、さっさとその場を後にする。　東京では、春一番が吹いたと言う。春一番の声に誘われて、耕平の冬眠していた釣りの虫が、目を覚ましてしまった。

  2006年03月06日

• 子供会の歓送迎会

  　今日は子供会の歓送迎会でした。本当なら、九時からボウリングに行って、お昼に帰ってきて、近くの集会所の地下で、バーべキューと言う予定だったが、仕事がどうにもならないので、ボウリングはパスさせてもらった。こんな身勝手な親じゃいけないのにね。父さんが出てくれたので、任せてしまったと言う次第。バーベキューは申し込んでお金も払っているので出席。おにぎりと希望の野菜、そしてお飲み物は持ち込み。父さんのリクエストで、みながボウリングをしている間に、晃子を美容院へ預けといて、スーパーで、しし唐とビールを購入。家に帰ったのが１２時で、丁度ご一行様方が地元に戻ってきたタイミング。慌てて晃子のお昼を並べ、野菜を切り、おにぎりをして会場へ。ふぅ･･･。　兎に角、駆け込み。むしろ遅刻魔。これって、きっと一生治らない。生来、暢気ってことなんだろうな。トホホ。　世の中では、いろんなことが起きている。まず、永田議員のメール発言。父さんに言わせると、防衛庁問題や耐震偽造建築物問題などから、注意をそらせるため、自民党が撒いたネタだそうだ。それに経験の浅い永田議員が、ダボはぜよろしく食いついたと言う次第。なるほど。彼はまんまとはめられたってワケか。まるでドラマのようだ。　あのメールが本物かどうかよりも、あのお金が本当に動いたのかどうかの方が大事だ。民主党が言っているのはそれだが、あの永田議員の口調でやられると、と言うか、手順がぱっとしないような気もする。自民党も、国政調査権を発動して、調査させればいいんじゃないかな。やましいところがないのならね。　それにしても、ホリエモンは、英雄からとんだ悪党へと堕ちたものだ。それこそドラマを見ているようだ。　ところで、エンタの神様を観ていると、ピンでオリラジをパクった様な芸風の男が出ていた。長井の芸風をパクった様な人もいた。いつもパイオニアであることをモットーとする私に言わせれば、全くくだらない話だ。人の真似をして、一体何が面白いのか。オリジナルを貫く根性はないのか。また、それを受け入れる世間の甘さにも、うんざりだ。　仕事の方は、相変わらず追い詰められているが、今日は、郵便局に届いていたギフトショーでの名刺の一覧を開封し、２４通のＤＭの宛名をプリントアウトした。発送したのではなく、宛名をプリントアウトした。ここ大事！この宛名シールが無駄にならないよう、頑張らばくては！！　２０日〆の請求書も作らなくては。オッと、２５日〆のも作れるんだ。あぁ、気が急くよ、全く。　ランドリーも仕上げなくては。小物入れのマットも貼らなくては。うぅ～～ん、私が寝ている間に魂だけ起きて仕事をしてくれないかな。　そうそう、ゆずがこのところ妙に犬臭い。今日、晃子も言ってた。半径３ｍで匂うって。確かに。そろそろ盛りの頃だからかな。

  2006年02月26日

• 父さんの使える性格！！？？

  　テレビを観ていると、父さんはよくチャンネルを変える。くるくる回すので、気になる番組があってもいつも車内通過だ。　そんな時、「アッ！今のが観たい！｣なんて言うと、絶対だめ。意地でもチャンネルをその番組に合わせてはくれない。懇願すればするほど、状況は悪くなる。だから、本当に観たいと思う番組があったら、逆に無関心を装わなくてはならない。　夕べ、その事に私が言及すると、一緒にテレビを観ていた耕平が、すかさず話しに加わってきた。「あぁ～、あるある。それって時々使えるよな。｣　耕平はそんなお父さんの性格を逆手にとって、美味しい結果を得た事があるような口ぶり。それを聞いた父さんが逆上！なんだと、こいつ！と、耕平に拳を振り上げる。けれど、耕平も慣れたもの。すっかり大きくなった体で、父さんの振り上げた腕の下をするりと擦り抜け、出て行った。　私もそう何処にでもいるような性格じゃないけど、父さんもかなり変わっている。恐ろしく天邪鬼なところがあって、最初の頃は、それにすごく困惑していた。けれど、結婚して、この四月で二十年。酸いも甘いも知り尽くしたので、うまく合わせていけるようになった。　ところで、今日は一週間ぶりの晃子の病院。レントゲンを見たけど、事故当初の状態と、ほとんど変わりないようだ。素人だから判らないのだろうが、先生も、｢まだですね。｣と言われた。約束の６週間は、残すところあと十日余。本当にくっ付くのかちょっと心配。

