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小学校の授業を よく見学させて頂くのですが
教室の後ろから様子を見ていると たくさん気づかされることがあります なかでも すごいなあと感じたこと それは 「こどもたちは 口に出して訂正する」 ということです 「あっつ まちがった! ここは こうやんか これを こっちにしたから へんな ふうになった」 「あっ 3ってかくつもりが 5ってかいてしまった」 訂正内容は 様々ですが 訂正するたびに その子のことばに よって 他のこどもたちも 自分のプリントに書かれた答えを見直します 「あっつ おれもやん」 「あっ あぶないあぶない わたしもおなじことしてた」 先生からしてみると それは 「授業の妨げ」になるかもしれません でも 実は それは素晴らしいちからなのです ひとりの発言によって 全員が 自分の答えや考えを見直すこと そして なによりも その発言者である子が どの部分を間違ってしまったのかの解説まで行なってくれる 「口に出して訂正すること」で 頭の中には「見直し」したり「チェックする」という回路が出来上がってくるのです そして もうひとつ大切な点 それは 「間違いを訂正することを恐れなくなること」 なのです 間違いを訂正することは勇気がいるものです だからこそ 人にわからないように コッソリとやってしまいます でも 本来 間違いの訂正は みんなのためにやるものです そう 「共有財産」なのです 間違いを堂々と発表し その間違いのどこが 悪かったのかを みんなに伝える そして 同じ間違いをしないように 意識づけさせる 素晴らしいちからなのです 「人と助け合うちから」の種や「自分を素直にみつめる」種というものは 実は こうした日常の中の 小さな出来事の中に隠れているものなのです (げんき) こどもがすくすく成長する0・1・2歳児の魔法の「言葉がけ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 12, 2009 11:35:02 AM
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