ツアーの前に思い出した面白いQ&Aを追加です♪
Q:舞台での失敗談は?
A:マスカレードの場面。
ここはみんなで「おめでとう」を言い合って乾杯する場面なのに、
初めて出演したとき緊張のしすぎで「おめでとう」といわれて
「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」とみんなに言ってしまったそうです(爆)
もちろんあとでみんなに怒られ、というか総ツッコミされたとか(大笑)
・・・・・うはは~かわゆい~~(^m^)
それからどなただったか?そのマスカレードの大階段は、
一番上は2階席くらいの高さがあると。
だから歌って踊って階段を降りるのは本当に怖くて、なかなか慣れませんとのこと。
コレはみなさん、うんうんと頷いておられましたね。
そしてツアーの順番がまわってきました(^^)v
私のグループのツアーコンダクターは寺田さんと菊池さん♪
寺田さん、とっても気さくな方でちょっとおしゃべり(ま、質問ですが・笑)できて楽しかったです。
菊池さんもとってもかわいらしい方でしたよ。
最初は大きな燭台を間近で拝見。裏側はアッサリしてました(配線とかね)。
次はボート。クッションの柄がかなりオリエンタル調。
「フランスなのにロココ調とかでないんですね?」と訊いたら
寺田さん曰く「怪人は中国風な衣装をきたりもしてますから、彼の趣味でしょう」と。
どなたかお客さんのひとりが、どうやってボートを動かしているのですか?と訊いておられました。
でも寺田さんはにこにこ(にやにや?)しながら「魔法です♪」。と種明かしはせず。
ふふふ~私、知っていますヨ。10年前名古屋で上演されたときの特別番組で紹介してましたから(^m^)
でもここでは教えません(おい)
どうしても気になる方はメールくださればお答えします←もったいぶるほどの答えでもないんですが(笑)
次はオルガン。
これでオペラ「ドンファンの勝利」を作曲したと。
フランスでは左利きの人が多いので、ペンツボも左側に配置してあり、
怪人は左利きの設定(へーへーへー)
楽譜に少し記入してありましたが、
その音譜♪のうえに日本語で歌詞がかかれていてにやっとしちゃいました。
ここまでが舞台上。
その後、上手袖に行くのに、支配人たちのBOX席横を通過。
真横には最大女性7人が一度に着替える衣裳部屋。
衣装がぎっしり並べられていて、姿見が3つありました。
一番短い時間での衣装替えはメグジリーの14秒!!!(@@)
次はクリスティーヌの楽屋部屋。
怪人がクリスティーヌを連れ出す鏡は、客席から見えやすいように斜めに設定されています。
化粧机は、さまざまな小物があります。写真が3つあるのは、父親と母親と、幼いころの自分。
でもみんな落ちたりしないように固定されていて、動かせるのは手鏡とブラシだけだそう。
袖奥には分割されたマスカレードのときの大階段。
一番上に原住民(インディアン風)の人形が。気がついていませんでしたー。
ってか、動いてる人のほうが気になるし。
で、寺田さんいわく彼はみんなに「ボボ」(だったと思う)と呼ばれているそうです(笑)
大階段は分割されて舞台奥にあったのですが、
その階段脇の人形たちの衣装も何気に豪華でしたねー。
そういえば、質問で着てみたい衣装にこの人形の衣装と答えていらした方も♪
また舞台上の戻りますが、今度は格子の裏側です。
舞台終盤、怪人を追い詰めるシーンではかなり上のほうでしがみついたまま出番までちょっと待機してるんですよね。
で、一度に5人が乗るのでその際は結構ゆれるんだとか。
でも絶対動いちゃいけないから大変だって。
動くとあとから「動きましたね!」とダメ出し入るそうです(笑)。
それから、ここで改めて舞台から客席のほうをみたのですが、
想像していたより客席が近いっ!!!
