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いじめのシグナルをみつける 17の方法(小学校の先生編)
その1 ときには 反対向きに授業をしてみよう 教壇の上で そして 黒板にむかって 授業は 行われます 先生が黒板に 授業の内容を書いていると 後ろの方では、消しゴムのカスをなげたり 鉛筆で前の子をたたいてみたり 後ろを向いて 後ろの席の子と ノートに描いたらくがきを見せ合いこしたり・・ こどもたちは 先生の見ていない 何気ない瞬間に 行動を開始します これが こどもたち です 先生の見ていない瞬間 そこには いろんなシーンが隠れているものです 後ろの二人組が 前の方に座っている お友達をみながら からかったり 笑っていたり 消しゴムを投げているかもしれません もちろん いじめていることばかりでなく そこには 楽しんでいることもあるかもしれません そこには パターンがあります 4列目の後ろから 3番目の子は 必ず 後ろの子の方を向いておしゃべりしたり・・ 3列目の前から 2番目の子は 2列目の1番目の子に すぐにちょっかいをだすかも 廊下側の真ん中の子は いつも 3列目の後ろから 2番目の子をこわがっているかも いろんなパターン・・・これが こどもたちの中にある ルーテインワークなのです。 ときには 教壇ではなく 後ろの掲示板の方から 授業をやってみましょう そうです まったく正反対から 授業を行うのです もちろん こどもたちには 机を反対向きにしてもらわなければなりません 先生も黒板は つかえません・・ まったく 新しい 関係がそこには 見えてくるものです 普通どおりに授業をしていて 気づくこと それは 表にみえている 関係なのです まったく反対の位置から こどもたちをみると 今まで 先生が思っていた こどもたちの関係が ときに 自分の思い違いだと気づく瞬間がきっとあるものです けんちゃんとゆうくんは いつも授業中に楽しくおしゃべりをしているけど それは けんちゃんからのちょっかいであって じつは ゆうくんは けんちゃんにちょっかいを出していないし ほんとは ちょっかいだして欲しくなかったりして・・・ 二人とも仲よくて おしゃべりをしている関係もあります でも どちらかが いじめられていて おしゃべりをしている場合もあるのです 反対から 授業を行うのは こどもたちのためでもなく こどもたちを喜ばせるためでもありません それは 先生自身が もう一度 こどもたちの関係を見直す きっかけづくりなのです (げんき) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 19, 2007 12:37:26 PM
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