リチャード・コシミズ氏が病気だそうで、リチャード氏の映像を転載。長いけれども、そして確かにあらあらだけど、大きな枠組みはこれでいいんだと思える。
他方で、既存のメディアを攻撃しているので、昨日、いっしょに飲んだ旧友の立場は、跡形もない。リチャード氏の主張と旧友の立場は、どう折り合いをつければいいのだろうかと途方に暮れる。
もうだまされることはないという覚醒した自己と現実に職業としての新聞記者が足を運んで、取材を記事に仕上げる技術とどこかで折り合いをつけなければならないとは思う。
だまされたふりをして、新聞を取り続けながら、他方で、ネットでリチャード氏の講義を拝聴しているのだが、同じく、昨日、同席していた学者の旧友に尋ねてみたい気持ちだ。
勝てば官軍だし、確かに、負けた会津の歴史は脚光を浴びることはない。しかし、こうして潮目の変わり目に立ち会う現場にいて、既存のメディアを含む、旧エスタブリッシュメントにどう対応すべきなのか、本当に、頭が痛い。
2010.4.10_リチャード・コシミズ【裏社会学】静岡講演会
連続再生
http://www.youtube.com/watch?v=wrBrs2GhnC0&feature=PlayList&p=8F6AAED747D5FA00&playnext_from=PL&index=0&playnext=1
リチャード氏の話はわかりやすい。長いので、時間に余裕があって、体調のいいときに、じっくり味わうべき「作品」だ。リチャード氏に感謝。特に、オウムの見方が面白かった。勉強になります。判断はそれぞれがしなくてはならないが、ひとつの見立てとして、非常に面白い。ありがとうございました。