びっくりですー。
特に驚いたのが2階席の近さです。
舞台から見ると、2階席は迫力のせり出しでしたよー(@@;)
まぁこの演目そのものが、
全体が薄暗い場面が多いので通常はそれほど意識しないかな?とも思いましたが、
明るい場面ではしっかり客席も目に入りますね。
そしてカーテンコールではお客さんの顔もハッキリ見えるなぁと。
はい、感動はしっかり拍手と笑顔で届けなければね!と思いましたです(^^)
それから、上を見上げると本当に高さがありますね。
オペラ座は幕も多いですし、それらが全部上空に吊り上げられているサマは圧巻です!
でも寺田さんいわく、名古屋はまだ脇袖の広さがあるからこれくらいだけれど、
京都で上演されたときは袖がせまいのでスペースがなく、
いろんなセットがロープで吊り下げていたそうです。
だから上を見ると大きくて重いものがズラリで、万が一地震とかあったら・・・
なんて考えるとちょっと怖いですよねーとか笑っていらっしゃいましたが、
確かに・・・(^^;)
今度は下手袖です。
「ドンファンの勝利」のベッドが奥にありましたが、小さいですっ!
奥行きほとんどないベット(笑)。
それを横目にしながら向かったのは舞台冒頭「ハンニバル」で使われた象のセットです。
象のセットの裏側(おなかの中)を見せてくださいました。
説明はスタッフの方(女性)です。
象の顔を上げる実演付きでしたが、象の頭ってものすごく重くて、
象の体の真ん中の支柱になっている木の柱で足をぐっ!
と踏ん張って紐を引っ張っているのだとか。
ちなみに紐にその女性スタッフがぶら下がってみせてくださいましたが、
頭はビクともしませんでした(^^;)
それから、舞台ではリハーサル風景の場面ですから、
舞台上からハケル時はそのスタッフが待機している姿(もちろん当時のスタッフ衣装)を
わざとみせているんですよね。
で、それは本当に玄スタッフが入っているそうです。
役者さんじゃないんですねー。
はい、当のスタッフさんに質問して確認しましたよ♪
それから実際の舞台ではそのおなかの中に2人入っていますが、
トランプが置いてあって本当にカードゲームしたりとかするそうです(^m^)
その更に奥はロープが下からから天井に向けて数え切れないほどたくさん設置されていました。
一本一本をそれぞれ操作して、あらゆるセットや幕を動かしているんですねー。
次は「イルムート」で使用するゴージャスな天蓋付きベッド。
横幅はキングサイズくらい?(よくわかんないけど3mはありそう)ですが、縦幅が・・・135cmしかないそうです!
縦横逆じゃん(笑)。
客席からは遠近法で普通縦幅があるように見せていますが、とのことです。
ちなみに寺田さんはこのオペラ座の怪人ではなんと7役!も演じられたたことがあるとか(@@)
面白エピソードでは劇中劇「イルムート」では
ヘアドレッサーとかもやっておられるそうですが、
そのとき伯爵夫人役のカルロッタと、
「今度は豹柄がいいわ♪」とか役になりきっていろいろ会話されるそう。
伯爵夫人は宝石商とは、最初は石の小さい指輪を勧めたら気に入らず、
一番大きいのを選んでご満足~♪だそうです(笑)
聞こえないのが残念ですが、面白いですね~(^^)
ベッドの上に、宝石箱やヘアドレッサーの道具がおいてありました。
それを観ながらだったので余計楽しかったです。
そのすぐ隣にあるのが支配人のオフィスの机。
実物はかなり大きいのですねー。なかなか立派ですし、年代ものの味が出てます♪
このとき、寺田さんが以前はこれを客席からみていたのに、
自分がアンドレ(支配人)役をやったときは間近でふれて感慨深かったそうです。
ご自身は10年前に脱サラ(ええ!?)して四季に入ったそう。
サラリーマン経験があるなんて本当にびっくりでした。
そして舞台真横のスペースは、いろんな小物とかがおいてあります。
寺田さんは今はオークショナーやルフェーブルをやられています。
