|
カテゴリ:社会
大きな地震が能登・北陸地方でありましたが、私のお客様も石川県にあるので、チョット心配していましたが、何の連絡も来ないので、便りの無いのは無事の知らせと、少し安心しています。
その会社は石川県小松市にあるのですが、ある程度精度を要する加工機を私が設計して稼動中なので、何らかの異常があれば連絡が来ると思っていますので、大丈夫だった様です。 被災された方々にはお見舞いもうします。 今日は、この地震でふと思い出したことがあって書いています。 東京都の方針で築地市場が豊洲に移転することが決まっていると思うのですが、豊洲は埋め立て地であり、埋め立て前には東京電力の敷地である部分も含まれていて、有害な物質が工場内の敷地に投棄されていたことが解っていて、かなりの濃度で危険な物質が土中に有ることが知られていると言う。 しかも埋め立てに使われた残土なども汚染物質を含む土が使われた形跡もあるといわれているのだ。 東京都の説明では、コンクリートを表面に打って固めてしまうこともあるので、土がむき出しになるわけでは無いということで安全であるという見解を示しているのだが、専門家の意見を聞くと、土壌汚染の恐ろしさ、危険さを全く理解していない見解だという。 土壌汚染というのは、汚染物質が雨水などの水によって動くこととガス化して地表へ出てくることが必ずあって、コンクリートの割れ目などから、必ず有毒なガスが出てくるであろうし、表層の土を入れ替えても、水によって再汚染が起きるので、表層の土を入れ替えるくらいでは問題は解決しないと言っているのだ。 そこへこの能登沖の地震が起きた・・・・・。 埋立地の地震というので記憶に新しいのが、神戸震災の時の神戸港の埋立地で起きた大規模な液状化現象だ、コンクリートにヒビが入るなんて生易しい物ではない。第一、築地市場ほどの広い面積を、継ぎ目無しにコンクリートを打てる訳も無いから、隙間も出るだろうし、コンクリートを打つ面積の境界部分で、地面は木の葉のように揺すぶられて、神戸港付近の埋立地は液化した埋め立ての土壌が吹き上げて川のようになっていた記憶がある。コンクリートも凸凹になっていた・・・・。 関東大震災は、過去の周期から言って、もういつやってきてもおかしくないという時期に入っているし、有害物質が間違いなくその地下数メートルに大量に埋っている埋め立て地に、こともあろうに生鮮食品の魚市場を作ろうというのだ・・・・・。 コンクリートを打つから安全だと都が主張するなら、東京直下型地震で、豊洲が液状化しないという保証を論理的に示さねばならないし、コンクリートの割れ目など起きないと、証明しなくてはいけない。 そして、土中のガスなどが直下型の関東大震災級の地震があっても絶対出ないことを保証できなくてはならないのではないだろうか。 材木置き場や、コンテナ置き場ではなく、生鮮食品たる魚市場なんですから、そうした危険が最も少ない所に誘致せねばならず、もし豊洲が最適というなら、関東大震災を直下で受けても他の土地よりも有毒な物質などの心配のないだけの充分な措置を講じた後に建設しなくてはならないのではないだろうか? そこで、都側が本当に安全だと言うなら、もし、何らかの有毒ガスや、有毒な水などの被害が僅かでも出たなら、都職員の給料を減らして、給料の分で対策費に当てるというくらいの責任を取ってもらえば良いのではないかと考えた。 関東大地震が起きて、汚染土壌が地表に噴出しても、全て安全になるほどの措置や対策の全てを都職員と都知事などの推進派の給与を削って支出するのです、危険な物質が地表に出たことに起因する全ての補償費を払うのです。 都の責任者が安全と保証するのだから、都民の税金にビタ一文食い込んではならない。全て都職員が貰うはずだった給料を削って対策財源にするのだ。事前に都職員に記名投票を行って、また新入職員にも、入職時に安全と主張するか、危険と考えるかを宣言させ、安全と宣言した者たちの給料から全て必要な対策費をまかなうのだ。 それでも「安全だからそれでやる」と言えない様なら本心は安全でないと思っていることになるわけなのだよ。 都が安全だと言って強行するとしても、その責任を自分の腹が痛む方法で取らないことが前提だからそんなアホな事をゴリ押し出来るんですよ! だから、都職員に安全だと言い切れる人を募って、何かあったら、その人たちの給料を削って全ての土壌有毒物対策をするという契約書を作ってからおやりなさい! 責任ある態度という物はそういうものなんですよ。それぐらい自信が無いならおやめなさいということだ!! もう一度言う、自分の腹が痛む心配が無いから無責任なことを言っていられるのです。 だから・・・何かあったら、自分の腹が痛むやり方で責任を取り、被害が完全に収束するまでその責任を取り続ける覚悟が有るならおやりなさい、無かったらおやめなさいということだよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[社会] カテゴリの最新記事
|