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カテゴリ:本のあれこれ
小さな子どもを持ちながら、働こうとするとき
もしくは資格取得のために勉強しようとするとき 自分のために使える時間は子どもが寝静まってから… が!!現実はそううまくいかないのが産後ってもの。 寝静まったかと思いきや、そ~っと布団を出ようとするとパッと目を覚ましたり 夜中には何度も、夜泣きやオッパイで呼び出されることも多い。 まして子どもとの生活のなかでクタクタになった自分自身も 寝かしつけたまま、気付けば朝だった!!なんてこともしょっちゅう。 じゃ、子どもが大きくなるまで仕事や勉強はあきらめなくちゃならないの?? 他のワーキングマザーはみなどうやっているの?? そんなことに疑問を抱いていた私は、こんな本を読みました。 フツーの主婦だった著者が『同時通訳になる』という夢を見つけてからの2年間、 一体どのようなステップを踏んでいったのか? タイトルだけを見ると 『どーせ早起きがもともと得意なんでしょ!』なんて思ってしまうけれど もともと『12時過ぎに寝て、7時ごろに起きる』夜型人間だった著者。 おっ!!これは親近感を覚えます(苦笑) この本の中には、子どもを抱えながら働く母へのヒントがギッシリ詰まっていました。 気になったフレーズをいくつかご紹介します。 * 一生を終える最後のときにこの世に残していくのは、 「人にどう見られたか、人にどう思われたか」ではなくて、 「自分はどういうにんげんだったか、なにをしたのか」だけでしょう? 変わらないのは自分だけ。 * 「なりたい自分や行きつきたい目的地を克明に描く」ことのパワーを感じます。 * 何の目的に向かっているにしても、「あせらず、くさらず、たゆまず」 進んでいけるしくみがあれば、自分がラクですし、 きっとその制限時間内に、一番遠くまでたどりつけるでしょう。 * 「目的=こうなりたい自分」が北極星のように力強くこうこうと輝いているとき、 その目的は引力をもち、その方向に引き寄せてくれます。それと同時に、 「後ろから押してくれる」のが、マネジメントシステムです。 * 「始める前に完了時間を決めること」 * 「限られた時間に最大限の見返りが得られるように投資先を決めること」とは 「投資しないところを早めに判断して、潔く捨てること」 * 「ただ情報を入手する」「ただ自分の中で考える」ことと、 「外部に発表するために情報を得る」「自分の考えたことを他人に伝えようとする」 ことは、大きく違います。 * 「何度やってもできるようにならない」と落ち込むのではなく、 「何がいちばんできないのかな?」「それはどうしてかな?何がネックになっているのかな?」 「それを乗り越えるにはどうしたらいいのかな?」…と考えていくのです。 * 「急いでいる自分」でも「寝ぼけている自分」でも「イライラしている自分」でも、 とどこおりなく業務を続けるしくみがあれば絶対にラクです。 * 「人によって見える世界が違う。その人の世界はその人にとっては絶対なのだ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月10日 09時03分52秒
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