593396 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

闘魂 サバイバル生活者のブログ

闘魂 サバイバル生活者のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

百万回の言い訳


時代状況


カネを生かす、ヒトを育てる


ビジネスマンのバイブル


ブログの原点 その1


ブログの原点 その2


ブログの原点 その3


ネットの議論がリアルに波及


追悼、「反骨」忌野清志郎


あたらしい認識の枠組み


ひとつの時代が終わった


科学という物語


根無し草と寄生


マネーゲームとトービン税


新・反グローバリズム


日本の独立


カネの本質と時間泥棒


ニヒリズムの克服


ドル暴落後の日本


労働ビッグバンをめぐって


働くとは


シャワーは冷たかった


労組再編


成果主義と共同体崩壊


政治の本質と経済の論理


ドルとユーロのせめぎあい


就業規則の不利益変更


労働ビッグバン再考


グローバリゼーション


気になる他人の財布


リストラのターゲットになったら


年次改革要望書とビッグバン


皆さん騙されないように!


美しい国の現実(リアル)


売国奴たちへ―日米の違い


おやじの論考―市場と疎外


時事放談2006


財政赤字とベーシックインカム


通貨改革とBI


陰謀論との出会い


マスコミに流れないタブー


商業メディアとタブー


パラダイムシフトの意味


サブプライム問題の背景


恥を知れ、アメリカ


米金融街に隷属するな!


最悪コンビ=FRBとヘッジファンド


金貸しと戦争


ジャパンハンドリング2010


CIAと戦後日本


日銀と闇の権力者


愛宕北山「猶太と世界戰爭」


不労所得と財政赤字


不労所得の罪


不労所得の罪 その2


米国の罪


社会の寄生虫=金融不動産


財政危機はガセ


財政危機はガセ その2


米国債はアヘンにも劣る


無から有を生む信用創造


ほんとうのおはなし


幕末と国際金融資本


東京政府の正体!


東京政府の正体 その2


天皇と国際金融資本


仕組まれた没落―大阪編


日本人が知らない恐るべき真実


闘魂サバイバル生活


おやじの絶叫2007


おやじの宣言2008


努力をドブに捨てるな!


おやじの願い…詩に託して


こんな所で…


おやじの宣言2009


ミッション


ミッション その後


ミッション 続き


マイナーバージョンアップ


旧版20120814以前


旧版2013年1月1日以前


米国メディアのタブー


インターネットと陰謀論


ネット時代のリアル


ネット時代を生き抜くスキル


いわゆる陰謀論について


ネット時代突入宣言!!


陰謀論に挑戦しよう!


反陰謀理論批判


陰謀論のラベルを引剥がす


陰謀論の系譜


正統派経済学の限界


陰謀または謀略に関して


陰謀論=認識の出発点


陰謀理論(岩波バージョン)


競争と公平感


メーソン型組織


陰謀論にダマされるな!?


陰謀系論者比較


地域通貨とサバイバル生活


自治体と地域通貨


物価に織り込まれる利子


減価する貨幣(入門)


中央銀行と地域通貨


地域通貨としての電子マネー


Profile

genzou1960

genzou1960

Calendar

Recent Posts

Category

Favorite Blog

富裕層の負担、不当… New! 佐原さん

自分がない人ほど、… New! かせぎにんさん

是正状況の確認は久… New! SRきんさん

年収106万円の壁、撤… 山田真哉さん

コンサルのできる社… ワダケイ5540さん
higeromu3 ヒゲ親父8815さん
鈴木俊行の杉並「阿… 鈴木俊行さん
ぼんくら会社員の「… Oquさん

Archives

November , 2024
October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024
March 26, 2009
XML
カテゴリ:闘魂

森永卓郎氏は国際金融資本家たちのことや米国の圧力と彼らの機嫌を伺う日本の政治をわかっていて、しかも勇気を手際よく、ゲリラ的に示してくれる。森永氏のスタンスには生活者としてのセンスを感じさせる。メモ代わりにコピペしておく。ここは小沢氏にとっても、自民党にとっても正念場だ。米国に飼いならされたメディアも正念場だ。ネット時代を前にして、過去の実績を過信するあまり、対応を誤ると信用を完全に失う。

 