  2006年02月25日

• 手編みの足袋！？

  　晃子のギブス着装中の左足は、指先が包帯から出ていて結構寒さが応えるらしい。そこで、昔取った杵柄。鈎針と極太の毛糸を持ち出し、足先袋を編んだ。すごく適当。　まず、足先の親指から小指までの長さくらいの鎖網をして、そこから細編みで立ち上がっていく。段を増やすのなんて本当に適当。出来上がったものは、なんだか判らないけれど、足先に覆してみると、あぁ、そうなんだ、と判るもの。足首に一週巻いて結びつける鎖編みの紐もつけた。　晃子が、「結構温い！！ありがとう☆｣と喜んでくれた。嬉しい。こちらこそ、ありがとう！　木工機械で、木箱作りも好きだけど、編み物も好きな私です。そして、父さんは、こんな私に惚れました。かどうかは、本人のみぞ知る。PS.そろそろ花粉症が始まりました。

  2006年02月24日

• 晃子の不満

  　交通事故で左足を骨折した娘。外傷があって、お風呂に入れなかった時期を経て、約二週間ぶりにお風呂に入った日、本当に幸せを感じたみたい。　だけど、人間って贅沢で、その感激をすぐに忘れて、今の不便に不満を漏らしてしまう。この不便があるから、健康がどれだけ大事かを実感することが出来たのにね････。　初心忘れるべからずって、本当に大事。私も仕事中にふと思うことがある。｢先生になってる！｣　これは、先生と呼ばれる人たちへ、どうこうと言う意味じゃなく、御山の大将になっちゃってる自分に気が付いたとき、そう思うようにしている。反省、反省。　例えば、箱を組み立てるためにかけてある輪ゴムをはずしながら、｢何で私がこんなことを。｣そう思っている私が居る。そういう仕事は障害者施設から通勤ししているＳちゃんの仕事だけど、彼女が差し支える時には、誰がしたって構わない仕事なのに、私は偉いから、こんな誰にでも出来る仕事やってる場合じゃないわ！って言って自分に気付く。　正直な話、時間が幾らあっても足りないと思う。ならば、そういう私じゃなくても出来る仕事は、他へ振れる様に、ちゃんとマネージメントすればいいだけの事。それが出来ない自分の無能は棚に上げて、不満ばかり言ってる。　これは私のことだけど、母親の私がこんなだから、娘の晃子も、似たり寄ったり。今朝は、あまりに文句が多いので、ちょいとトーンをあげて叱ってしまった。　まぁ、こんなことを繰り返しながら、私も晃子も、成長するのでしょうね。また陽は昇るのですよ、間違いなく。

