銀河はるかに

昨日参議院選挙があった・・・。

投票率は50％下回ったと聞いた。

選挙で代議員を選ぶという行為の結果として、選ばれた代議員の国会内の行動により、新しい法律が出来たり、または否決されたりするから、現行法に則った唯一の改革方法は選挙によって自分の望む政策を主張する人を選ぶという事しかない。

それにも拘らず50％以上の人が、そのようにして人選出来る権利を放棄しているのが今の日本の現状という事になるかと思う。

選挙に行かない事への是非を語るのも自由だが、選挙に行かないという事は結果的に白紙委任状を書くことに等しく、選挙に行って投票した人たちの中での数の勝負によって日本の将来が決まって行くことを承認しているという事になる。

選挙に行かない人に対し、行くべきと諭し、それが国民として正しい事のように言う事は正解なのだろうか？私は無理に投票行為を勧める必要は無いと考えるようになったのだ・・・・。

理由はシンプルなもので、国を変えて行く力は選挙でしか得られないという環境にありながら、それを放棄するという人たちは、その選挙権の重みが理解できていないという事も同然であり、大した意思を持ってもいないという事の表れだから、そういう無関心、或いは低理解度の人達に、例えば何か飴玉的なご褒美か何か与えて選挙に参加させたとすると、真剣に日本の将来を憂う気持ちなど無いから、元アイドルとか？ＴＶで顔が知れた人とかを選んでしまったりする可能性も高いし、それはそういう手法で政党の議席を増やそうとする「実に選挙に関心のないタイプの人々を馬鹿にしたやり方」をする政党に利用されるだけになりやすいし、それによって国の方向性が変化するのは日本として好ましいとは言えないと思うからです。

選挙に行かない方々へ・・・、「どうぞそのままで居てください。」選挙にあなた方は不向きです。

日本の現状や将来について「一人の力が無力」とあきらめる方々には、そもそも民主主義を理解する力も無いと解りますから、そんな不見識な人に変な候補者を選ばれたら、本当に日本の将来を憂う人間は困ります！

選挙に行かないことも法で禁止されているわけではありませんから、行かなくても責められることありません。堂々と選挙には行かないと言って良いのです。

選挙に行かずにいることに問題を感じるような精神的な成人に成長した時、しかるべき人に投票に行けば良いのです。それまではむしろ行くべきではないのです。

人として未成熟なので判断力も低いでしょうしね・・・、行かない方が日本の為です。

ついでに言っておきます。

選挙カーで回って候補者の名前を連呼していてうるさいのは我慢してください。

選挙に最初から行くと決めている人たちは、殆どどの政党に入れるべきか、この際誰に投票すべきか、すでに決まっているので、いくら選挙カーから怒鳴っても効果は先ずありません。

あのうるさくしつこい選挙カーからの呼びかけは、選挙に行かないあなた方の次に政治の事が解らないでいる、揺れ動く人たちに向けて語りかけているのです。

最初から選挙に行かないと決めているあなた方を相手にはしていないのです。

あなた方よりほんの少しだけ日本を良くできるかもしれない？という可能性に時間を割くような、ちょっとだけマシな、しかしほぼ無知な人々に対し何とか洗脳的手法でも、投票所に行って名前を書く瞬間に自分の名前を思い出させようという期待で、候補者の名前を連呼しているのです。

我慢してください・・・・選挙に行かないあなた方に対して声を出しているわけではないのですから・・・無視して耳栓でもしていてください。

「若者よ選挙に行くな！」と言う話とは違います・・・・。私にはそこまでするつもりはありません！

「選挙に行かない人はどうかそのままで居てください」と言うだけです…それで良いのです・・・・。

最低限の人格が備わって選挙の何たるかが理解できるまではむしろ邪魔なんです。白紙委任状を書き続けてもらって結構なんです。