舞台幕開き前はオークショナーとして真っ暗な中、ここで待機されているそうです。
また、この場所のドアの向こうはロビーに通じているのですが、
このドアから演出家が入ってくることが多いのだそう。
ものすごぉぉぉぉぉーーーーーーーーーく、緊張される瞬間だそう←やっぱり(笑)
ということで、このドアを通ってロビーへ通じるトイレ横の通路へ。
ここでも長椅子の上にも小道具とスタッフさんが待機されてます。
最初のオークションで使われる小道具の数々です。髑髏とか。
あと、「マスカレード」で使われるクリスティーヌの持ち手つきマスクと、
トライデント(ピンクとブルーのドレスでマントもしている)といわれる衣装の女性のマスク。
オークションのパンフレットは、ちゃんとフランス語。
舞台上で出品されたもの以外もちゃんと載っているんですよ、とぱらぱらと見せてくださいましたが読めませんでした(爆)。
ここで菊池さんがおっしゃるには、オークションに夫婦役として参加しているそうです。
そんなとき舞台上では客席には聞こえないのですが「あなた、アレ欲しいわ♪」とかおねだりしたりするそうです(笑)。
支配人のお二人が、舞台袖とかでこそこそ愚痴ったり(笑)、
とかしているのは随分前から気がついていました。
だから前方席(特に下手)に座ったときは耳ダンボにして聞き入っちゃってたりしていたのですよ。
はい、そーゆう発見!?大好きですから(^m^)
でもそれ以上にみなさま役になりきっていろいろされているんですねー。
次回からそんなマニアックな確認作業をする楽しみが増えましたよ(爆)。
以上でツアーは終了です。
ロビーにそのまま進み、また劇場内の自分の席に戻ります。
時間は・・・計り忘れましたが(^^;)、15分くらいだったのではないかなと。たぶん。
私たちの後にも数グループいて、全員が席に戻ってからはプレゼント抽選会でした。
「今」ではなく、
その前の2種類の名古屋のオペラ座の怪人ポスターに出演者のサイン入りで7名に。
最初にいただいたツアーマップの隅に数字が印字してありまして、
主要キャストが番号入りの箱から引き当てる方式です。
当てた役者さんが客席に降りて直接渡しておられましたよ(^^)
笑っちゃったのが種子島さん。
なぜか数字(3桁)を左からではなく右から読んで、みなに突っ込まれてました(爆)。
天然さん?
あと飯田くんがせっかく引いても該当者なし(長時間でしたので途中で帰られた方もいらっしゃいました)。
しかも2度も(笑)。
3度目でようやく該当者がいて喜んでました~♪
最終的には参加者も多いので司会のお二人もくじを引いて計9名にプレゼントされました。
あ。
私?
期待むなしくハズレましたが、それ以上に楽しかったからOKです(*^^*)。
参加者がかなり多かったのでツアーそのものに時間がかかり、抽選会も含め終了したら18:20くらいでした。
1時間半ものイベントになったんですね。
終演後お疲れでしょうに、役者さんもスタッフさんもとっても気持ちよく接していただき、大満足のイベントでした。
特にツアーコンダクターとなってくださった寺田さんとは、ワタクシまったく緊張感のカケラもなくお話できまして(笑)。
なんなんでしょうね?
年齢が近そうで、ま、私よりは年下でしょうが(40前後?)なんだか同級生か同僚とお話しているような気分になりまして(おい)。
たぶんサラリーマン経験があるとか、そういったことをお聞きしたからかもしれませんね。
あと、だーりんず(もちろん複数形・爆)ではない分、
こちらもリラックスしていろいろ聞けたし訊いちゃったのもよかったかな♪
一人参加の気軽さで、結構ずうずうしく常に前方で説明聞きましたから(爆爆爆)。
次回は久しぶりに1階2列目センターでの観劇です(^^)v
初見の友人の反応も楽しみですが、私はマニアックに(爆)、
特に寺田さんにも注目して観ようと思います。
うふふふ~~~。