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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:中学時代の想い
明日も仕事だというのに、NHKで深夜放送された
「熱血! オヤジバトル」を見てしまいました。 ゲストにスターダスト・レビューが出ていたので(笑) 「熱血! オヤジバトル」というのは 平均年齢40歳以上のアマチュアバンドによるコンテスト番組。 すでに10年以上の歴史があります。 実はNHK福岡放送局の制作なんだよね。 何の因果か福岡に来てしまった私。 この番組の収録のことも、スタレビがゲストで来ることも知っていたけど、 仕事で行けなかった(-"-;) というわけで、テレビ観戦(?)となったわけです。 歌ってくれたのは、彼らの一番のヒット曲となったこの曲。 遠い昔のことさ 夢で見たんだ…… (作詞・林紀勝、根本要 作曲・根本要) 懐かしいこのメロディー……。 ヒットしたのは大学に入ったばかりの頃。 根本さんの突き抜けたような高音のボーカルと、 サビのコーラスの神々しいまでの美しさに 心底魅了されました。 最近CMソングにも使われ、また頻繁に耳にすることになり 心底うれしいです。 最初の「遠い」を聴くだけで、 「いつか彼らのようになりたい」と音楽活動にのめり込んだ 当時の想いがよみがえります。 スタレビのことは、実はデビュー前から知っていました。 以前にも書いたかもしれませんが、 中学2年の時、 初めて自作の曲をポプコン(ポピュラーソング・コンテスト)に応募し、 あえなくテープ審査で落選した時、 悔しさのあまり「どんな人が審査を通ったのだろう」と グループ全員で地方予選を見に行ったのでした。 東京・中野サンプラザで行われた関東甲信越大会。 そこで、静岡県のつま恋で開かれる本選への出場資格を得たのが彼らでした。 当時は「ジプシーとアレレのレ」というすごい名前でしたが、 およそ「夢伝説」とは違うコミック調の歌で ステージ狭しと踊りながら(確か農作業姿で!)歌う そのパワーに圧倒され 「……こんな人たちにはかなわない」 と落ち込んだ記憶があります。 さまざまな意味で彼らは 歌にかけていた時代の自分を鮮やかに思い起こさせてくれます。 その彼らが「オヤジバトル」のゲストに来るなんて。 気がつけば、そんな音楽への想いをあきらめて就職して20年。 今や私はもちろん、 かつて私と1度でも一緒にバンドやグループを組んだことのある人は 全員この番組の出場資格を得てしまいました(-"-;) ↑あっさり年齢層を明かすこの潔さ(爆) 20年も職場の第一線で仕事をするとは思わなかったけど、 それもたぶん、この福岡で終わりでしょう。 普通に考えると、あと2年もすれば東京に戻ることになると思います。 そしてその時はたぶん、 もはや一線ではなく、管理職になってしまっている。 音楽と同じように夢を持って取り組んできた仕事だけど、 果たして同じような想いを持ち続けていけるだろうか。 最近、そんなことに悩むことが増えました。 ちなみに「オヤジバトル」の番組HPには、 こんな言葉が紹介されています。 <仕事に、家庭に、人生に、様々な悩みや思いを抱えて生きるオヤジたちが奏でるサウンドには聞く人の心をザワザワさせる「何か」がある。プロのコンサートでは決して感じることの出来ない「何か」がオヤジたちの音にまとわりついている。(中略)音楽を心の支えに、それぞれの人生をしっかりと生ているオヤジたち。(後略)> まあ私はオヤジじゃなくておばちゃんなんだけど(笑) 今、当時の仲間と音楽ができたら 突っ走っていた当時とは違う どんな「何か」を奏でることができるのだろう。 ふと、そんな想いが頭をよぎるげそなのでした。 「熱血!オヤジバトル」公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月30日 02時28分13秒
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