593676 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

闘魂 サバイバル生活者のブログ

闘魂 サバイバル生活者のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

百万回の言い訳


時代状況


カネを生かす、ヒトを育てる


ビジネスマンのバイブル


ブログの原点 その1


ブログの原点 その2


ブログの原点 その3


ネットの議論がリアルに波及


追悼、「反骨」忌野清志郎


あたらしい認識の枠組み


ひとつの時代が終わった


科学という物語


根無し草と寄生


マネーゲームとトービン税


新・反グローバリズム


日本の独立


カネの本質と時間泥棒


ニヒリズムの克服


ドル暴落後の日本


労働ビッグバンをめぐって


働くとは


シャワーは冷たかった


労組再編


成果主義と共同体崩壊


政治の本質と経済の論理


ドルとユーロのせめぎあい


就業規則の不利益変更


労働ビッグバン再考


グローバリゼーション


気になる他人の財布


リストラのターゲットになったら


年次改革要望書とビッグバン


皆さん騙されないように!


美しい国の現実(リアル)


売国奴たちへ―日米の違い


おやじの論考―市場と疎外


時事放談2006


財政赤字とベーシックインカム


通貨改革とBI


陰謀論との出会い


マスコミに流れないタブー


商業メディアとタブー


パラダイムシフトの意味


サブプライム問題の背景


恥を知れ、アメリカ


米金融街に隷属するな!


最悪コンビ=FRBとヘッジファンド


金貸しと戦争


ジャパンハンドリング2010


CIAと戦後日本


日銀と闇の権力者


愛宕北山「猶太と世界戰爭」


不労所得と財政赤字


不労所得の罪


不労所得の罪 その2


米国の罪


社会の寄生虫=金融不動産


財政危機はガセ


財政危機はガセ その2


米国債はアヘンにも劣る


無から有を生む信用創造


ほんとうのおはなし


幕末と国際金融資本


東京政府の正体!


東京政府の正体 その2


天皇と国際金融資本


仕組まれた没落―大阪編


日本人が知らない恐るべき真実


闘魂サバイバル生活


おやじの絶叫2007


おやじの宣言2008


努力をドブに捨てるな!


おやじの願い…詩に託して


こんな所で…


おやじの宣言2009


ミッション


ミッション その後


ミッション 続き


マイナーバージョンアップ


旧版20120814以前


旧版2013年1月1日以前


米国メディアのタブー


インターネットと陰謀論


ネット時代のリアル


ネット時代を生き抜くスキル


いわゆる陰謀論について


ネット時代突入宣言!!


陰謀論に挑戦しよう!


反陰謀理論批判


陰謀論のラベルを引剥がす


陰謀論の系譜


正統派経済学の限界


陰謀または謀略に関して


陰謀論=認識の出発点


陰謀理論(岩波バージョン)


競争と公平感


メーソン型組織


陰謀論にダマされるな!?


陰謀系論者比較


地域通貨とサバイバル生活


自治体と地域通貨


物価に織り込まれる利子


減価する貨幣(入門)


中央銀行と地域通貨


地域通貨としての電子マネー


Profile

genzou1960

genzou1960

Calendar

Recent Posts

Category

Favorite Blog

九州の労働保険移転… New! SRきんさん

「地球防衛」用の核も… New! 佐原さん

孤独な人生・・・。 New! かせぎにんさん

年収106万円の壁、撤… 山田真哉さん

コンサルのできる社… ワダケイ5540さん
higeromu3 ヒゲ親父8815さん
鈴木俊行の杉並「阿… 鈴木俊行さん
ぼんくら会社員の「… Oquさん

Archives

November , 2024
October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024
February 21, 2010
XML
カテゴリ:闘魂
●本山美彦のブログが非常に勉強になる。野崎日記(279) オバマ現象の解剖(24) 金融権力(1)という連載がそれ。いま寺島実郎の「世界を知る力」(PHP新書)を読んでいるが、いよいよメディアの本流も変化しはじめた印象を持った。ただし、米国のドル還流(帝国循環)や石油通貨ドル防衛(イラク戦争)といった踏み込んだ記述がないのはやはり物足りない。その点、本山先生の次の記事はどうだろう。陰謀論者とはさすがに違う論証の的確さは知的興奮を与えるに十分だ。

(貼り付け開始)

