双子ママの生活 in Seattle

先週の土曜日、ベビーシャワーに行ってきた。

ベビーシャワーというのは、

赤ちゃんが産まれる前の妊婦さんを囲んで、

みんなでゲームをしたり、ギフトをあげたりしてお祝いするパーティ。

この、「赤ちゃんが産まれる前に祝う」というのが

最初はびっくりした。

それも、8ヶ月目とかの結構ぎりぎりの時期にやるもので･･･。

で、3回とも二人目の赤ちゃんを授かった妊婦さんたち。

最初の2回は11月。

両方とも日本人の友達で、それぞれ20人ほどの大きなパーティ。

3回目の先週は、

家族や親戚と友達数名の、わりとこじんまりとした集まりだった。

どの会にも共通してたのが、ダイパーケーキ。オムツのケーキね

こんな感じで、新生児用のオムツをくるくる丸めて重ねて作る。

実際に使ってね☆ということで贈るものだけど、

あまりにも可愛いので、使うのがもったいな～い！

と、たいていの妊婦さんは言いますが･･･。

3回ともゲームをやったけど、

1回目･2回目は、今までやったことのないゲームもあって

本当におもしろかった！！

1回目は、

赤ちゃんや赤ちゃん用品に関する言葉のビンゴとか、

その妊婦さんや妊婦さんの家族に関するクイズで

みんながどれだけ彼女のことを知っているか？！を問うものだったりして

参加者全員、結構熱くなって（笑）、大いに盛り上がった。

問題は例えば、

「このベイビーが作られた場所は？」とか

「R君（一人目･3歳）の現在の婚約者は？」とか、

そこそこ入り込んだ（？）質問だったりして、

あら、そうだったの？！と、新たな妊婦一家の一面を知った感じ。

2回目のゲームも、趣向を凝らしてあった。

選ばれた二人が、赤ちゃんに見立てたぬいぐるみを抱え、

さらには携帯を肩にはさんで話（てるフリ）しながら、

赤ちゃんの下着をひもに洗濯バサミで留めていって、

どちらが多く干せるか、を競い合ったり、

中でも一番盛り上がったのは、

参加者全員が、

「今までの人生での、あまり友達が知らないような

面白びっくりのエピソードや事件を3つ紙に書く」というもの。

妊婦がそれを順に読み上げ、みんなでそれが誰なのか当てる、というゲーム。

「痴漢にあってそいつを捕まえて警察に突き出した」

という勇ましい人もいれば、

「痴漢にあってむかついたから蹴ったら、逆切れされて顔をなぐられた」

という散々な人も･･･。オーマイガーッ！

過去のエピソードを書くんだと思わなくて、

「現在、ノミに噛まれたあとが、お尻に8ヶ所あります」

と、思わず告白してしまった子もいたり、爆笑！

本当に意外な人が意外な経験をしていて、

一発で当てるのは難しかったし、めちゃめちゃ笑えた。勘弁してぇ～っ！

ちなみに私の一つは

「昔ヨーロッパ旅行の時、パリ－ローマ間を飛行機のコックピットに乗って移動した」

というエピソード。

これは当時、一緒に行った友達とおしゃべりしすぎて時間を忘れ、

その便のチェックインがぎりぎりになってしまった時のこと。

飛行機に乗ってみると、私の指定された席に「CREW ONLY」の文字が･･･。

座っていいものか、当時の片言の英語でスチュワーデスに聞くと

いいですよ、というのでそのまま座って離陸を待っていたら、

さっきのスチュワーデスがまたやって来て、ホストのように私の傍らに座り

やはりこの席には座れないという。

「こちらへ来てください。」というので、友達と別れてついて行くと、なんと

そこはコックピットだった！えぇ～っ？！

パーサーとアシスタントパーサーの座っているすぐ後ろの

やたらと背もたれがまっすぐな席に座り、

両斜めアーンド腰の、3本のシートベルトをしっかりと締め、

緊張しながらも、なんだかスベシャルぅ～な気分を味わっていた私

上空で飛行が安定すると、自動操縦になり、

パーサーとアシスタントパーサーがくるっとこっちを向いて

これまたなまりのある英語で話し掛けてきた。

二人ともと～ってもフレンドリーな方たちで、

「仕事は何してるの？」とか「ローマではどこへ行くの？」とか

筆談を交えながら、ひと通り世間話。

そのコックピットからの眺めが、これまたすんばらしく

夜の便だったので月が大きく目の前にあって、

イタリアの長靴型の半島が、

夜のネオンでかたどられていたのであった･･･。トレビア～ン♪それフレンチ･･･

今の厳しいセキュリティ管理化では有り得ない、一生に一度の経験☆

ラッキーでした･･･♪

ということで、

こういうゲームで、友達の意外な過去を知るのも

結構おもしろいもの。

皆さんも、ベビーシャワーならずとも、いかがでしょう？！