日本の放射線関連の安全基準は原発事故後に大きく変更された。
皆様、飲料水に関する日本の基準は、原発爆発事故後の3月16日までは世界保健機関(WHO)基準相当である1ベクレル(Bq/L)だったが、民主党政府により3月17日から暫定規制値と称し300ベクレル(Bq/L)に変更されていることをご存知だろうか?放射性セシウムの沈着量の分布も10000ベクレル/平方メートル以下は表示していないことに注意しなくてはなりません。(以下参照)1ベクレルという単位は1秒間に1発の放射線と言う弾丸を発射している物質のことと考えれば解りやすく、10kベクレル/平方メートルと言うのは、1メートル四方の枠を考えれば、その枠の底の地面から放射線が1秒間に1万発出ている状態の場所のことですから、人間が1平方メートルに何人はいれるか?ギリギリ10人ほどだろうから、一人当たり1000発の放射線を1秒間に浴びることになるだろう、そしてそういう場所に住むと言うことは何10年間も毎秒1000発の放射線を浴びることになる数字です。上の図でウス茶色に塗られた部分のことですが、10kベクレル/平方メートルとはそういうレベルなのですが、この分布図ではあたかも普通の原発事故の起きる前の安全な土地と同等に扱っているので、0ベクレルと9.9kベクレルが同じ色で塗られていると言う、恐ろしくごまかしに満ちた図であることに気づかねばなりません。以下にYahoo知識袋に投稿された世界の基準と日本の基準、汚染された日本の水のデータを記します(引用元サイトここ)----------1kgあたりのベクレル数(Bq/kg)----------0.111 アメリカの法令基準(水)0.5 ドイツガス水道協会1 WHO基準(水)10 WHO基準(野菜)100 日本の乳児飲用に関する暫定的な指標値(水)170 アメリカの法令基準(飲食物)210 東京都金町浄水場300 日本の3月17日以降の暫定指標(水)370 日本の3月16日までの基準値(野菜)965 福島県飯館村の水道水1,000 WHO基準 ←世界的に餓死を避ける為に緊急時に食べざるを得ない非常事態時の数値2,000 日本の3月17日以降の暫定指標(野菜)8,300 千葉旭市の水洗いした春菊 ←3月26日時点54,100 茨城の水洗いしたホウレン草 ←政府曰く、食べても直ちに健康に影響があるわけではない5,190,000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草3,900,000,000 3号機で作業員の足がつかった溜まり水19,000,000,000 2号機の溜まり水要するに我々日本人が政府から知らされていない事実は、当にそういうことです。もしもWHOの基準に基づいて居住に不適切な土地をこのような地図に描き表すとどういうことになるか想像してください。因みにチェルノブイリの周辺では493ベクレル/kgの土壌での農業を禁止しましたが、日本では5000ベクレル/kgでOKだそうです。それが本当に安全と言うわけではないでしょうが、要するにチェルノブイリ並みの基準にすると農業が出来る場所はあまりにも少なくなりすぎるから5000ベクレルにしたわけです・・・・安全なんて何処かに吹っ飛んでます。薄茶色で描かれた土地の中に1kベクレル/平方メートル以上の土地が大量に隠れていることになるはずなのです。つまり、10kベクレル以下の分布は見えないようにして発表しているわけです。1キログラムあたり5000ベクレルと言うのは、10kベクレル/平方メートルの土地なら5mmの表土を1m四方かき集めると1kg程度だから、そんな数字が出るのではないでしょうか?私の住む市原も1kベクレルまでがわかるように色分けしたどうなるのか恐ろしいほどです・・・。その部分を明らかにすることなく隠蔽していると言っても差し支えないことをしているのが日本の政府のやりかたなのです。チェルノブイリ周辺より10倍も酷い状況まで日本の政府は農地規制をしていないのですから。