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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:社会人としての想い
実は、きょう(25日)は私の結婚記念日です。
あれからはや10年…… 海外赴任中のだんなとは離ればなれのまま この日を迎えてしまいましたが、 けさがた電話をもらいました。 細かいことにはこだわらないつもりだったけど、 それでもやはり 覚えていてくれることは嬉しいものです。 さて 大学時代にサークルでバンド活動にいそしんでいた私たちは 互いの結婚式の2次会は小さなステージを借り、 即席の「結婚式バンド」を組んで好きな曲を演奏するのが常でした。 私も仲間の結婚式ではずいぶんステージに立ったものです。 当然私も、結婚式の2次会でバンドをやるのが夢でした。 仕事を始めてから知り合い、 ステージに立つ私の姿を知らないだんなに 自分の学生時代の姿を見てもらいたかった。 でも、結婚式を挙げた当初は、2人とも仕事がむちゃくちゃ忙しく、 親族とごく限られた友人を呼んでの式を挙げるのが精一杯。 2次会も新婚旅行もすぐにはできませんでした。 新婚旅行は何か月かのちにどうにか実現できたのですが、 2次会はとうとうお蔵入りになってしまいました。 その「幻の2次会」で演ってみたかった曲の一つがこれです。 マツケンサンバの比ではない正統派?のサンバで、 普通のバンドがやるにはちょっと敷居が高いのですが、 それでも挑戦してみたかった。 その理由は歌詞にあります。 大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい 天国じゃなくても 楽園じゃなくても あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい (詞・曲 宮沢和史) これから一緒にこの難しい世の中を生きていくんだ。 そんな気持ちを起こさせてくれる言葉でした。 天国か楽園から聞こえてきそうな陽気な曲だけに 「天国じゃなくても……」がよけいに心に響きました。 確かにこの世の中、どう考えても天国でも楽園でもない。 それでも一緒に歩いてくれる人がいれば その人といる場所は私にとって 天国にも楽園にもなる……。 そんな思いを だんなさん本人にも 一緒にステージに立つかつての仲間たちにも伝えたかった。 できることなら 滑ったり転んだりみじめな姿をお互いにさらしながら ともに歩むことで 世の中を一歩でも 天国や楽園に近いところに持って行きたい。 最近はそんな風にも思います。 だんなと再び一緒に暮らせる日を夢見ながら 今夜は静かに眠りたいと思います。 ↑実は会社の歓送迎会で相当酔っぱらっている(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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