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カテゴリ:メモ
湯浅邦弘「中国古典に探す座右の銘」、山崎将志「残念な人の思考法」を買った。最近、思うのだが、自分の頭で考える習慣がなくなってしまって、こうやって、ひとのブログを紹介していくのも自滅につながるので、偶には、自分の言葉で、記事を書こうと思っていた。で、時節柄、電子マネーやポイントに注目していて、したがって、それについて書こうとしたところ、コシミズ氏の動画に見入ってしまった。ひとつの見立てとして、非常に面白い。新聞やテレビを見るだけでは、絶対、見間違うような気もして、やはり、ネットレジスタンスじゃないが、こうした見立てもあるという事実は知っていていいだろう。中国との軋轢もこうしたパースペクティブに置くとわかりやすい。ただし、民主代表選の話が中心である。一見の価値はあると思う。非常に長いので、時間があって、コンディションのいいときに。それにしても、ここのところ1週間がドッグイヤーのようにめまぐるしかった。
●10.9.18_ リチャード・コシミズ【QUO VADIS 日本】(どこへ行く日本) (引用終わり) もうひとつ、池田氏の記事。古い記事だが、マイナス利子導入の面白い方策だと思った次第。黒い猫も白い猫もねずみを取る猫はいい猫だ。 (引用終わり) 池田信夫blog「デノミのすすめ」 北朝鮮が突然、デノミをやって大混乱になっているようだ。このニュースを見てふと、日本でもやってみたらどうなるだろうと思った。不況になるとデノミの話が出てくるのは昔からで、福田首相や中曽根首相も提唱したが、私の提案は磯崎さんの提案の変形版だ。 マイナス金利というのはケインズも推奨した由緒ある政策だが、いかんせん「現金に課税する」というのは政治的な抵抗が非常に大きい。そこでデノミを理由にして貨幣を電子マネーだけにし、現金を廃止してはどうだろうか。たとえば2011年1月1日から新1円=旧100円とし、新円はICカードの電子マネーのみとして紙幣も硬貨も廃止するのだ。 通貨が電子化されれば、マイナス金利をつけるのは容易である。デフレによって自然利子率がマイナスになったら、数%の「手数料」を日銀が電子マネーから取れば金利はマイナスになり、資金需給が均衡する。さらに岩村充氏もいうように、電子マネーの交換レートを市場で電子的に決めれば、つねに金利を自然利子率と均等化させることができ、日銀のオペレーションが自動化できる。これによって通貨が追跡可能になれば、脱税も地下経済もなくなってGDPも上がると思うが、どうだろうか? (池田氏の記事ここまで) ぼくはデジタルで、データ消失の経験が何度かあるので、微妙であるが、確かに、ここまで割り切ると面白いかもしれない。 さて、TVが中国が賠償請求してきたと言っているが、チベットやフィリピンやベトナムといった同様の辺境の問題を抱える中国にすれば、国内向けのパフォーマンスなのかも知れない。一体いくら賠償すればいいのか、聞いてみたい気もするが、問題は、領土問題だから、コシズミ氏風に言えば、民主代表選で明らかになった、第二清和会一派の行き詰まりが近いかも知れない。週刊朝日10/1号にある「死んだふり?小沢 迎え撃つ10月政変」もあながち見当はずれではないかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 26, 2010 12:58:30 AM
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