…3月3日、民主党の小沢一郎代表の公設第一秘書が逮捕された。容疑は、西松建設関連の政治団体から受けた政治献金について、不実記載をしていた容疑である。

 これ以降、日本の政界を取り巻く環境が一変してしまった。麻生内閣の政党支持率に歯止めがかかり、政党支持率についても自民党が民主党を逆転。さらに、自民党内で吹き荒れていた麻生降ろしの風がぴたりと止んだ。どちらも、麻生総理にとって願ってもない展開である。

 それにしても、あまりにもいいタイミングだ。わたしでなくても、どこか怪しいと感じた人は少なくないだろう。

 ところが、わたしがテレビで「国策捜査の可能性があるのではないか」と遠回しに述べたところ、その反響の大きさには驚いた。わたし自身に対するいやがらせのメール、電話、ファクスは言うに及ばず、勤務先の大学の学長に対して、「森永のようなやつはクビにしろ」という訴えまであったとか。どのような人が書いたのかはしらないが、そうした反応も含めて怪しく思えてしまうのである。

 本当に国策捜査が行われたのかどうかは分からない。仮に政府から何らかの圧力や示唆があったとしても、おそらく永遠に明らかになることはないだろう。漆間官房副長官のオフレコ発言のように、それを疑わせる発言はあったが、誰もそれを認めるはずがない。だから、そこを議論しても意味はない。

 ただ、その後の小沢代表に対する世間の風当たりを見ていると、ちょっと違和感を覚えてしまう。公設第一秘書の容疑の内容などはどうでもよく、とにかく逮捕されたということだけで、世の中もメディアも「小沢悪者論」に傾いてしまってきた。

 そう考えていくと、この逮捕劇は、かつて国策捜査を疑わせたある事件と二重写しになってくる。その事件とは、刑事、民事とも昨年7月までに無罪判決が下された長銀(日本長期信用銀行)の粉飾決算事件だ。
------------------------------------------------------------
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/177/index1.html

●小沢代表の本音の裏にある「永田町の常識」

 小沢代表は、秘書の逮捕翌日に行われた記者会見の席で、「このようなことは前例がなかった」と検察への不満を述べている。ここに、小沢代表の心情が集約されているとわたしは思う。この時点では、あれこれと考える間もなかったために、つい本音が出たのだろう。

 なぜ前例がないのかといえば、小沢氏のやり方をやっていれば逮捕されないというのが永田町の常識だったからだ。

 政治資金規正法では、企業から議員への献金は禁止されているが、政治団体からの献金は許されている。だから、実質的に企業からの献金であっても、政治団体からの献金の形式さえ整っていればいいというのが常識だった。

 現実に、小沢氏を含めて与野党19人の議員が、西松建設関連の政治団体から献金を受け取っていたことか明らかになっている。西松建設以外まで含めたら、それこそ数えきれないほどの事例があるはずだ。ところが、これまで誰も捕まっていない。

 これは、自動車のスピード違反と似たようなものである。速度制限50キロの道を55キロで走っていても普通は捕まらない。これはドライバーの常識である。よいか悪いかは別として、そうした安全圏内で議員たちが泳いでいたというのが、これまでの実態だ。

 難しいのは、そこで5キロオーバーで捕まったからといって、それに対して公に反論できないことだ。1キロオーバーでも違反は違反だからである。

 小沢代表にしてみれば、「違法は違法だが、これまではそれで捕まらなかったじゃないか」と言いたいところだが、さすがに国民を前にしてそんなことを口にするわけにはいかない。そんないらだちが、小沢代表をして「前例がない」と言わせたのだろう。

 もっとも、「西松からの金だとは知らなかった」という小沢代表の言葉はうそだろう。政治団体は西松建設と同じ住所にあったから、背後に西松建設がいることを知らなかったはずはない。そもそも慈善団体の寄付ではないのだから、政治献金に何らかの思惑があることくらい、政治家なら分かるはずだ。

 いずれにしても、少なくとも政治資金規正法の不実記載で秘書を逮捕するのは無理があるとはいえ、表立って反論しがたいのもまた事実である。

------------------------------------------------------------
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/177/index2.html

●罪状は二の次で、民主党のイメージダウン狙いの作戦なのか

 この逮捕劇に関して、どうしても解明できない疑問点が2つある。1つは、なぜ政権交代の可能性のある総選挙前という時期かということ。もう1つは、なぜ小沢氏の秘書だけが逮捕されたのかということだ。