  2006年02月21日

• お気楽　土曜日

  　今日は、父さんと耕平が、朝から香川県へサッカの試合のため出掛け、ばあちゃんは、お久しぶりの広島遠征。家に残ったのは骨折中の晃子と私の二人きり。　11時の予約の病院へ出掛け、受診。お昼はきままに府中名物｢お好み焼き｣としゃれ込んだ。　ご存知の人はご存知でしょうが、お好み焼き、お好み焼きと言いましても、ここ府中のお好み焼きは、ピカイチ！有名な広島市内のお好み焼きとは、また一味違うのです。　何処が違うかと言いますと、お肉。　あちらは、スライス物をベッタリと置きますが、府中のお好み焼きにはブタミンチが入ります。これが、お好み焼きを切れやすく食べやすくしてくれます。そして、お肉の脂が、お好み焼き全体にいきわたり、旨いったらありゃしない！！　府中で有名なのは｢古川食堂｣。こちらは、何回かメディアに取り上げられました。肝っ玉母さんキャラのお母さんが、なじみの客にはウケテいます。お好み焼きは、素朴風。あまりかったりと焼き〆られてなくて、ホンワカと食べられる感じ。　そこからすぐ近くにある｢サチ｣。これがまた美味しい。なんていうか、几帳面に焼き上げられたしっかりとしたお好み焼きで、価格的には幾らか高めですが、お好み焼きのぐるりのかりっとしたところがもう最高！！　府中高校の近くの｢平の家｣。こちらは、私たちが高校生だった頃、よく通ったお店で、威勢のいいおばちゃんが名物。最近は、お年も召したので、息子さんが継がれたようですが、味はあの頃のまま。ここの特長は｢生かけ｣。通常、お好み焼きに卵を入れる時には、鉄板に割り落とした卵を軽くスクランブルし、その上にひっくり返したお好み焼きを乗っけて火を通すのですが、この生かけは、焼きあがったお好み焼きの上から、豪快に生卵をぶっ掛ける。鉄板からの余熱で、卵が半熟になるという仕掛け。んまい！！　いきなり、お好み焼き談義になってしまいましたが、もし、府中にお越しの際には、朝、昼版、三食、お店をかえてお好み焼きを召し上がれ。府中が堪能できますよ！　因みに、今日、私たちが食したのは｢山政（やままさ）食堂｣のお好み焼き。ここのマスターは父さんと同級生で、中学時代、サッカーで苦楽をともにした、当時のニックネーム｢コンビクト｣なる人物。サッカーのほかにバンド系もやっていて、今日も、アメリカ生活の長いらしい人物と、ギター談義に花が咲いていました。　その中で気になる会話。滋賀県で中国人のお母さんが子供を殺した事件に触れ、アメリカでもそうだけど、やっぱり、人種差別ってあるということ。差別する方はそんなに気に掛けてなくても、されてるほうはすごく意識する。優しさって大事だと思う。私は、反省しなきゃなんないこと、あると思った。

  2006年02月18日

• 父さんがちょっと優しいゾ！

  　１４日、私が東京へ出かける日には、相棒が三日間も留守にするというと、たとえ頼りない女房とは言え、父さんは心細くもあるのか、ひどくテンパッてしまって、通常の会話が殆ど不可能な状態に陥っていた。極力会話は避け、東京に着いても、電話も掛けないようにしていたが、会場で頂いた注文だけは、即連絡を入れるようにしていた。　東京滞在も三日目となると、まるでふるさとのような懐かしさで、今日、ここを発つと言う事が、心なしか寂しくも感じられた。その頃になると、相棒の不在も堂に入って！？父さんの言動にも余裕が観られる様になり、言葉の端々に、さりげない優しさが感じられるようになった。となると、さらに、この東京を離れる事が惜しくなるのが人情で、本当に、後ろ髪を引かれる思いで、会場を後にした。　午後五時にブースを出、西棟一階の外にあるバスターミナルへ。羽田空港行きのリムジンバスの乗車場には、すでに長蛇の列。最初に入ってくるバスに、滑り込めるかどうかの瀬戸際。　五時十分発のバスがやって来て、順に乗り込んでいく。私たちが乗り込もうとすると、その脇を一人の男性が、するりと交わして乗車してしまった。｢ちょっと、おじさん！！｣と言いかけて気が付いた。その人は、乗車客を誘導する係りの人だった。文句つけなくて良かった･･･。　通常の席はすでに満席。後ろから補助席を出していくと、悲しいかな、私たち二人は、一人しか着席できないことがわかった。栗甚さんは美しい女性なので、私の膝に乗せてあげても構わないが、人目もあるのでよすことにした。次の一人に席を譲り、私たちは次のバスを待つことに。　五時半の便には、いの一番に乗車した。何事も、先んじると言うのは気持ちのよいものである。とは判っていても、いつも後手後手に回るのが私の常道であるのは、なんとも悲しい現実である。　羽田へ着いてまず搭乗手続き。窓側の席は詰まっていた。　その次は食事。栗甚さんは羽田ラーメンを、私はチャーシュー丼を食べた。結構量があって満腹。この店には、やたらに芸能人や有名人の色紙が貼られてあった。　その後、お土産の買出し。どら巻きと言うお土産を買った。カステラがどら焼きの皮？に巻かれていて、その間に小倉クリームが挟んである。お倉クリームは、勿論生クリームが入っている。かすかなオレンジ風味も心地よかった。　飛行機への乗り込み時点では、遅れはなかったものの、離着陸の滑走路使用状況の関係で、離陸は２８分遅れ。飛行中のダッシュの甲斐があって、広島空港へは１５分遅れで到着。栗甚さんの長男坊さんがお迎えに来て下さっていた。　２８歳の男前。おばちゃんは男前には弱い。　右手を出して｢お荷物、お持ちしましょうか？｣と言うので、私はつい答えてしまった。｢荷物はいいから、負ぶって下さる？｣　オオウケ。三人爆笑。これで、変なおばさん決定だ！！！　うちの息子も、その内にあんな風になるのかな。楽しみ！！そうなったら負ぶってもらおう！！　そんなこんなで、東京行脚も無事終了。頂いたご注文を、後はせっせと出荷していこう。頂いたご名刺は、商工会議所のほうで整理して、コピーが配布される。ご名刺に注文を書き付けたものまで、何も考えず渡してしまったので、週があけたら、一度、商工会議所へ行って｢生名刺｣を一覧させて頂かねば。

