Wセミナーに行く前に
反ロスチャ同盟のお薦め動画
「宇野正美講演会 再来するか世界大恐慌―いまや予兆から炸裂へ―」を見た。
このおっさんはおもろい。トンデモ系なんだが、話がめちゃ上手い。なんかトンデモ系を半分楽しみたいぐらいのひとには丁度いいと思った。こういっちゃ失礼だが…。
Wセミナーに行くのに電車で読んだ竹森俊平「1997年―世界を変えた金融危機」(朝日新書)を読んで少し冷静になった。
こいつがまた面白くて、要は説得力の問題のような気もしてきた。トンデモ系の話はもうちょっと若いときに出会ってたらもっと影響受けたかも知れんと思えるようになった。
実証主義に毒されてるのか、竹森俊平の話の方がより説得力を感じるっちゅうこっちゃ。
ただし、トンデモ系の話も頭の片隅にあるので、比較しながら味うことができる。そういう意味では、トンデモ系の話は知っておいて損はなかったと思う。そういう意味で、これからもネットでトンデモ情報を収集していきたいし、いくだろう。
さて、明日から仕事。頭をノーマルにするのにWセミナーは役立った。
大雑把な思考回路ではなく、緻密さが要求される文字通り専門家になるための受験勉強だ。実務レベルではないとはいえ、トンデモ系の醍醐味とはちょっと違うオタクの世界だ。
健保をやったのだが、先生は、細かな数字を押さえることと通達を押さえることの大切さを強調していた。過去問をやって押さえる。
わかっちゃいるけどなかなかできないんだなぁ、これが。さてどうする。なんか妙案はないだろうか。