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カテゴリ:ちょっと思うこと
自分は71歳を過ぎたいわゆる高齢者に属する為、感染すれば若者に比べれば10倍以上の確率で重症化することが統計的に解っている。
この世代間の感受性の差が言葉にしてあからさまに言えない問題を生んでいるかもしれない。 それは日本の年金機構の過去の資金運用での失敗や杜撰で計画性の無い運営の問題点を浮き彫りにすることになるし、出生率の低下がもたらした若年層の人口の減少が、年金機構にとっては収支の悪化という形になって現れ、人口の減った今の若者が最大人口の団塊の世代の年金を支えるという大きな矛盾を抱えることになっていることがあり、それは日本国政府の失政に負うところが大きいと私は考えている。 出生率の低下により少なくなった若者たちが、巨大な人口の団塊の世代の年金を支えなくてはならないとなれば、給料からの年金への支出が相対的に増えることになると誰でも考えることになるだろう。 それは団塊の世代の我々の時代はたくさんの人口があり、大東亜戦争で戦死者も多く少ない人口の世代の年金を支える負担はさほど重く感じなかったのかもしれないが、出生率の低下で少なくなって行く若者にとっては寿命の延びた高齢社会のなかで数人で支えるべき年金受給者がだんだん1:1寄りに変化して行くという事を意味するから、そこに不公平感を抱いたとしても不思議ではないのです。 そんな時代にあって、70歳代に達した団塊の世代と更に高齢者を狙い撃ちにするような新型コロナウイルスが出現したのです。 日本では新型コロナウイルスでの死者は欧米諸国に比べれば1/100程度でしかないのですが、生産性の殆ど無い、仕事からリタイアした高齢者がたくさん死ぬことで社会的にどんな問題が起きるでしょうか? 例えばウイルスの変異種がさらに猛威を振るって数百万人規模で高齢者が亡くなってしまったとしたら、どんなことが起きるのでしょう? 多分ですが殆ど何も起きず、誰も困らないと思うのです。 もう仕事をリタイヤした人ばかりが死ぬのですから、GDPもほとんど落ちません。 日本全体の消費が高齢者の人口減に伴ってその分縮小するでしょうが、それは遅かれ早かれやって来る高齢者の死期が少し早めに来るというだけなのではありませんか? その代わり、年金機構は大助かりになるでしょう、そして若者たちへの年金負担は和らぐことになるのではないでしょうか? そう考えれば、新型コロナウイルスに感染しても重症化しない若者があえて無警戒に感染し無症状な状態でウイルスをばらまくことになれば70歳以上の年金受給者に多くの感染者が出て、重症化し、死者がどんどん増えると解った時に、そういう重症化しやすい高齢者を新型コロナウイルスから守って長生きして下さいと考える若者がどれだけ居るでしょうか?正直疑問になります。 大ぴらに言えないことですが、欧米の各国の年金機構でも、今回の新型コロナウイルスによって多くの高齢者が狙い撃ちされたように亡くなって、結果的に年金財政は好転することが想像されます。 働かない為に税金も殆ど納めず、年金という純粋な支出を余儀なくする高齢者の存在は若者や壮年の人々にとって疎ましいだけでなく、国にとっても喜ばしい存在とは言えないのでしょうね? 我々の世代の人間が早々に死んでゆくのは既定の事実であり、新型コロナでそれが早まって行くことは残された若い世代の多くの人々にとってはむしろ望ましい事なのではありませんか・・・・?。 日本国の出生率をここまで下げても尚改善させられない政府の無策は怠慢と言える失政ではありませんか?。 人口を減らさずに維持して行ける社会を作ることが日本国の政府にとっては真剣に取り組まなくてはならない大きな問題だったのです。 被害妄想かも知れませんが、私の世代の人間が「早く居なくなってくれ」と思われるのは嬉しい事ではありません。 今の若者たちが高齢者となる時がやって来た時、それは身勝手な考えだったと必ず気づくでしょう。 若者のためにこの地球が存在するわけではないのです。 生きている人間すべてが天寿を全うすることで肩身の狭い思いをすることの無い社会でなくてはならないと思います。 高齢者が早く居なくなって欲しいと、もし若者が思うなら、それは言わば姥捨て社会という事になると思うのです。 国はそんな思いの若者を作らない為にも子供を2人産んで育てることに苦労が無い社会を作って行かねばなりません。 3人目を産めばその家庭の生活は楽なるような仕組みを作って行かなくては出生率は上がらないでしょう。 それは国民によって選ばれた政府が遂行しなくてはならない必須の仕事なのではありませんか・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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