「唇よ、熱く君を語れ」 ~渡辺真知子
最近、職場の空気が良くない……忙しすぎるせいなのか上と下の間も 横のつながりも 何となく途切れてみんながたこつぼの中に入ってしまったよう。そしてそれぞれが それぞれの中に鬱屈したものをためているような気がする。ちょっとだけ 上下左右を見回して思いの一端だけでも吐き出してみれば止まった空気は 少しだけでも流れ出すはずなのに、何となくそれができない「重さ」がある。自分自身も その中に入り込んでしまった気がしてなりません。いかんよね。職場だけじゃなくて いまちょっと周りを見回すと日本じゅうのあっちこっちにこんなふうに空気の止まった場所を簡単に見つけてしまうことができそうで……。今よりもずっと非力だった若い頃の方がもっともっと 思いをストレートに口にしていた気がする。壁にぶつかってもことばでそれを乗り越えていたような気がする。あの頃に比べて今の方がずっとやりたいことができる力を与えられているはずなのに、この窮屈さは何だろう。というか その窮屈さの中に自分自身を押し込めて平気でいる自分は何なのだろう。そこでこの曲です。中学時代に初めて聞いた時から、何しろタイトルが好きだったのです。何となく「レ・ミゼラブル」ふうというか革命っぽい匂いもするけど(爆)明るく弾むメロディーラインも魅力的なんだけどね。 唇よ 熱く君を語れ 舞い上がれ 炎の鳥になれ 唇よ あせた日々を朱く 愛にいだかれて あやしくなれる Oh, Beautiful and Free 唇で語れ 明日を (詞・東海林良 曲・渡辺真知子)そうだ。もっと熱い心で私を語れ。明日を語れ。そんな風に私は 自分の唇を叱りつけておきたい……わけのわかったようなわかんないようなことを書きすみませんでした(-"-;)