カタストロフィーだ。クマのプーさんブログより、岩上安身
「京都大学原子炉研究所小出裕章助教インタビュー」を転載。聴いているとめまいがする思いだ。日刊ゲンダイ(講談社)4月2日(土)号「大阪遷都に現実味!?」という見出しを軽く見ない方がいいと感じた。
追記:
小出裕章「
隠された原子力」を急遽アップして置く。彼のような人物が教授になれない現実。貴重な存在だ。
追記その2:
京大に原子力工学7人衆というのがいた。日本のメディアの楽観論に警笛を鳴らす。
いまこそ必要な貴重な仕事をしている。
非常に京大らしくて、誇りに思う。京大ならではの先生方である。自由の学風である。
自由は厳しさを含んでいるが、非常時には脚光を浴びることもある。小出先生曰く、圧力容器に穴が開いている。水を注入しても水位が上がらない。
絶望的な言葉だが、先生は、おととい気づいたと言う。
外部から水を入れるしかないが、格納容器に穴が開いているので、高濃度の汚染水が垂れ流される。
空気は覆いを被せることで、放射能の拡散を防ぐことができるが、冷やし続けねばならないので、海の汚染は今後もずっと続く。
インタビューでこのような絶望的な話を聴ける。期間が長くなるとチェルノブイリと同等の汚染になるということだ。
チェルノブイリの場合は風上500km、風下700km汚染された。チェルノブイリはドカンと行ったが、日本の場合は、だらだら結局、チェルノブイリ同様のセシウムやヨウ素を出す。
キーワードは
小出裕章。政府もメディアも
パニックを恐れて、楽観的な表現しかしないので、自分で判断を!!