  2006年02月16日

• 一年ぶりの再会

  　去年のギフトショーの時以来の再開。北九州の大学で、一緒に吹奏楽をしていた同級生女子４人組。私以外皆九州出身なのに、何故か、私以外皆、現在東京暮らし。何故？？　そんな訳で、私が東京へ出てくると言うと、集合を掛ける。二人は都内で、一人横浜の子がいるが、彼女は差支えが有ったのと、娘がインフルエンザでうなっているので欠席。残念！！残りの三人で、有楽町駅から程近い、リプトンのショップで、１時間限定のバイキングに舌鼓を打ちながら、まずは我が子自慢大会。いやいや、決してけなし合いではなく、あれでも、将来お世話になるかも知れない候補同士として？！携帯の中のお写真を確認。思ってみるに、最近の子供は顔立ちが皆、そこそこ良い。私たちが子供の頃は、ジャガイモみたいな男の子、ザラだったのに、今時じゃ、そんな風だと肩身が狭い。　一説によると、子供の顔立ちは世相を反映しているとか。豊かな時代なのでそうなのかな･･･。でもうわべはそうでも、心の中は･･･どうなんでしょう。心の中が豊かなら、見掛けはどうでもいいと思うんだけど。　限定の一時間ギリギリ、しかもお皿にお残しがあったら、実費支払だそうで、最後の１０分は３人が力を合わせて食べきったと言う次第。　あぁ、仕事ですね。仕事は極めて順調。跳び箱はなぜかしら、皆様に愛して頂き、早速ご注文も頂きましたし、すでに取り引きのあるお得意様にも、初顔合わせ出来まして、感謝感激雨あられ。　改めて考えてみると、私の位置するビジネススタンスは、一体どうなんだろうと･･･。女性のお得意様もそこそこあるはずなのに、今日、お会いできたお得意様は皆男性ばかり。しかも、皆さん、スタイリッシュでいらして。ネットで私の顔写真はご覧になっていらっしゃる方ばかりだけれど、逆に、私をご覧になった方々は、｢をい、をい！！｣って言う感じではなかったかしら。ああいう場所には、せめて、ファンデーションくらいは塗っていけよ！！ってか？　でも、ファンデーション塗ると、口紅くらいは、となって、そうなるとアイメークもと言い出すと、キリがなくなっちゃうから････って、それの何処がいけないんだっっっ！！　まぁ、私は、もうすぐあがりますし･･･って何が？。それは置いといて、仕事柄、ほこりかぶりますし･･･って、何言い訳してるんだよ！！兎に角、生まれてこの方、ノーメークを売りにしてますので、お取り引き各社の皆様には、決してショック死だけはなさいませんよう。万が一があっても、保障はいたしかねますので、悪しからずご了承くださいませ。　それにしても、１０時から１８時まで、真面目に立ち通しってのは結構足が疲れます。この年になると、一年がいえない。去年はもっとラクだった？！　そうそう、今日は暑いと言う天気予報に基づき、愛用のズボン下も、ごっついジャケットも脱ぎ捨てて会場入りしたわ・た・し・でした。