 〇九年五月一六日、米国のモンタナ(Montana)州議会でドル以外の通貨発行を求める法案が提出された。FRBが発行する紙幣を唯一の通貨とせず、金・銀地金を基礎とする新通貨を発行しようというのである。モンタナ州だけではない。同様の法案が、インディアナ(Indiana)、コロラド(Colorado)、ミズーリ(Missouri)、ジョージア(Georgia)、メリーランド(Maryland)など、米国の各州で提起されている("State considers return to gold, silver dollars: Proposed bill slams Fed, allows payments in precious metals," http://www.worldnetdaily.com/index.php?fa=PAGE.view&pageId=92000)。これは大変なことである。FRBへの反感が全米に広がっていることの証左だからである。そして、建国当初のリパブリカン(Republican)の復活を予兆させるものだからである。リパブリカンは東部の金融権力(Financial Power)への強い警戒感を持つグループであった。

●こんな話はメディアからは伝わらない。それが現実だ。

 米国の借金は、政府、自治体、民間を合わせてGDPの八倍もある。〇九年の米国財政赤字は、一兆四〇〇〇億ドルを超えた。GDPの八%強、さらに二〇一〇年には一兆七五〇〇億ドル、GDPの一二%にもなるだろうと予測されている。金融危機でFRBはドル供給を増やし続けている。かつての大恐慌時代にFRBは一九二九年から一九三三年までにドル供給を二〇%増やしたが、一九三四年には一〇%のインフレーションを起こした("Beyond the dollar," http://www.atimes.com/atimes/Global_Economy/KD01Dj02.html)。「今、金融危機対策として連銀が年率一七%増という膨大なドル増刷を続け、急増する連邦政府の米国債(財政赤字)の売れ残りを連銀が買い支える危険な事態の中で、モンタナなどの州議会の金貨導入法案は、せめてもの危機回避策」である(田中宇「連銀という名のバブル」、http://tanakanews.com/090519FRB.htm)。

●田中宇氏はメディアで働く旧友も信頼を置いてた。

 三兆ドルもの救済資金がウォール街に注がれた。これは確実にハイパー・インフレーションを呼び込むものである。中央銀行がインフレーションを引き起こす元凶である。このような批判が米国で噴出するようになった。FRBこそが、議会の監査を定期的に受けるべきだとの説も説得力を持ちはじめた。

 「議会が、Fedと選挙を経ない官僚の行動を監査することに失敗すれば、この国の経済を破壊し、炎上させるものとして非難されるべきである」(Paul, Ron, "Fed Up: Audit the Federal Reserve," http://www.forbes.com/2009/05/15/audit-the-fed-opinions-contributors-ron-paul.html)。

●引用元がロン・ポール上院議員になっている。貴重な人材である。

 元FRB議長(Former Federal Reserve Chairman、一九七九~一九八七年)で、オバマ(Barack Obama)が創設した経済再生会議(Economic Recovery Advisory Board)委員長のポール・ボルカー(Paul Volcker)ですら、史上最悪の金融危機の一つである現行の苦境に対処するためには、FRBの監査が必要であると語った。バランス・シートを二兆一九〇〇億ドルと倍増させたFRBだが、これは、財務省の行動と並んで、「政治体制に耐えられない負担を強いている」と、テネシー州ナッシュビル(Nashville, Tennessee)にあるバンダービルド大学(Vanderbilt University)での〇九年四月二一日のコンファレンスで語った("Volcker Says Fed's Authority Probably to Be Reviewed," http://benaiah.newsvine.com/_news/2009/04/21/2711916-volcker-says-feds-authority-probably-to-be-reviewed-update1-)。

●あと一週間でバンクーバーも終わるが、それが終わるとひと波乱あるとの見立てもある。ただし、持ち直して、上海万博はうまくいくらしい。

 ボルカーは、さらに、〇九年四月二三日に語った。三兆ドルもの金融機関救済資金投与にもかかわらず、市場は機能を回復していない。市場のなんらかの規制が必要になるが、大恐慌時代(the Great Depression era)の産物である、一九三四年のグラス・スティーガル法(the 1934 Glass- Steagall Act)の復活まではいかなくても、少なくとも、一九九九年のグラム・リーチ・ブライリー法(the 1999 Gramm-Leach-Bliley Act)の書き直しは必要となるとボルカーは語った。ヘッジファンド(hedge funds)やエクイティ・ファンド(equity funds)への銀行融資は禁じられるべきである。銀行は巨大化すべきではないと語った(Benjamin, Matthew, "Volcker Says U.S., World in a ‘Great Recession', "  http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=ainh3qdHJuoM&refer=home).

 金融界に対する強い反感は、米国民が伝統的に持っていたものである。以下、金融権力をめぐる米国の論争史を振り返りたい。


●ぜひ出版してほしいものだ。米国の産業はITと金融だけになったとの主張もある。確かに、ウォールストリートとの格差はひどいけれども、ネットで見られるユダ金という表現は穏当でない。ユダヤに対する理解は寺島氏の本が勉強になった。ユダヤ一般に対する偏見はいけない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 21, 2010 05:22:28 PM
コメント(1) | コメントを書く
[闘魂] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X