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カテゴリ:義憤
MBS「種まきジャーナル」をリンク。広島、長崎、福島と、どうやらこの国は、原子力と相性が悪いらしい。 放射線が健康にいい、という論者がいる。彼らの扱いはどうなんだろうと思う。ダメ押しで「フクシマのうそ」をリンク。ドイツの報道で、日本語字幕がついている。 ラドン温泉などを引き合いに出して、ナオミ・クライン「ショック・ドクトリン」を緩和するのを正当化するのだが、僕は「常識」を働かせるべきだと思う。皇室だって、年少の者は、一時的に京都に逃がすべきではないか。 4号炉の使用済み核燃料プールの問題は本当に深刻で、余震が続く、関東エリアにおいて、1300本の燃料棒は、まったくどうしようもない。いざというときは、本当に退避しなくてはならない。 庶民はこう感じているのだが、東京政府を含む原子力村は、国民をなめ切っている。特に東電は、この期に及んでも、役員報酬の平均は3千万円だという。彼らの福利厚生は厚すぎる。自前の結婚式場を持っていたということだが、そんなものを作る必要などあったのだろうか。 そして、今度の電気料金値上げの通知は、あまりにも酷い。大口需要者は17%だが、断ることができる体裁になっている。個人は10%であり、これは税金といってもいい話だ。 個人にどうやって契約を切ることができよう。選択肢が与えられていないのだ。関西電力も不穏な動きをしている。原発を再稼動できなければ来年の夏は13%電力が不足すると脅す。 トイレのないマンションだというたとえにもあるように、人類は原子力を扱う知見を有していない。放射線を無化することなどとうていできないのが現状だ。にもかかわらず使用済み核燃料廃棄物の処理方法さえあやふやだ。 年金のときもそうだったが、この国の高級官僚は、責任を取らない。彼らの杜撰な行政の尻拭いはいつもわれわれ国民だ。天下りや渡りなど、好き放題やって来た。 庶民と感覚がずれていると言われても仕方がない。同様に、電力・ガス・通信・上下水道など、ライフラインをめぐる経営情報の開示は一般の民間企業のそれと同列に扱ってはならないと思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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