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2019.07.20
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カテゴリ:ちょっと思うこと




犬が古代より人間と共存できた理由は、猟犬として人の役に立つと言う事や、羊飼いには欠かせないパートナーであったり、犬ぞりを引いたり、ボディーガードの役割もこなしたことなどが理由で、人間にとって役に立つ動物として長い歴史を持っているからだと解ります・・・・。

では、猫はどうだろう?・・・、たぶん猫はネズミを捕って人間の大事な食料である穀類などの備蓄された食料を守ってくれるという大事な仕事を任された歴史があるから、と理解が出来るだろう・・・・。

確かに、古くから人間の傍で生きてきた理由は人の役に立つからであると言うことに疑いは無いが、では何故今の時代、犬と猫が人間のペットとしてこれほど多く飼われているのかそれだけで説明が出来るとは思えない。

ここからは私の推理による仮説です。

私は、犬も猫も彼らが地上で暮らす動物であったこと、そして自分のねぐらをほぼ固定して、一か所に暮らす動物であったこと、そして生態系の中で王者にはなり得ない肉体的な脆弱さなどを持っていたことなどが原因していたと考えました。

彼ら犬や猫の先祖は、より強力な捕食者に狙われる立場で長い時代を過ごしてきたと考えたのです。

たびたび襲ってきた氷河期や、間氷期に彼らは共に自分たちよりは小さく、戦闘力のより低い小動物を捕らえて食料にする生き物だったわけですが、同時に自分たちよりも大きく獰猛な肉食獣に常に狙われていたのです。

その結果彼らの生態は収斂進化し、犬の仲間は集団を作って強力な肉食獣と対峙して命を守り、また狩りもしてきました。
猫は素早い瞬発力と柔軟な身のこなし、高い木に登って攻撃を避けるなどの身体能力を身に着けて生き抜いて来たと考えられます。

彼らにとって最も恐るべき捕食者が彼らが眠っている時間にそっと近づいて来ることを防ぎ得なかったかもしれません。それは犬や猫を捕食する者は嗅覚によって獲物を追跡できる野獣であった可能性が有り、しかも鳥や猿のように樹上で睡眠をとれない肉体的な特徴に進化していた為、夜間に匂いを追跡して近づく猛獣に対し有効な防御手段を得るまでに進化する必要があったはずです。

犬は現在も少し体臭がありますが汗腺が体にあるような種はその匂いを追跡されて食べつくされてしまったかもしれません。そしてマーキング行為は集団として戦う犬の縄張り主張を示し、同程度の危険度を持つ捕食者への警告になっていたとも思われます。

猫に至ってはほぼ体臭と言うものが無いところまで進化を遂げていますから、匂いで追跡されることを犬よりも恐れているように見えるが、匂いが少ないことは狩りをするときに、ターゲットの動物に気づかれにくいという理由が有ったことも見逃せない事実かもしれない。
猫のスプレーマーキングと言う行為は、もしかしたらより大きな豹などのスプレーとよく似た匂いを残すことで大型の肉食獣に対する脅しの意味を込める戦略であったかもしれません。

恐らくそれは彼らが決して大型ではない為、戦いで勝ち残れるほどに身体的戦闘力が無かったことで、強力な敵に夜間追跡されにくく収斂進化したものだと考えてみました。

猫は、その進化の途上、自分の排泄物を土に深く穴を掘って埋め、しかも自分の住処の付近に排泄しないという習性も身に着け、さらに老いた猫は死期を悟った時に、巣を離れて遠くで息絶えることを選ぶのも、死臭を家族のいる住処の周りに残さないことでスカベンジャーに襲われる危険を避けようとする行為であると思われ、結果的にはそういう親猫の家系は生存率が高かったために現在まで生き残ったと考えられるのです。
糞の匂いは死臭に近く、臭気を辿って追跡するスカベンジャー動物を近づけないためにそういう習性を持つに至った可能性も感じるのです。

犬が散歩に出た時に糞をするのも同様な理由であるかもしれず、匂いで強力なスカベンジャーを住処に近づけないための習性の名残であり、排泄後砂をかけて隠す性質は、こうした進化の途上に獲得した習性であったと考えられるわけです・・・・。

そして現在の様に部屋の中でペットと暮らす時代、彼ら犬、猫のそうした習性は私たちの生活形態に実にマッチすることになったとは気づきませんか?もし彼らが猿のように便意を感じた途端に排泄してしまう動物であったら、部屋中に糞尿をまき散らしてしまいます。また鳥も同じです。鳥籠に入れておかねば部屋中場所を問わず糞をしてしまうのです。

犬や猫が人間の飼い主を意識して排泄を所かまわずしない訳では無いことは前に記述した通りであり、多少の訓練で専用のトイレを使わせる事が出来るのも、もともとそういう習性を彼らが持っているからに他ならないのです。

猿などが歩きながらでも排泄するのは、その進化の歴史の大部分を樹上で生活したことに依るはずで、鳥類と同じように樹上から排泄しても彼らの生存に危険を及ぼす事が無かったと言う事の証拠であると思います。

犬も猫もその点で言えば、殆ど地表で暮らす種族であった為、排泄物匂は自分たちの居場所を悟られる可能性が有ったことで、その様な習性を育んだと想像しました。

つまり、犬や猫の持つ排泄の習性が人と共に家の中で場所を規制されずに自由に暮らす上で非常に都合がよかったことが決定的な理由として考えられるのです。





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最終更新日  2019.07.21 16:03:20
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