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カテゴリ:デジタルツール
下の画像は、さらに製作密度を上げて出力した時のものです。
このように35個もの同時プリントすることも可能ですが、初層と2層目までのプリントが上手く行かない場合もあって、なかなか難しい。 やったことがある人ならその難しさは解るかもしれないが・・・笑。 ブリムという方法ではなくスカートという方法で出力したが、そのスカートはすでに剥がしてあるので画像では見えない。 ブリムと違って、剥がれる可能性は高いがこの大きさならブリムなしも可能と思えたので、スカートを選択して、ヘッドとベースシートの平行感をチェックしてプリントしたのです。 スカートの出力中に微妙なベースの平行修正をするのに非常に有効でした。 それにしても・・・ローエンド近辺の3Dプリンタとしては素晴らしい結果だと思う。 実は一番手前の真ん中にも一個小さな方の造形物があったのだが、初期のプリントが上手く行かずに早期に外してしまったのです。 しかし、プログラムは途中で変えることが出来ない為、吐出高さが、上がっても下にベースがないので、たくさんの糸ゴミを吐くことになるわけです。 しかもそれだけでは済まず、その糸屑が熱せられた吐出ノズルに溶着して他のパーツの造形に悪影響が出るのです。 それを回避する為に、私は3層目と同じ高さになるように0.3mm程度の紙をアラビック糊でその部分に張り付けて、4層目からはそこだけ紙の上に造形をさせて、障害の発生を回避しました。 たった一個、1/36の不具合ですべてをやり直すことをしたくないために採った苦肉の策でしたが、上手く回避できました・・・めでたしめでたし! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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