カテゴリ:仕事
夏以来の書き込み。
ブログはなんだか迷惑なトラックバックとかへんてこなメッセージが寄せられたりしてなんか嫌だったのでMIXIばっかり更新してました。 Msaitoさんに刺激され、久しぶりの日記。日記っていうのか?季刊って感じじゃないか? 最近姪っ子(8歳)が頭が痛いと訴えているらしい。 祖母つまり私の母はゲームのやりすぎとか、パソコンの見すぎといっていて、治らなければ医者に行くようにいっているがそれだけではないと思う。 実はその子の父親も頭痛もち。 ならばその共通点から糸口は見出せないのだろうか? 私の妻も以前は頭痛持ちだった。 最近はめったにない。 何で変わったのか? それは身体を動かすことを習慣付けたことと、栄養摂取を気をつけたことと思う。 昔はよく妻の頭痛の施術をしたものだけど、最近はほとんどしない。 頭痛の原因はたくさんあり、大病が潜んでいる場合ももちろんある。 頭痛のケースによって鑑別診断がなされるからいつからどこがどのように痛いのかをしっかり問診することは絶対条件。 鎮痛剤を服用して頭痛をとめても結局もっと痛い頭痛がやってくる。 大半の頭痛の原因は「筋緊張性頭痛」と思われる。 首や肩、背中の筋肉の血行不良が原因で起こるもの。 と、ここまでは私が通った専門学校の教科書にも載っている。 臨床でもっと大切なのはその緊張を作っているのは何か?であり、そこを探って具体的な処方を立てないと解決しない。 そう考えた時にホリスティックな診かたが必要になってくる。 ホリスティックとは全体的に物事を捉えるということで、痛みの出ている部分にとらわれずに全体を診る事。 木でいえば、病気の実があればその実を落とすことだけ考えるのでなく、根っこや幹から考えていくこととおもえば想像しやすいでしょう。 私が臨床でもっとも大切にしているのは「日常生活」であり「習慣」である。 痛みは「結果」であり結果には必ず「原因」があるもの。 人間の身体は「習慣」の産物であるからそこに大きなヒントが必ずある。 だから臨床でかならず「いつもの姿勢」とか「仕事のポーズ」を再現してもらう。 その状況に大きなヒントがある。 身体が悪いからとすぐに医者や治療家に頼る前に、一度自分の毎日の過ごし方を見直してみてはいかがだろうか? 本当は日常をビデオにとってもらったりすると自分では気づかない癖が見つかるかもしれない。 話は戻るが、姪っ子はすごく父親に似ている。顔ではなく仕草が。 子供は親を真似するものだとつくづく思う。 ならば親から先に教育しなければこの問題は解決しないのではないか? 子供の健康とか人生に対する親の責任は、実は大半の親御さんが思っているよりもずっと大きいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.15 03:11:23
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