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カテゴリ:闘魂
●新ベンチャー革命「小沢氏失脚後の日本:蛇に睨まれたカエルそのもの」より、脚注の定義集に着目。ネットではごくフツウにある理解だが、果たしてこういった理解でいいのか、大手メディアに出てくることがないので、ギャップは埋まらない。
素人の手作り感のある定義集で、好感はもてる。ただ、デビッドはマラーノであるという記述をよく見るが、それならあのマルクスだってマラーノだし、ここは湯浅赳男「ユダヤ民族経済史―イスラームと西ヨーロッパとの狭間で」を参考文献に挙げるくらいのバランスは要る。 (引用開始) 注1:米国戦争屋(D系)とは、 デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。 しかしながら、95歳のデビッドRFは奇跡的に健康状態が回復したのか、2010年10月、ロックフェラー大学付属病院創立100周年記念式典に出席したことが確認されている。ちなみに、千円札の野口英世はかつてここの研究員であり、RF家への貢献度の高い日本人とみなされている。 オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。 しかしながら、2010年11月に中間選挙を迎えたオバマ政権は、米国経済再生を成功させているとは言い難く、米国民のオバマ評価は低下し、そのスキを突いて、米戦争屋の巻き返しが顕著となっている。 注2:悪徳ペンタゴンとは、 元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。 日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。 すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。 2009年9月、歴史的政権交代にて誕生した民主党・小沢・鳩山政権(アンチ戦争屋)は、誕生直後から、上記、悪徳ペンタゴンの猛攻撃に遭って、2010年6月、1年未満にてあえなく崩壊した。その後、発足した菅・仙谷・前原政権は、親・戦争屋政権に豹変し、現在の民主党政権は、悪徳ペンタゴン政治家が実権を握っている。 (引用終わり) ●前提となる世界認識(?)が違うと話は当然噛み合わない。「新ベンチャー革命」さんの認識はネットに広く流通している認識で、それに対する大手メディアからの異議申し立てはない。それどころかこうした言説に対する言及を見たことがない。 ●一言いっておくべきは、こうした見立ては雑駁なものであることだ。たとえば、明治天皇すげかえ説とか、9.11陰謀説もそうだが、ネット上の言説がほんとうのところどうなのかはわからない。ただし、堤未果「アメリカから<自由>が消える」(扶桑社新書)に描かれたような現実は残念ながら対岸の火事ではない。 ●ネット世論というのが一時期メディアで報じられたことがある。ネット世論とメディアの報道の間にギャップがあるのはいつも気になっている。インターネットはパソコンだけではない。ゲーム機、携帯電話や簡易端末など本当に多数の端末がぶら下がっている。先日、小沢一郎氏がネットに登場したが、それはネット世論が小沢氏を迎え入れているからでもある。その辺の経緯は、永田町異聞「大手メディアに波紋を起こした小沢氏ネット出演」で確認できる。 ●先週、北方領土の話や米国のティーパーティの話に少し言及したが、預言でもなんでもなく、それぐらいはフツウにネットに気を配って言えばわかる。特に、ロン・ポールやその息子そしてティーパーティ運動は、非常に好感をもって見ている。タブーをものともせず、建国の精神と憲法回帰を訴えるロン・ポールはやはりいい。 ●ところで、ふとした疑問。民主党はマニフェストをどうするつもりなんだろう、もし、近い将来、下野することがあったら、二度とマニフェストによる政権奪回の手法が使えなくなる。いつまでも権力の座にあると思うのではなく、国民の生活を第一に考え、具体策のない「雇用、雇用…」と連呼するのはやめてもらいたい。 ●阿修羅♪経世済民より壊滅的な米財政赤字金額を知ってるか!日本は米泥船から支給おりよ!を読んでいると、これはこれでよくある記事で、ネットらしい見立てなのだが、コメントにいいのがついていた。それにしても米国の財政赤字がすごい。 (引用開始) 連邦政府の債務(州、自治体を含まず)14兆ドル 以下グラフすべて、ルイジアナ連銀による。 財務省の予測では2015年まで19兆6千億ドルに膨らむ。 ボストン大学のローレンス・コトリコフ教授の試算によれば、現時点で、社会保障、メディケアを含めた連邦政府に義務化された支払いは、202兆ドル。 米連邦政府の報告書によれば、2019年に税収の92%は、国債の利払い、社会保障、メディケアで使われてしまう。 http://theeconomiccollapseblog.com/wp-content/uploads/2010/11/United-States-National-Debt-2010.png 民間の債務 (2010年わずかに減少)14兆ドル http://theeconomiccollapseblog.com/wp-content/uploads/2010/11/Household-Debt-2010.png 米国の債務の総計 50兆ドル超 http://theeconomiccollapseblog.com/wp-content/uploads/2010/11/Total-Credit-Market-Debt.png http://theeconomiccollapseblog.com/archives/living-beyond-our-means-3-charts-that-prove-that-we-are-in-the-biggest-debt-bubble-in-the-history-of-the-world 非常に心配な動きが中間選挙に共和党が大勝したことで表面化しています。 米連邦政府の公的な債務には、議会によって上限が決められています。総額が上限に達することで、連邦政府はそれ以上の借金が出来なくなります。増額できなくなった時点で国債の利払いはもちろん償還も不可能になります。そこで米国は債務不履行に陥るわけです。法律は来年2011年にも成立する可能性があります。 http://www.businessinsider.com/liberals-warn-that-that-gop-will-force-the-us-to-default-and-cause-a-global-depression-2010-11#ixzz14JZGQRzv 米国が債務不履行に陥った場合、世界有数の米国債ホルダーである日本も相当打撃を受けます。残念ですが、そのとき日本国民は、米国政府とその日本人エージェントが、自分たちをいかに騙してきたか知ることになります。 2010年11月06日 20:36:22: 米連邦政府の報告書とは、これです。240ページ余、私は読んでいません。 http://www.gao.gov/financial/fy2009/09frusg.pdf 自公政権も民主政権も国賊政権です。 (引用終わり) ●連邦政府の報告書に目が留まったというわけでして、これは値打ちあるかもしれない。240ページは巨大であるが。で、さっきまで、またまたR.コシミズ氏の公演を聴いていたのだが、気持ち的なゆとりがなくて、6/15でストップしてしまった。で、氏は阿修羅から排除されていると訴えるのだ。これは事実なんだろうか。 10.10.30リチャード・コシミズ静岡沼津講演会2「正しいニュースの読み方2」動画を公開します。 http://richardkoshimizu.at.webry.info/201011/article_4.html ●以上、氏はいつもと違う雰囲気で、講演をしています。氏が「ユダ金」(ユダヤ金融資本家)というところを「ウォールストリート」、あるいは「金融村」に置き換えるとアレルギー反応は薄まるんですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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