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カテゴリ:タブー
24日のロン・ポールの非公式ブログ。実は、水曜日にルイジアナ州の予備選があった。1位はマケインで、2位はロン・ポールだった。
しかし、ロン・ポールの主張は、米国のタブーに触れているので、メディアは完全無視。 ロン・ポールはリバタリアンだ。政府を信じない。小さな政府を主張する。憲法を厳格に守ろうと主張する。 こういう観点から見るとFRBの存在がおかしい、つまり、国債を発行することもおかしいし、国債を誰かが買えるように紙幣をFRBが印刷して、世界にばら撒くのもおかしいとする。 こういう仕組みが、戦争や恐慌で財政出動する誘惑に駆られる為政者を生み出すのはますますおかしいし、それに付随して、米国では、国債の利息に米国民の所得税が全部注ぎ込まれる仕組みになっているのだが、この仕組みも納得がいかない。 われわれは憲法に戻るべきだという。 ちなみに、米国のFRBは100%民営で、欧州のロスチャイルド系の銀行と米国のロックフェラー系の銀行が株主となっていることを問題視するひともいる。 以上がタブーに触れているということなのだ。実は、日本のメディアも銀行批判はできないので、状況は同じだから、ロン・ポールの名前が表に出ることは全くない。 さて、問題は日本だ。米国は、財政の規律も何もあったものじゃないことは、ロン・ポールの主張を待つまでもない。しかし、米国は他国には厳しい。 日本も財政に規律をもたせないといけないという主張がもっぱらだ。米国に逆らうのは賢明でないという判断が働くのかもしれない。もちろん、それに真っ向から反対する主張もある。 国民の暮らしを考えると日本だけ財政の規律に固執するのはバカみたいにも思えるのだが、まだ意見を決めかねている。ユーロ圏は実際、財政の規律を要求しているしね。 さて、きょうのところはこの辺で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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