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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:社会人としての想い
「さよなら」の歌が何となく心にしみてしまうこの季節……。
さまざまな形の「さよなら」があるけど、 この曲はものすごく懐かしい 「友だちの転校」(←転校という響き自体が懐かしい)を扱って 異彩を放っています。 私の周りでも、すでに中年の域に達した(自分もか……)先輩たちが 世代間ギャップがあるはずのこの曲をすごく気に入っていて、 よくカラオケでリクエストされたものです。 「秘密基地」とか、自分たちの子供時代の 懐かしい世界が 詞の中にあるんでしょうね。 それにしても 同僚に「この曲が似合う女」と思われてる私っていったい(-"-;) 君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望 忘れない 10年後の8月 また出会えるのを信じて (詞・曲 町田紀彦) 私自身にも小学校時代に転校経験があるので、 素直に思い入れることができます。 どうしても友達に「転校する」と言えなくて 終業式の日 ごく普通の会話の中で 「同じクラスになれるかな」 「なれないよ。私、転校するもん」 と、さりげなく打ち明けた私……。 誰も寂しがってくれないかもしれない。 そう思うと言うのが怖かった。 「えーっ」とショックを受ける友達の顔に、 寂しさと同時に、 かすかなうれしさを感じたことを覚えています。 まったく関係ないけど、 この歌を歌ったZONEは今月解散してしまうんですね。 私が社会人になった年に生まれた子もいるらしい(-"-;) 年の離れた彼女たちだけど、 私には彼女たちに特別の思い入れがありました。 前にも1度書いたような気がするけど このホームページのタイトルとなっている「鈍行列車」は、 私が中学生の時に友達3人と一緒に組んだ フォークグループの名前です。 中学生でメジャーデビューした女の子4人組のバンド……。 ZONEの4人を見ていると、 当時の自分たちの姿がどうしてもだぶってしまうのです。 (あんなに顔がかわいかったかというと、何も言えないけど……) 彼女たちを聴いていて時々 「ああいう曲なら当時の自分たちにだって書けたっ!」(爆) とか 大人げなくムキになったこともあります。 それだけ彼女たちの存在が、 私にとって「懐かしいもの」だったのでしょうね。 解散の理由は「高校卒業」だそうだけど、 私たちも高校卒業を機に活動が続けられなくなってしまったので、 せつなさも余計に募ります。 彼女たちがこれから先、どんな人生を歩むにしても、 ずっと音楽を大切にしていてくれたらなあ、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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