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カテゴリ:新聞
いざなぎ景気越えの記事を読んだ。国内消費が伸びないことでシナリオが狂った点は政府も日銀も同じ。記事は、国内消費の伸び悩みの原因は3つのデフレによるとそっけない。3つのデフレとは物価、資産、賃金の3つ。
賃金についてはこれまでもしゃべってきた。この問題は絶対緊急を要する。労働条件が気に入らんいうてもメシは食わなあかん。日雇派遣なんてもう無法地帯になるのは当たり前。女工哀史か蟹工船の世界やで、ほんまに。 物価と資産のデフレがどれほど国内消費の伸び悩みに寄与しているのかが気になる。 物価はデフレの方が賃金が伸びないうちは助かるよね。消費全体ではそんなに単純ではないんやろか。ほんまかいな。単純に考えたら、物価は需給のバランスの結果であって、国内消費を決める原因ではないような気がするが。もしかして、統計出すのに、単価×数量の単価が高い方が国内消費のトータルが増えるっちゅうこと? もしそれやったら粗雑な議論でんな。 資産はなるほどいくらか寄与するやろうとは思う。もっとも小生なんか資産は使用価値だけを考えていれば、デフレでもインフレでもどっちでもいい。投資目的のマンションなんて持ってないし。 国内消費がGDPに占める割合は70%ときのうの夕刊にあった。同じ新聞には、輸出主導の経済を揶揄して、海外で活躍する企業戦士をかつての兵隊さんにたとえいた。「欲しがりません勝つまでは」の精神の復活だとあった。「いま」が大事な場合はどうすんだべ。 いずれにせよ、国内消費が伸びないと経済は失速するとのことだから、シナリオは崩れつつあるという現実。眼を海外に転じたいところだが、海外の経済情報がここんところ入ってこないね。なんで? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 19, 2006 10:40:17 PM
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