きょうはキヤノンのセミナーに参加してきた。
キヤノンは、職能給ではなく、職務給制度にしているらしい。成果主義ではないといっていた。
仕事によって、個人の成果の測れる営業の仕事やチームでパフォーマンスを測るサービス部門の仕事、成果の測りようのない間接部門の仕事に分けているとのこと。しかも成果反映ができる仕事でも反映部分の最大は月収の50%までに抑えてるという。
確かに、同じ運転手でもタクシーの運転手とバスの運転手は違うからね。バスの運転手がパフォーマンスを競うのは原理的におかしいので、世界中どこへ行っても公務員になっているのだそうだ。
キヤノンは日本の風土にあった人事制度というのを心がけているらしい。うちの会社の工夫のなさが目に余るように感じさせるいいセミナーだった。
さて、日本の風土という言葉に反応したので、やや唐突だが、もういちど考えておきたくて、リンクしておく。
1.
東京政府の正体!
2.
東京政府の正体 その2
これらを読めば日本がとるべき戦略というか、ビジョンは自ずと明らかになる。日本の独自性は金融ではなく、ものづくりだ。日本の風土というものを重視するキヤノンの姿勢は正しい。
もっとも国際金融資本の本質を見抜いていない、新自由主義の自民の腰巾着、経団連御手洗の勉強不足は許せない。やはり、小泉・竹中の売国的な態度には断固とした姿勢をとるべきだろう。