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カテゴリ:世界
「1番・投手」での先発出場は日本時代の2016年7月3日のソフトバンク戦以来1722日ぶり。まず打撃では初回先頭で左腕スネルから中前打を放ち、5回1死では左中間フェンスに直撃する一打を放った。2試合ぶり5度目のマルチ安打。2打数2安打1四球でオープン戦は打率.636、OPS1.836に上げた。
守備では投手として先発して米国に渡って以来の最速164km/hの豪速球を投げたそうです。 言わずと知れたメジャーリーグ大谷翔平の2021年のオープン戦の今日までの成績です。 未だオープン戦と言えばそれまでなのだろうが、それにしても嘘のような打撃成績です、これまで9試合に出場し、全試合で安打を放ち、更に5試合で複数安打を打っている・・・、打率0.636も規定打席にちょっとだけ足りないのですがMLBの隠れ首位だそうですし、OPS1.836という数字のことを言えば1.0なら超一流と言われるものなのだそうですが、なんとその1.8倍以上に達していますからそれはまさに有り得ない数値なのです。( OPS=出塁率 と 長打率 とを足し合わせた値で、出塁率が4割で2塁打以上の長打率が5割の時、0.4+0.5=0.9となる数値です。) NBLでの生涯OPS記録 順位 選手名 OPS 1 王貞治 1.080 2 松井秀喜 .996 3 アレックス・カブレラ .990 4 落合博満 .987 5 タフィ・ローズ .940 6 張本勲 .9334 7 中西太 .9325 8 小笠原道大 .929 9 ブーマー・ウェルズ .927 10松中信彦 .925 MBLでのOPS記録では 順位 選手名 OPS 1 ベーブ・ルース 1.164 (1935年引退) 2 テッド・ウィリアムズ 1.116 (1960年引退) 3 ルー・ゲーリッグ 1.080 (1939年引退) 4 バリー・ボンズ 1.051 (2007年引退) 5 ジミー・フォックス 1.038 (1945年引退) 6 ハンク・グリーンバーグ 1.017 (1947年引退) 7 ロジャース・ホーンスビー 1.010 (1930年引退 ) 8 マイク・トラウト 1.000 (エンジェルス現役) 9 マニー・ラミレス .996 (2012年引退) 10 マーク・マグワイア .982 (2001年引退) 大谷オープン戦のOPS 1.836 (エンジェルス現役) 上の表を見ると、極短期間であり、しかもオープン戦であるから公式な記録にもなりませんが、現時点9試合での大谷のオープン戦の打撃がどれだけ驚異的なものかが解ると思います。・・・しかも彼は投手なのです。 MLB公式サイトでは「2つの任務を担ったオオタニが熱狂させた『彼はフリークだ』」との見出しで記事を掲載。「二刀流のスター、ショウヘイ・オオタニは、万全でありさえすればダイヤモンド上のどんなことでもできるのだと証明している」 また、あらゆるスポーツを熱心に追う米老舗メディア『Sports Illustrated』が、「2021年にチームの命運を握る6人」という特集記事のなかで、「いまのオオタニの才能はMLBでも五指に入る」と絶賛した。 「オオタニはここ数年、本領を発揮し切れずにいた。しかし、今年は違う。いまの彼はゲリット・コール(ヤンキース)並みの剛腕を誇り、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)並みの強打者だ。春のオープン戦で本格開花の兆しを見せているオオタニ。マイク・トラウトをポストシーズンに導くうえで、彼以上に頼れる存在はいない」 怪我をせずにシーズンを通して活躍できることを祈らずにはいられない・・・。 彼は大げさでなく人類にとって「夢」なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.22 17:37:06
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