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闘魂 サバイバル生活者のブログ

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November 10, 2006
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カテゴリ:新聞
ホワイトカラーに残業代を払わない。厚労省はそんなシステムを導入しようとしている。成果に対して報酬を支払うのであって働いた時間に対して支払うのはやめたい。これがシステム導入の理由らしい。

成果の定義がまずもってむずかしい。労働時間の明快さと対照的だ。小生は管理監督者の扱いになっているので残業代などもらってない。だから、どうでもいいといえばどうでもいいのだが、成果なんて元来一義的に定義できないのだから、これは客観的な評価基準を捨てるということだ。時間=貨幣という等式を見直すというんだから革命である。

で、成果とはなにかと問われれば、人事官僚は、利益に貢献したかどうかだと明快に答えるだろう。しかし、利益に貢献したかどうかなんて目に見える客観的で公正な尺度があるんだろうか。

そもそも労働時間法制を廃止して喜ぶのは、総賃金を圧縮できる経営側だけだというのも気になる。労働側も得するようなシステムでないと交渉にならない。健康管理の徹底や週休2日制の義務化など別次元の議論をごっちゃにするのは交渉術としてはともかく、議論としてはレベルが低い。まあ役人らしいといえば役人らしい発想だ。





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Last updated  November 10, 2006 10:24:37 PM
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