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カテゴリ:車・バイク
シフトゲート付近にセンサーを取り付けるという方法は色々と考えられるが、シフトレバーに手を添えながらドライビングすれば、意図しない時にクラッチが切られてしまう様な誤動作も起きやすいはずだ・・・。
それを意識した制御が望まれる訳だが、1速~6速までのポジションにしっかりと収まっている場合はクラッチは動作させないようにするため、それぞれのポジションに最低一個ずつのリミットスイッチを付けようと思う。 そしてそれらのスイッチは、各ポジションのエンド付近にあって、ニュートラル方向へ少しだけ動いた時にスイッチは直ちにOFFになり、信号が切れることで、クラッチを操作させる必要があるという信号になる訳です。 恐らく次の瞬間シフトレバーはニュートラルポジションに達するので、今度はニュートラルポジションにあるという信号が出なくてはならないが・・・。 シフトアップの時は速度を落とさないように素早くシフトしたいはずだから、ブレーキを掛けていないし、エンジンも5000rpm以上にまで上げられている場合もあるはずだし、直後に別のポジションに入れようとシフトレバーが動くからその動きからニュートラルで一度クラッチをつながずに切れたままで次のシフトを許容するようにしなくてはならない。 従ってそのような状況ではブレーキの不使用と直前のエンジンの使い方から速度を上げようとしているという事が読み取れるから、シフトアップしようとしているというふうに判断させるようなプログラムを介在させダブルクラッチを行わないようにする。 しかし、シフトを操作する直前にブレーキを踏んでいたり、シフト中もブレーキが効いていればそれはシフトダウンの為にシフトレバーを動かしたと判断できるため、シフトレバーの操作と、その時の他の条件からシフトダウンをしようとしていることが解るので、ニュートラルポジションに達したら直ちにクラッチをつなぎブリッピング動作の時間を一瞬取ってからクラッチを再び切るというダブルクラッチを行う必要がある。 また、ブレーキ操作が無いとしても、シフトダウンして加速したい時ならばニュートラルでシフト操作が一瞬止まり、そこでアクセルを踏んでブリッピングすれば、次の操作はシフトダウンと判るから、次に一段下のギアに向けてシフトレバーが動き出す瞬間の信号をとらえてクラッチを切り、どこかのギアポジションに到達したという信号でクラッチを繋げば良い。 このようなシフトレバー以外のブレーキやアクセルの状況を条件に取り入れて、誤動作しないようにするつもりだが、ブレーキを踏みつつシフトダウンするようなタイミングでは自動ブリッピングが可能な仕組みを与えたいとも思っている・・・。 それは普通にはヒール・アンド・トウで行うものだが、もし自動でブリッピングが出来ればブレーキがより安定して踏めるためぜひ何とかしたいところである。 次に半クラッチをこの装置で可能にすべきかどうかであるが、リバースでの自動クラッチ動作は除外してしまう方が賢明な気がしている。 理由は、リバースギアでの発進までクラッチペダルで行わないとすると、かなり恐ろしいものになる可能性を感じているからだ・・・。 実際には、1速で停止している場合は、アクセルの開度とエンジンの回転数を考慮することによってクラッチをゆっくりと動作させて発信する制御は不可能ではないため、現実に作って見た時に試行錯誤して、それらの要素と半クラッチの加減を決めるしかないように思えるが、スタートダッシュを自動で決めることまで欲張らない方がうまく行きそうだ。 クラッチペダルを足で操作することをスイッチレスで許容するためには、クラッチペダルを足で操作しているという事を検出する必要があるだろう、特にスタート時にクラッチを足で踏んでいるなら、自動半クラッチには入らない必用があるはずだら、何か良いセンサーを探す必要がありそうだ。 ただ、どうしても必要なことは1速やそれ以外のポジションのままで速度がゼロになろうとした時はエンジンがストールする前にクラッチを切るという動作をすべきであるから、ニュートラルにし忘れた時のカバーの為にもそう言う制御が必要だと思う。 クリープしないMTだからその辺をどう扱うべきかは迷うこともあるが、こうしたオートクラッチに慣れてしまうとどのポジションであっても停止に至るブレーキングを行ってしまえばストールしてエンストに至る可能性があり、エンストを制御で回避してもギアを1速に入れ直さねば次の発進スタートに失敗するので、それだけはドライバーが忘れてはいけない事項となるが、何度かの失敗をすればそのうちそんな失敗もしなくなるかもしれないと思う・・・。 ざっとこんな考えですが、このオートクラッチ装置が実際に完成すると一番便利になるのは左足ブレーキでコーナーに進入しつつシフトレバーだけでダウンシフトして加速に移るという、昔ハコスカGT-Xを使ってノークラッチシフトで峠を攻めたあの走り方が誰にでも出来るようになることでしょうかね? まあ、それが私の本当の目的でもある訳です・・・・。 アクセルを開けつつブレーキを効かすという走り方は、フロントにもブレーキはかかるけれどエンジンの力でブレーキはあまり効かず、駆動のかからないリヤブレーキが普通にかかる為、基本的にアンダーステアなFF車をニュートラルやオーバーステアに持ち込むサイドブレーキ併用走法に近い効果が出る為、サイドブレーキをフライオフ式に変更してサイドブレーキを使いつつ走るよりも簡単にステア特性を自由に変更しながら扱えるようになるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.21 14:04:13
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