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前回の続きとなりますが こどもたちとのセラピーを実施するときに 原則としてやっていることがあります。 それは 「面談室のような場所で 対面でやらない」 という原則です。 これは すべてのスタッフ が 実施しています。 僕は もし その子が 列車好きでしたら 特急列車の車内で 実施することもありますし 動物が好きな子だったら 動物園で実施 することもあります。 基本的には 「その子が もっとも 大好きな場所」で 行っています。 もちろん 対面ではありません。 常に 横なので その子と同じものをみています。 そうやって 『一緒に楽しむこと』 これが「言葉がけ」のセラピーのもっとも最初の段階です。 誰もが 一度は 聞いたことがあると思いますが もっと こどものこころの声に耳を傾けましょう のような 『傾聴』 もっと 褒めてあげましょう という 『評価』 もっと こどものこころを抱きしめましょう という 『愛情』 『傾聴』 『評価』 『愛情』の この3つ それぞれ 1つひとつ とても 大切なものです。 この3つ たくさんの方が この3つを提案されていますが、 ひとつ お伝えし忘れていることがあるのです。 それは この3つは 『一緒にセット』で 届けてあげなければ 『脳』には 届かないのです。 『傾聴』して『評価』して『愛情』をかけてあげるのです。 「ねえねえ、それ もっと聞かせて! すごいね。 そういうところがみんな大好きなんだよ」 という表現です。 そして もうひとつ 重要なこと それは 「その子が 一番大好きなことをしているとき」に行うことです。 今のところ 経験的に把握しているのは この場面でのみ 効果があるということです。 そのため、セラピーを列車でしたり 動物園でやったりしているのです。 「大好きなことをしているとき」に 「傾聴」し 「評価」し 「愛情」をかけてあげると あなたの「ことば」は その子の「こころ」にとても届きやすくなるのです。 是非 やってみてくださいね。 (げんき) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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