 この2点について、政治評論家をはじめとする方々は、メディアでいろいろと解説をしているが、どれも完全に説得力のあるものではない。

 例えば、なぜこの時期かという点である。よく言われているのは、献金を受けたうちの700万円分が時効になってしまうからという議論だ。いかにも説得力がありそうだが、700万円が時効になっても、あと千数百万円分が残っているではないか。どうも、これは関係なさそうである。

 小沢氏への献金が巨額だったから、悪質だったからという解説もなされている。それはそうかもしれないが、だからといって他の議員の「違法」を見逃す根拠にはならない。

 検察は、小沢氏の受託収賄罪を狙っているという話もあるが、これが成立するかといえば、それはかなり難しい。献金をする側に勘違いがあったのかもしれないが、小沢代表はずっと野党でやってきた。野党の議員に、公共事業を左右するような職務権限があるはずがない。仮に、そうした雰囲気があったとしても、それで裁判を維持できるのかどうかは疑問である。

 そうしたことを考えると、わたしは国策捜査とまでは言わないものの、検察に対して何らかの政治的圧力が加わった可能性は否定できないと思うのだ。

 つまり、実質的な罪状は二の次として、とにかく小沢氏と民主党のイメージを落とすことを主目的とした逮捕劇だったのではないかというわけだ。もしそうだとしたら、その作戦は見事に成功したことになるだろう。

 それで思い出すのが、冒頭に述べた長銀(日本長期信用銀行)の粉飾決算事件である。

------------------------------------------------------------
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/177/index3.html

●スケープゴートにされて何もかも失った長銀事件の被告

 長銀の粉飾決算事件の顛末については、「第144回 長銀事件の無罪判決は当然、真犯人は別にいる」で述べた通りだ(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/144/)。


 この事件では、大野木克信元頭取ら3人の経営幹部が逮捕され、刑事、民事の両方でほぼ10年にわたって裁判が続けられた結果、昨年までに全員に無罪判決が下されたのである。

 わたしが無罪だと確信していた理由は、前述のコラムに書いた通りである。当時の大蔵省は不良債権の査定について、旧基準で決算を行ってもいいようなあいまいな通達を出していた。そこで、長銀のほか、大手18行のうち14行が旧基準で不良債権処理をしたところ、なぜか長銀の経営陣だけが罪を問われたのである。しかも、粉飾決算は、その前の杉浦頭取時代に行われていたのだが、それを立件するには時効の壁があった。

 大野木克信元頭取らが逮捕・起訴された点について、もちろん「国策捜査」という確証はないのだが、背景には世間に対する政府のアピールがあったとみられている。つまり、約8兆円もの公的資金を注入するためのスケープゴートにされたのが長銀の経営陣だったというわけである。

 気の毒なのは長銀の経営陣3人である。裁判が10年近くも続いた上に、社会的な地位も失ってしまった。いくら無罪判決が出たといっても、おそらく世間の人の頭のなかには、「あの長銀の経営陣3人は粉飾決算をした悪いやつだ」というイメージしか残っていないに違いない。

 こうした構図は、事情の違いこそあれ、今回の小沢氏の秘書逮捕と似ていないだろうか。そして、仮に長い裁判の末に小沢氏の秘書が無罪を勝ち取ったとしても、世間はこの事件のことをすっかり忘れているはずだ。

 たしかに、かつての小沢氏は旧田中派の7奉行の1人として、膨大な企業献金を受けて、さんざん悪いことをしていたに違いない。しかし、その後に政治資金規正法ができて、当時からすれば、かなりましになった。小沢氏にしても、金の流れを隠して不正に所得隠しをしていたわけではなく、表には出していたのである。

 3月17日の会見で小沢氏は「企業の献金を全面禁止するべきだ」と発言して与野党に波紋を呼んでいるが、その本心は「こんなちゃんと処理していても捕まるようなルールなら、いっそのことやめてしまえ」というところなのだろう。

 もちろん、わたしは今回の捜査が国策だと断言しているわけではない。しかし、わたしはこの事件で深く感じたことがある。それは、「権力者は強い」「権力は恐ろしい」ということだ。長銀の3被告にしても、結果的には政府のアピールのために、地位も信用も失ってしまったのである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 26, 2009 10:42:14 PM
コメント(6) | コメントを書く
[闘魂] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X