  2006年02月15日

• 姉貴のチョコ作りに加勢

  　左足を骨折している晃子。でも、バレンタインは待ってくれない。そこで、片足ながらキッチンに立ち、今日はチョコレート作りとしゃれ込んだ。私は朝からずっと仕事。クラスの友達らとボウリングへ行くと言う耕平は、午前中は家に居たので、不自由な姉貴の手となり足となって、チョコ作りに加勢。偉いぞ！！耕平！！　私がお昼に国道を家に向けて走っていると、耕平は嬉しそうに自転車で友達の家へ向かっていた。帰ってみるとまだ晃子は製作中。私も昼食を済ませ、小一時間ほどお手伝い。でも、ご褒美はもらえなかったよ！！　それが済んでまた仕事。明後日から三日間、東京へ出掛けて留守をするので、あれも、これもと思うのだけれど、現実はそう甘くない。兎に角、どうしてもと言う順番でこなしていかねば！！しかし、一つ一つが時間が掛かる。誰か時間を分けてちょ～～～。

  2006年02月12日

• 小早川　伸木の恋

  　ドラマなんて滅多に観ないけど、今日はたまたま、遅い夕食の後点きっ放しのＴＶで始まったので、ついつい最後まで観てしまった。　恋･････。久しく遠ざかっていますね。なんだか、懐かしかった。胸の奥のかすかな痛みっていうか･････。　そんなドラマを観た後、娘と話した。｢ねぇ、会いたいって、どうして思うんだろ？｣｢そりゃ、スキだからでしょ。｣｢例えば、家族なんか、当分会わずにいたら会いたくなるだろうけど、毎日、当たり前に会ってるから、特に会いたいって思わないだけで、結局、会いたい欲求が１００％満たされなければ会いたいキモチが募るんだろうね。｣　満たされ続けると、自分の気持ちって見えなくなるんだと思う。逆に言えば、満たされてしまわない事が、恋を持続する秘訣なんじゃないかな。　個人的にいうと、唐沢寿明さんがスキですね。真面目で優しそうなところ。往年の三浦友一さんって所？三浦さんより、ちょっと笑いが入ってる。ネスカフェですか、あのＣＭも良いですね。　うちの旦那は、唐沢さんほど男前じゃないし、優しくないですが、真面目で、賭け事や女に走らないので良いです。仕事は早いし。って、木工の仕事ですよ。夫婦の仕事のことぢゃない！！　欲を言えば、意志の疎通がも少し、得意ならと思うけど、私は｢満たされると興味なくなっちゃう｣人なので、現状でＯＫ！これからも、そこそこ、仲良くしてまいります。

  2006年02月10日

• 父さんの心が少しずつ・・・

  　8時からの英語の塾へ耕平たちを送って行く時、愛車ライフが、エスティマの後ろに停めてあるので、入替がだるいなぁ･･･と思っていると、頼んでも無いのに父さんが｢ライフ出しちゃるけぇ、エスティマ出せよ。｣って言って、動かしてくれた。サンキュ～、サンキュ～！！感謝感激雨あられ！！　これって変かもしれないけど、そんな父さんの優しさが、妙に心に染みる今日この頃でありんす。父さん！愛してるよぉぉぉぉぉぉ～～～～～～～～っ！！

