スイスのダボスでジョージ・ソロス「外貨準備としてのドルは終わった」。ソースは
ヘラルドトリビューンインターナショナル(英語)。
同記事は、デカップリングについても触れている。米国経済の後退、中国は影響を受けるが、インドは受けない模様。投資家は、米国がダメになったあと、投資をこの2つの国に向けるとのこと。なるほど、日本をパスして、BRICSに向かうということですね。
奇しくも週刊東洋経済を少し読んだところ、2007年の日本への投資額は、中国、インド、ロシア、ブラジルの後塵を拝して、288億ドルだったとあった。投資額全体は1.5兆ドルだったかな。
あと、
プラウダ(英語)を読むと連銀はさらに今年中に2.25%の利下げをするとあった。つまり、ドルの金利が1.5%になる可能性。
これは一段の円高を覚悟せなあかんということだ。輸出企業はドルで決済をやるのは得策ではないよね。円建てまたはユーロ建て、ないしは現地通貨建てに切り替えればいい。米国に頼るのはやめよう。デカップリングだ。
今夜はダボス発のニュースが面白い。日本のメディアは全く報じないが。