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闘魂 サバイバル生活者のブログ

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カテゴリ:息抜き
政治は面白すぎて自分を見失ってしまう。とむ丸さんのブログを読んで、米国の世界戦略に巻き込まれていく流れを恐ろしいと感じた。

しかし、そんなことは直接財布に響く問題ではない。昔、政治学の授業でならったのは、政治というのは資源の再配分であるということ。資源の再配分である。資源というのは主にカネのことだ。つまり、政治の本質は国民の生活を立ち行かせることにある。

だから、国民の多数を占める生活者にとって訴求力あるテーマで選挙戦を戦わないと選挙に負けるんだよな。もちろんそれだけじゃないだろうけどね。

生活者が2手先を読んで投票することはない。平和とか愛国心とか改憲とかじゃ票にならん。みんな自分の生活が大事だもん。事態はそれだけ切迫しているということだ。

ところで、人気ブログランキングの上位に排外的ナショナリズムのくびきから逃れられない、かわいそうなブログがならんでいる。かわいそうなひとたちは怒るかもしれないけど、天皇なんて先の大戦で終わったんだし、どうでもいいことだ。

天皇って生活者にとって意味ないと思うんですけど。意味ないから侮辱されようが、なにされようが別にかわまわない。生活に関係ないもん。

かわいそうなことに連中は、敗戦で国のかたちが変わった現実を受け入れられないようで。しかもどこの国に負けたかわかってないらしい。ズバリ中国に負けた。アメリカに負けたというのが一般的だがそれは違う。確かにアメリカにも負けたが、中国にも負けた。

そして、たちが悪いのは、負けるということがどういうことかをわかってない点だ。どういうことなんですか?

わかってないから戦後レジームの理念がぐっと来ない。わかってないから歴史の断絶を無視し、連続しか見ない。

それよりも時間が経つと死体の臭いは忘れ去られるんだよな。えらそうに言っても、ボク自身、戦後生まれなので、千万の死体の臭いなど書物でしか知らないのですが。

さて、終わったはずの天皇が滅びないのは目障りだし、気に食わない。ジャパニーズドリームなんて根付くわけがない。頂点に天皇がいる身分制の政体だからだ。職業としての天皇になるための回路が閉ざされている。フェアじゃない。オープンじゃない。しかも日本人気質によって変なタブーまで出来る。

国内はいよいよ人材難で、ソニーや松下が中国人や韓国人を大量に採用しはじめた。外国人も夢が持てて、暮らしやすい日本を構想してゆかねば。それでなくても日本語というマイナーな言語しか通じないハンディを抱えているのだから。

こういう流れで改憲を論じるのなら、すなわち、改憲による天皇制廃止を論じるのなら意味があると思います。





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Last updated  August 20, 2007 11:13:08 PM
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