  2006年02月07日

• 雪のヤロウ～～～っ！！！

  　お昼過ぎから降り始めた雪は、留まるところを知らず、午後５時近くには社屋の周辺は５センチほどの積雪を見ていた。　交通事故を経て、今日、久しぶりに登校した晃子を迎えに行かねばならないが、仕事は掛かってくる電話の応対に阻まれ、遅々として進まない。後３０分あれば何とかなるだろうと言う時、晃子から電話が掛かった。　すぐには出られないので、実家へ言って待つように伝え、母に迎えに行ってもらえないかと電話を掛けた。母は私たちが子供時分から、同級生の間では若いと評判だった。２０歳の４月、父に嫁ぎ、翌年６月には第一子(姉)を設けた。しかし、それから幾年月。昭和１３年生まれの母には、数センチ降り積もった雪の中へ、愛車を駆り出して行く事は無謀に思えた。痛む心をなだめながら、母は断りの言葉を返した。　晃子が不自由な間の乳母役を買って出てくれた彩ちゃんも一緒と言うことなので、実家へと言っても彼女が遠慮してはと、ここはあっさり、学校でマテを貫く気持ちを決めた。　片付けをして国道を町へ向かって走り始めると、２００ｍも行かないうちに渋滞に掛かった。遮断機が下りる時間でもない。もし、妹が私より少しでも先を走っていれば、学校に回ってもらおうとメールをすると、彼女は私より約２００ｍ後ろにいることがわかった。あまりにひどい渋滞に、私たちは交通事故が起きているという結論に達した。しかし、実際は事故などなく、積雪によるのろのろ運転が原因の自然渋滞だった。　学校までの５キロの道のりを、なんと１時間余りかけて私は進んだ。妹の段取りで、姉に迎えに来てもらい実家へ身を寄せていた晃子のところへ辿り着いたのは午後７時前。開口一番｢遅すぎる！！！｣と叱られたが、何故、私が叱られなければならないのか？？？　全く、合った話しじゃない。恨むなら雪を恨めってのよ！！

  2006年02月06日

• ただ今満腹でございます。

  　父さんの提案で、小人数の今日こそ、晃子の退院祝に外食に行こう！と言うことで、耕平がスキーへ行って不在の今日の昼食、お昼ゴハンに外食としゃれ込んでしまいました。　耕平贔屓の義母は、｢耕平だけ仲間はずれは不憫だよ。｣と頑張りましたが、合理主義の我が家。｢耕平は昨日のお昼ゴハンから４食も続けて外食だから可愛そうじゃない！｣ときっぱり！義母を拉致し、愛車エスティマに乗り込んで４人で外食と相成りました。　行ったお店は○○○大将。国道４８６を南下して、戸出を過ぎたところで県道と合流する地点からほんのちょっと行ったところ。○～の部分は確か漢字３～４文字だけど、読み方が判らず、記憶が浅く、すでに追憶の彼方。｢河｣が含まれていたんだけど・・・・・。でも大丈夫！帰り際にアンケート用紙に書いておいた。｢読み方がわかりません。｣って。単純に読めば読めたけど、いや！そうじゃないって思って。　まぁ、お店の名前なんてどうでもいいんだけど、回転寿司と思って入ってみると違っていた。でも、今更、入りません、も言えなくて、結局着席。父さんは生ビールを一杯飲んで、４人で５，１５０円也。まぁまぁでしょ。って、どうまぁまぁなのか？　スキーに行っている耕平からは、特に何も連絡は無し。雪崩に巻き込まれてはいないのだろう。夕方６時から７時の間に帰ってくる予定。　晃子は、退院したら、事情聴取のため、警察へ来いと言われているが、今日、連絡をしたら、例によって交通事故室は、現場へ出かけて留守。誰か留守番を置いてよ！　で、あちらからの連絡待ち。今日を逃すと、明日から学校へ行くと言っているので、警察へ行けるのは午後５時過ぎ以降。ちょっと忙しいなぁ。　一昨日勃発した父さんとの冷戦は、昨日の｢ラヂオの時間｣を一緒に観たことで、じわじわと和解に向かっている。凍てついた父さんの心が、少しずつ解けていくのが、なんとなく判るので嬉しい。

  2006年02月05日

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