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きょうはビル・エモットが朝日新聞朝刊で日本の財政出動を主張していた。要は、経済コラムマガジンや神州の泉が言っていることは間違っていないかもしれないってことじゃん。 曰く、アジア金融危機のときのIMFといまのIMFは違っている。いまのIMFは緊縮財政ではなく、財政出動を提唱する。インフレ基調の新興国の場合はだめだが、サブプライムローンに揺れる米国や失われた15年から抜け出せない日本は財政出動が必要だと。ただし、ビル・エモットは90年代にやったような日本型のばらまきではなく、減税を主張する。やっぱ個人消費だぜぃ。 実は、朝日新聞はてっきり新自由主義に感染したと思っていたので驚いたという次第。潮目が変わったかとも思える。 そもそも新自由主義って米国の国益でしょう。親日米国人といえどもあくまで米国人であって、米国の国益に反するようなことは言わない。ジャパン・ハンドラーズというのは、そういう知日派たちのことを言うのでしょう。 それをバカみたいに日本のカウンターパートたちは、日本の中枢にいながら日本の国益に反するような政策を諮問し、採用してきたんだからね。 年次改革要望書なんて、ホントふざけすぎ。米国は、日本ではなく、中国、インド、ロシアをはじめとした新興国に対して、大好きなインテリジェンス工作をやってれば。 ちなみにビル・エモットをウィキペディアで調べておく。 Bill Emmott (born August 6, 1956) is an English journalist. Emmott was educated at Latymer Upper School in London and Magdalen College, Oxford, where he studied politics, philosophy and economics. After graduation, he worked for the The Economist newspaper in Brussels, Tokyo and London, becoming editor in March 1993. He resigned on 20 February 2006. During his tenure, the circulation of The Economist doubled from 500,000 to nearly 1,100,000 weekly sales. He is a member of the Trilateral Commission; a director of the UK-Japan 21st Century Group; a director of Development Consultants International, a Dublin-based aid consultancy; a member of the Swiss Re Chairman's Advisory Panel; and a member of the BBC World Service Governors' Consultative Committee. He is especially known for several well-received books about Japan. 中田安彦「ジャパン・ハンドラーズ」をネットで調べたら、絶版・重版未定となっていた。それはないだろうと思ったね。中田の新刊「世界を動かす人脈」(講談社現代新書)はどうだろう。明後日発売だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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