2010年7月2日(金)13:30 新名古屋ミュージカル劇場 C席2階E列センター
【キャスト】
オペラ座の怪人:高井 治
クリスティーヌ・ダーエ:笠松はる
ラウル・シャヌイ子爵:鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ:河村 彩
メグ・ジリー:桑野東萌
マダム・ジリー:戸田愛子
ムッシュー・アンドレ:増田守人
ムッシュー・フィルマン:青木 朗
ウバルト・ピアンジ:半場俊一郎
ムッシュー・レイエ:田代秀隆
ムッシュー・ルフェーブル:寺田真実
ジョセフ・ブケー:平良交一
男性アンサンブル:天野陽一 伊藤潤一郎 佐藤圭一 瀧山久志
柏田雄史 伊藤礼史 野村数幾
女性アンサンブル:久保田彩佳 園田真名美 梅崎友里絵 旗本千都
暁 爽子 菊池華奈子 榊山玲子 松ヶ下晴美
吉村和花 村瀬歩美 吉川瑞恵 齋藤さやか
前回の記憶を吹っ飛ばす、とっても熱い舞台でした!
観てよかったですー(^^)v
まず、ちょこっとぶりの高井さん♪
22周年のときよりエロくてうれしかったです(*^^*)←そこかよ!(爆)。
というか、この日の怪人は暴走特急でした!
最初からなんだか妖しかったのですが、
ブレーキが壊れちゃったのかドンドン加速してもう誰にも止められない、という感じです。
ちょっと歌が走り気味だったり、歌うというより叫びになったりもしていましたが、
それさえも魅力的な熱さになってて激萌(笑)。
なんなんでしょう・・・・・観るたびに違う表情を魅せてくれるので、
楽しいったらありゃしません♪
友にそんな感想メールを送ったら
「誰だったっけ?高井怪人はあっさり・・といっていたのは?」と言われちゃいました(笑)。えへへ。
でね、そんな高井怪人につられてたのか、
はるクリスも鈴木ラウルもこの日はなんだかすごく情熱的だったの。
だからなのかどうか、屋上の二人のシーンはラブラブ(*^^*)。
そんな二人の姿に怪人は怒り炸裂で、叫ぶというより吼えてました(怖)。
そして「ポイント・オブ・ノーリターン」ではほの暗く、
でもたぎる情熱がほとばしる今までで一番熱いシーンとなってました。
なんかもう一触即発の妖しさと濃厚な空気で、
強引に迫られてるクリスが嫌がりつつも
なぜか離れられない吸引力を感じてるような気がして。
・・・考えすぎ?
単に私の願望がなせる妄想でしょうか(笑)。
そのままなだれこんだクライマックスの3人のシーンは、
クサイ表現ですがまさに「愛の激情」が渦巻いていました。
誰か一人が一瞬でも気を抜けば、
その瞬間命を落とすのではないかという緊張感が半端なく。
それを破ったのは、いつのまにか大人の女性に成長した(せずにいられなかった)クリス。
あのくちづけは、同情なんかじゃ絶対なかったですよね。
二人の男性の全身全霊の愛を知ったクリスだからこそ、
同じく全身全霊で愛を返したのだと思いました。
そして、だからこそ怪人の暴走した愛情を止められたし、
真実の愛も知ったのだと思えました。
二人を解放はしたけれど、
激情がまだまだ色濃く残る怪人の慟哭の叫びが胸に突き刺さりましたよ(涙)。
本当に観るたびに違う舞台です。
まさ魔力のように惹きつけられてしまいます~(*^^*)。
ということで。
『やっぱりオペラ座の怪人は凄い!』
ですね♪