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親と子のメンタルヘルス研究所 所長

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カテゴリ:カテゴリ未分類
「頭の中の絵」をそろえることは とても難しいものです







「夏休みの楽しかった思い出を描いてください」 





「難しくて かけん・・・なにを描けばいい」


「よく わからん」




こどもたちが よく 先生に質問している姿が見かけられます






「どっか行ったやろ? 楽しかったことあるやろ?」

「夏休みに何した?」




先生も逆に質問しています


「水族館に行った」





「それを描けばいいんよ」

「楽しかったろ?」



「たぶん・・・」




そんな感じです(笑)







水族館の絵は 描けました











あるとき その絵を見せてもらいました


「水族館の絵かあ  楽しかった?」


「まあまあ」


「なんか 描かないかんかったし これしか浮かばんかった」



「ほんとに楽しかったのは やまもと と 草スキーしたことやけどね」






夏休み いちばん 楽しかったのは やまもと君と草スキーしたことです


夏休みのひとつのイベントとして 「水族館」に行きましたが


やはり 一番 面白かったのは やまもと君と遊んだことです




もちろん 水族館も楽しかったはずですが・・









「夏休みは面白かった?」


「誰といた時が面白かった?」


「何したのが面白かった?」


「なんで そんなに面白いの?」



質問をかさねていくと  どんどん答えてくれます


そして 「頭の中の絵」が次第にそろっていきます







そうすると なにを描こうとするのかが わかります







それは こどもたちでは ありません



先生の「頭の中」に です









こどもたちと「頭の中の絵」をそろえる





それは 大人の側の「絵」を こどもの「頭の中」に送り込むのでは ありません





こどもの「頭の中の絵」を 大人が 先に「頭の中」にインプットすることです





そうすることで こどもの描く絵がみえてきます







こどもたちは 大人に 自分の「頭の中の絵」が届いたと思った瞬間から


安心して それを表現しはじめます






これは「インテーク面接」に とても似ています







こどもたちは 表現が得意です


でも 表現するためには  いちど 自分で確認する必要があるのです



自分が「表現したいもの」がわかると




安心して のびのび表現するものです








こどもたちの描こうとするものは



実は   「さあ 描き始めよう!」と言って スタートする前に







すでに 大人に届いているものです








できあがりを待つ前に・・・・



                  (げんき)





大人の役割は 


描くであろうと考えている 「自分の頭の中の絵」と


こどもたちが 実際に描いた「絵」を すり合わせることなのです



よく先生から
「こどもの絵のどこを誉めてあげたらいいんでしょうか?」と聞かれます


自分が描くだろうなって考えてた「頭の中の絵」と

こどもたちが実際に描いた「絵」の中に きっと違いがあります



先生が イメージできなかった  「発見」!!

そこを誉めてあげるといいですね



それが  その子の「発想力」なのです   (げんき)



















































 


































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Last updated  May 31, 2007 04:17:55 PM
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