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カテゴリ:義憤
淺川凌「福島原発でいま起きている本当のこと」(宝島社)を買った。古賀茂明「官僚の責任」(PHP新書)はあともう少しで読了だ。 官僚が天下り後、70歳くらいまで、1000万円の年収を維持できることを知った。 年功序列は生きていて、仕事の性質上、成果を評価できない、というのだが、民間でも経理や管理、ITなど、同様のことが言えるのは論を待たない。 いずれにせよ、この国の財政赤字の原因の一端は、自民党とそれを背後で支えてきた官僚にあるのは間違いない。 で、「福島原発でいま起きている本当のこと」だが、ちらっと読むと3号炉は爆破されたなんていうことが控えめに書いてあったりして、にわかに信じがたいことである。 じっくり読む必要がある。表紙に見出しが走る。曰く、「元・現場技術者がすべてを語った」「津波の前に、地震で壊れていた原発」「次の地震で、”燃料プール”は崩壊する」「放射能だらけの免震重要棟」「事故死でも、心筋梗塞で死亡に」「いまだに放射能漏れの場所が不明」。 476円の小冊子だが、中身は濃い。 政府と電力会社の責任は非常に重い。木下黄太のツイートを追いかけ続けるのは無理があるので、こういう冊子は助かる。 木下へのリツイートによれば年内いっぱいは情報は小出しというか、彼らによる情報操作と情報隠蔽は続くらしい。 中部大学教授の武田邦彦は尖閣諸島の下には、イラン・イラクの石油埋蔵量を越える石油があるという。 もしそれが本当なら日本のエネルギー政策ゆえの原発というロジックは成り立たなくなる。 核兵器を保有するための技術? いやいや、多分、欧米の原発マフィアのマーケット、あるいは、関係諸国にとっての有事の際のターゲットくらいに思っておくべきシロモノなんだろう。 福島そして東京は、放射線の影響に関する人体実験場ということになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 5, 2011 10:34:44 PM
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