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カテゴリ:予備校
三浦展「下流社会 第2章」(光文社新書)を買った。副題に「なぜ男は女に『負けた』のか」とある。男女の対立を煽るような副題なので鼻白む気分になる。ただ、目次を読んで買うことにした。
目次 第1章 すがりたい男たち 第2章 SPA!男とSMART男 第3章 上流なニート、下流な正社員 第4章 下流の自分探しを仕組んだビジネス 第5章 心が弱い男たち 第6章 危うい「下流ナショナリズム」 第7章 踊る下流女の高笑い―女30歳の勝ちパターンはどれか? おわりに―新しい正社員像を描くべき時代 要は正社員も視野に入っているのが気に入ったということだ。 労働法制の改悪に端を発した一連の騒動の中で、非正規雇用が話題に上ることはあっても、正規雇用がすっかり蚊帳の外であることに一抹の不安と若干の不満を感じていたということだ。 20代・30代の読者をターゲットにしているような感じだが、それは著者が若いからやむをえないとしよう。若い世代からの突き上げを受け止めるという意味で…。 それにしても男女の対立を煽るのはよくない。構造をあぶりだすのが筋で、本来は共闘すべき相手なのだから。 さて、きょうはWセミナーで社労士の講座を申し込んできた。上級者答練中心コースで来年の試験までペースメーカになってくれる(はず)。 ただし、Wセミナーの営業権が譲渡されたことに伴って、せこくなったというか、巧妙に値上げがなされている。 去年までは、Wセミナーの雑誌「社労士GET」がおまけでついていたのに、ことしからはそれがなくなった。 斉藤正美先生がクレアールに移られたので、あのすばらしい講義が聞けなくなっただけでも苦痛なのにそれはないやろって感じだ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2007 10:40:10 PM
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